劇場公開日 2022年8月11日

「児童文学の王道冒険譚。」TANG タング Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0児童文学の王道冒険譚。

2022年8月13日
iPhoneアプリから投稿

二宮くんが好きなので、観ました。
感想
超王道児童文学潭という感じで、良い意味も悪い意味でも期待を裏切らない無難な作品でした。
・物語構成
ダメ人間の健と可愛らしい天然系ロボットタングとの友情を主軸に置いた楽しい冒険映画として楽しめました。
海外の児童文学が実写の影響なのか、一部非現実的な描写もありましたが、コレは近未来の世界なので問題ないという事でいいのでしょうか?
それは別として、物語自体は良い意味でも悪い意味でも期待通りの超王道ロードムービーとしてとても見やすかったです。
2人の冒険の妨害をする敵達も海外アニメで頻繁に見掛ける主人公側の見せ場重視のポンコツタイプの敵で誰でも安心してして観れると思います。
・タングについて
今作の重要キャラクターである、自律稼働型人工知能ロボットのタングが終始可愛いです。背景とも上手く馴染んでいるVFXが素晴らしかったです。
・演技
演技については、今作は俳優陣の皆さん全員が自然体で演じている印象を受けました。今作の優しい世界観には合っていたと思います。
・VFX
近未来の世界観がVFXで見事に再現されていて脱帽です。ドラえもんを実写化をしたらこんな感じになるんだろうなぁと実感させられました。

総評
とても分かり易く優しい超王道感動系SF冒険譚。
タングと二宮くんコンビが終始可愛かったです。

Y K