劇場公開日 2022年8月11日

「二宮...健???」TANG タング サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5二宮...健???

2022年8月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

萌える

さっき見たのが三木監督作品の「コンビニエンス・ストーリー」。そして、次に見たのが三木監督作品の「TANG タング」。同名でも、正反対な監督2人ですけど笑

という訳で、やってきました、三木孝浩監督monthの2本目です。最近、見たい映画があまりなくて、「今夜、世界からこの恋が消えても」から2本しか挟んでいませんので、時の経ちが早く感じます笑 もう2週間も前か。本作は、ジャニーズ屈指のヒットメーカー(?)、二宮和也主演の映画ということでチェック。それこそ、同監督の「夏への扉」こそ良かったものの、あまりこういうSFものは好きじゃないんですよねぇ。ということで、そこまで期待していませんでしたが、想像以上に心癒されましたわ...。

まぁ、正直なところ「コンビニエンス・ストーリー」とは真逆で、ミスキャスティングな気がします。もちろん、二宮和也の好演は光っているし、満島ひかりや市川実日子もめちゃくちゃいい。SixTONESの京本大我のナルシストっぷりもなかなか上手くて、前半30分はかなりの満足度。

しかしながら、途中から「おろっ?」と思う人が多くて、ちょっと違和感。予告でも薄々感じてはいたけれど、やはり気になる。それは、かまいたち・小手伸也・武田鉄矢。かまいたちは、トップクラスで好きな芸人なんだけど、明らかに浮いている。なんか、三木監督っぽくないなぁと。こういう使い方、しないんだけど。小手伸也も...なんか違う。武田鉄矢は...もっと違う。演出のせいなのかなんなのか、2人ともすっげぇ薄っぺらく見える。魅力ゼロのキャラクター。愛せない。

しかしながら、その分TANGの魅力はこれほどまでかと思うくらいに詰まっている。こんなにも、愛おしくて応援したくなるキャラクターってのはそうそういない。ストーリーに物足りなさを感じる一方で、TANGの言動や行動に心癒され、満たされました。★3.5のうちの4分の3はTANGにあげたい。この映画のいいところは間違いなく、このロボットの活躍です。

個人的には、福岡に来たというのが嬉しかったですねぇ笑 うっすらと見えた福岡タワーは、まさにサプライズ。ほとんど面影はないですけど、そこだけは確認できました。あと、中国の...どこだっけ。あそこの映像も綺麗で美しかったですね。ほかのロボットのビジュアルや、過去の振り返りの映像のぼやけ方もいい感じ。細かい所にこだわりをもって作っている。本作の三木′sポイントはそこですね。

まあ、だけど三木監督の映画では一番ハマらなかったかも...。結構子ども向けのような作りで、割と退屈。原作があるから仕方ないかもしれないけど、ストーリーにほとんど捻りがないのが残念。癒されたから良し!か!

あと、二宮和也が演じるのが健というのは、たまたまですか?わざとですか?笑笑

サプライズ
満塁本塁打さんのコメント
2022年8月13日

返信ありがとうございました。三木 孝浩VS聡 今のところは前者が多作で無難な安定のピッチング(甲子園の時期ですので野球のたとえですみません。)でリードデスね。まぁどうなるかはわかりませんが?池井戸さんは結局は貧乏人を見下している「エリートが全てを左右する。ホワイトカラー銀行員万歳」讃歌なので、観ようか観まいか迷っています。ありがとうございました。\( ˆoˆ )/\( ˆoˆ )/\( ˆoˆ )/

満塁本塁打
満塁本塁打さんのコメント
2022年8月13日

おはようございます😃。コメントイイねありがとうございます😭よろしかったら私の欄もご覧ください。なお、【有料パンフの受け売り】小手伸也さんは三木監督の学生時代のサークル仲間で、縁故採用の模様。小手さん自身もこの役柄のミスマッチに大いに悩んだ模様です。ありがとうございましたよろしかったらご覧ください。
\( ˆoˆ )/\( ˆoˆ )/\( ˆoˆ )/

満塁本塁打
NOBUさんのコメント
2022年8月12日

今晩は。
 ”二宮和也が演じるのが健というのは、たまたまですか?わざとですか?”
 個人的に、笑ってしまいましたよ。
 どう考えても、三木監督と、二宮健監督の作風は合わないと思っているので、三木監督の弄りではないかと思いました。
 (というか、このコメントが分かる人は少ないのでは?)
 では。

NOBU