オールドのレビュー・感想・評価
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これぞシャマランらしさ
なんかもうメイン級ぽい映画はいいんです。Mr.ガラスで続編とかいいんです。
ハプニングだったりビジットだったりデビルだったり・・・こういうシャマランらしいのが観たかった。
普通に面白くて良かったです。
好き嫌いが激しいんでしょうね・・・
楽しかったです。
あ、シャマラン出過ぎて半笑いになりました。
期待しすぎてたかな…
何ヶ月も前から予告を観ていてすごく期待していたので観賞。
設定や最後に解ける謎には文句なしに面白く、ナイトシャマラン監督らしい作品だと思ったが、いくつかツッコミポイントがありそこは解決しないまま終わったのが少し納得いかなかった。まぁこういうサスペンスホラー映画ってツッコミポイントがあってもいいのか…
内容がそこまで難しいないので字幕版が苦手な人でも楽しめる映画だと感じた。
ワンアイデア※ネタバレ有
素晴らしかった。
ここまで怖いとは思っていなかった。
といっても化け物が出てきたりするわけではない。
この映画をホラーたらしめているのはただ一つのアイデアだけ。
「30分で1年分老化するビーチに複数の人間を置き去りにしたらどうなるか」
この老化が早まるというだけで実に様々な恐怖を味合わせてくれる。
一例をあげよう。
物語の終盤愛娘が殺されたと勘違いした母親は子供達(とはいえこの時点で30代ぐらいにはなっているのだが)を追いかける。
その時に転んだりして骨を折る。
このビーチでは細胞が活性化されてるので傷をつけられてもすぐ治る。
すなわち骨を折ってもすぐつながるのだが、変な方向に向いたままくっついてしまうのだ。
これによって異形の化け物が誕生する。
もちろん化け物的なスリラーシーンはここだけなのだが、老化が早まるというアイデアから化け物スリラー方面にも展開できる事を示していて色々可能性を感じさせる。
こんなネタが随所に仕込まれているのだが、中でも僕が恐怖だったのは“妊娠”だ。
物語の中盤。
異変に皆が気付き始めた頃、成長した子供たちが性行為をしてしまう描写がある。(もちろん別家庭間の子供同士でやった事だし直接的描写はないのだが。)
このシーンを見た時僕は「なるほどな。時間が早まるとすぐに思春期が来てこんなムズムズする展開になるのか」と半ばニヤニヤしながら見ていた。
しかし、これが次のシーンで恐怖に変わる。
大人たちが子供にいなくなったことに気づき探し回る。
無事子供達は見つかったのだが、女の子のお腹は膨らんでいた。
そう、妊娠していたのだ。
一年が30分の島だから出産まではあっという間。
ここから修羅場を迎える。
何が起きたかを瞬時に理解した大人達
何が起きたかを理解していない子供達
すぐに出産の準備に入る女性たち
男の子を落ち着かせようとする男の子の父親
現実逃避を始める心の病を抱えた女の子の父親
これから何が起こるのかを理解し怯える女の子
これから何が起こるのかを理解し混乱する男の子
まさに阿鼻叫喚の地獄絵図だ。
前のシーンでの甘酸っぱいフリがきいていたからこそこの地獄絵図がとても恐ろしかった。
普段の世界でもあり得ることがこのビーチでは恐怖でしかない。
本当に脱帽である。
最後になって最初の方での伏線が一気に回収されていく感じもたまらない。
是非見てほしい一作
知識がなくてもやることはやるのね
シャマラン監督の最新作!!
その上、予告でも子供達がいきなり成長する謎のビーチって設定が面白そうだと思い鑑賞。
いきなりオープニングから出たがりシャマランのコメントからはじまります。彼はいつも通り作品の中でもしっかり出演しています。
バカンスかなんかにきた家族とカップルが何組かが選ばれて特別なビーチへ案内され、そこで起こる悲劇たるや。
一体何が起こってるのだろう?って不思議や、突然狂う医師など舞台は小さいビーチなのに退屈しない。
ラストも丸投げせず、しっかりと結末が描かれていたのはよかった。
あのまま終わるのは胸糞悪かったからスカッとしたよ。
子供達のその後を考えるとお気の毒だが。
たった1日のビーチでの人生、悲喜交々の人間模様がとても面白かった。
映画.comの粗筋が微妙に違うのが気になる
しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。
↑
青年になる前に気付いてたけど、、
身体だけ急成長するのではなく、
心や精神も伴って成長していたのが興味深かった。
性欲が湧いたり、思春期になったり、
最後、主人公夫婦は円満な熟年を迎えて静かに死を迎えたり、、
子供達もただ歳を取ってただけでなく、その年齢らしい落ち着きがあった。
細胞活性化だけでなく本当に時間が進むんだろうか、、
オチはまあ納得のいく物で、ラストも腑に落ちた。
傑作では無いけど、、
とりあえずビレッジよりは良かった。
今回だいぶシャマラン監督の出番が長かったですね、、
(゚ω゚) ヒント多すぎ
〝製薬会社がやっているビーチ〟
〝回りを特殊な鉱物で覆われている〟
と聞いて何か製薬会社の秘密の治験を行っているんだなというのはすぐに
想像つきました。予告では歳を早くとってしまうビーチと思いっきり
晒しています。監視員らしき者がわかりやすく見張ってます。
ヒント多すぎです。
オチは製薬会社の長期試験の実験場だったって事。
薬の長期的効果を2日で観察できるという事。
でもそれはおかしい。
コレ絶対におかしくって薬って毎日服薬するものが多く一回飲んで
数十年効果がある薬なんて全くなく理論的に破綻しているストーリーなの
です。超未来的なお話なら別ですが服装や持ち物から見るに現代の話で
しょう。それに沢山の人が犠牲になっている様ですが、そんなリスクを
会社が負うわけありません。製薬会社はコンプライアンスがキツいんで
こんな事出来ません。
『ぷっ、』と笑ってしまいました。
崩れかけた家族の絆が寿命が縮む事で回復するのはとても感動的でした。
むしろこのビーチの謎よりも家族の絆の回復を主軸にもっと描くべきだったのでは?
シャマラン監督はシックスセンスの呪縛から抜け出す日は来るんでしょう...
シャマラン監督はシックスセンスの呪縛から抜け出す日は来るんでしょうか。。
シックスセンスを超える作品はもう期待出来ないでしょうね。
設定は良かった
大枠の、とあるビーチではすごいスピードで歳をとってしまう…という設定自体は面白いと思い鑑賞しました。
内容から行くと、館もののような感じで、脱出するためや、本筋と関わる大切な点で人が亡くなり、徐々に登場人物達の精神が疲弊していくという、親しみやすい構成となっていました。
また、当たり前といえばそうですが、序盤に伏線を置き、ラストで回収するというのもあり、映画として成立はしていました。
ただ、やはり所々根拠やできるできないで、少々疑問が残り、冷めてしまう場面も…。
また、「これ伏線だろ…」とわかりやすい所が、割と重要なものでそこでもガッカリしました。
さらに続けると、時間がすごいスピードで過ぎ去る、これを実感させるための登場人物達の見た目的な変化が惜しいと思いました。むしろここに重きを置いて、あっと思わせるほどの技術を用いることができていれば、光るところとして、映画の評価もついていたと思います。
スリラー、ということで多少残酷、グロテスクな場面はありましたが、直接的な描写は少なく、余程苦手でなければ見れると思います。
登場人物達にストーリーを求め、より深い物語を期待して見る映画ではなく、少し涼しい思いをしたい…や、なんでもいいからとりあえず映画見たい…とかならピッタリではないでしょうか?
また、1つ評価したいと思ったのは細々とした演出ですね。驚かすところは変化を持たせ、しみじみとさせるところはゆっくりと。その加減がちょうど良く、風景を差し込むセンスも抜群でした。
この技術が光っていただけに、脚本などの部分が少し雑に見えてしまいました。
まとめると、設定は面白いが、脚本は少し物足りなさがあり、全体的に惜しい仕上がりに…。
ただ演出のセンスや、あまり人を選ばないという点で全くおすすめできない訳では無い。
見るかどうか悩む人は、特段見るべきとは言えない。また見たいという人にやめとけと言うほどでもない…。と言った感じでした。
どっちつかずで、いかんとも言いがたいですが、個人的な批評、ここまで読んでくださりありがとうございました。
いつもついつい観ちゃうんですが・・・
「シックスセンス」で度肝を抜かれた後、「夢よもう一度(笑)」と見続けている監督なのですが。
この映画も、何を「ネタ」ととるか、何を「オチ」ととるかで、評価が分れる(のかなぁ)。
予告編で既に、そのビーチは「時間の進み方が早い(ようだ)」と触れられているので、
そのシチュエーションに行きつくまでの「何が起きているの?」という謎解き、は無い。
で、では何故「時間の進み方が早いのか?」については、体験している人の「推測」はあるが、
別途製薬会社からの説明(笑)などは無いので、本当のところは不明のまま。
(勿論、現実的には起こり得ないので、本気のこじつけも要らないのだけれど)
で、その「環境」を製薬会社が「利用している」という「説明」があったが、これは「オチ?」
製薬企業も、何故そんなことが起こるのか不明なまま(確かそう言ってた)、
薬剤の長期投与試験(それも人間の)に、極めて有効に活用しているだけ。
「謎の(危険な)ビーチは、製薬会社が秘密に管理していました」が、この映画のオチ?
「悪いことしてたら捕まるんだよ」がオチ? 証拠あるのかな?ビーチに捜査に行けるのか?
何でトシ取るの? 「死んだ細胞には影響しない」なら、死体の分解は進まないんじゃないの?
髪の毛も爪も、生きた細胞がどんどん死んだ細胞になって、押し出してんだよ?伸びるよ?
・・・つまり、そこんところがオチてはいない(謎のまま)ので、モヤモヤしたまま終了。
そこを全く「オトす気が無い」のが、この監督、というのがこの映画の「オチ」?
監督さん、製薬会社に知り合いでもいて、「ヒトでの長期投与試験は、時間がかかって大変」とか
苦労話を聞かされて、それをヒントに「一点突破」でこの映画作っちゃったのかなあ(笑)
シャマラン節が効いてます!
久しぶりにどえらい映画を観た気が。
リゾートで行ったビーチでめちゃくちゃ早く老化していくグレイトフル・デッドな謎解きタイムスリラー。
急に来る怖さはないけれど常に不穏な雰囲気が漂ってて観客側に全く心を休ませる隙を与えてくれない。
こんな緊張感なかなかないよ。
子供が急速に成長したり、身体機能が急激に低下したり。
改めて時が経つという当たり前で避けられないことの恐怖を実感した。
急速に成長することか、身体機能の低下かどっちが怖いかって人それぞれだと思うけど個人的には後者の方が怖いかな。
大切な人の顔がぼやけて見えるようになってしまったり声を聞き取れないようになってしまうなんて絶対にやだ!!
シャマラン映画お馴染みのカメオ出演も健在でちょろっと出るだけと思ってたけどガッツリ出てくるやん!笑
上映前の挨拶しかり本当にこの監督さんは誰にも真似できないユニークなことをやってのけるから好きっすわ。
これからもついていきます!
他作品を寄せ付けない唯一無二の作品
ナイト・シャマラン監督はこうでなくては。独特のカメラワーク、当たり前に訪れる不条理さ。どんでん返しのラスト。本作も毎度のごとくネタバレをしてからの鑑賞は控えたほうが良い。恐らく面白さが7割減位になるだろう。「OLD」は年代を表す言葉だが、今回監督が目をつけたのは、「人の年齢/成長」だ。ビーチに訪れた人々が、次々と成長をしてしまうというとてつもない不条理に襲われる。1日で50年の年を取るため、大人は老いていく一方、子供らはどんどん大人になっていく。人にとっての1日は猫にとっての1週間、ハムスターだったら1ヶ月といわれているが、それとは違う、ある日突然そうなるのだから怖い。
体だけで無く、病の進行等も進むため、命を落とす人間もいるのである。
この謎に満ちた設定だが、冒頭から少しづつ伏線が描かれている為、途中でトイレに立つと要注意だ。そこまでの大どんでん返しというオチでは無かったが、ナイト・シャマラン=大どんでん返しと決め付けるのは良くないだろうか。この状況に置かれた割には冷静過ぎる印象も受けるが、1つのビーチだけで起承転結を確実に描いているのは脱帽だ。ストーリーも間延びする事なく、見応えは十分の珠玉のサスペンスである。また、やはり本作にも監督自らが出演する。これは名物だ。次回作にも期待していきたい。
美しい海岸のとあるリゾートホテル。 ガイ(ガエル・ガルシア・ベルナ...
美しい海岸のとあるリゾートホテル。
ガイ(ガエル・ガルシア・ベルナル)とプリスカ(ヴィッキー・クリープス)の夫婦は11歳の娘と6歳の息子を連れて訪れた。
プリスカの病気と不倫により危うい夫婦関係にあったふたり。
ホテルマネージャの薦めで、家族はホテルから離れたプライベートビーチで過ごすことにする。
彼らとともにそのビーチを訪れたのは、幼い娘と老いた母親を連れたチャールズ(ルーファス・シーウェル)とクリスタル(アビー・リー )夫妻と、看護師のジャリン(ケン・レウン)とパトリシカ(ニキ・アムカ=バード)の三組。
しかし、しばらくすると、先に着いていた有名ラッパーがビーチにいることがわかる。
彼はパートナーを待っているというのだが、程なく、そのパートナーの溺死体がビーチに流れ着く・・・
といったところからはじまる物語で、予告編などで予備知識がなければ、限定空間の密室殺人スリラー、もしくは、血を吸う殺人ビーチの映画かしらん、と思う。
ですが、みなさん、ご承知のとおり、そんなことはなく、このビーチでは、ひとが異常な速さで成長・老化するのであって、そんな異常な状況に巻き込まれた人々がどのようになるか、というのがお楽しみ。
で、「異常な状況下でのフツーの人々」を描くのがエンタテインメント(スティーヴン・キング談)ならば、フツーのエンタテインメントなのだけれど、どうにもフツーでなさそう。
登場する人物の何人かは、フツーでない状況にあるようで、そこいらあたりは終盤まで明かされない。
そこが、この映画の最終的な謎解き・決着の伏線、というのが、実に巧み。
中盤のクライマックスは、プリスカの右脇腹の腫瘍がとてつもない速さで大きくなること。
このままでは死んでしまう・・・ということで、手持ちのナイフでチャールズが開腹切除を行うところ。
傷口は瞬時に癒え、プリスカの病気は恢復する。
へへへ、ちょっと上手いね。
病気の源は切除されたプリスカはフツーの人になり、ガイとの夫婦関係がどうなるのか・・・というあたりに、観客の関心を移すのに役立っています。
結果、ギクシャクしていた夫婦関係が、異常な状況下で修復されるあたり、とても好ましい映画に感じました。
さてさて、異常な速さで成長・老化する「ビーチの謎」が、映画の決着点なんですが、これまでのシャマラン映画では、そこんところの謎解きに観客をリードするところ、この映画では、それをずらしていきます。
つまり、そんなビーチが「出来た」謎ではなく、そんなビーチに「ひとびとが集まった」謎、へと。
なるほどね。
いわゆる、古いタイプのSF映画の手法で、異常な状況は前提であり、そこでのひとびとがどのように、そして、なにを目的として行動するのか、を描くというわけで、最近のシャマラン映画では、よくできた作品だと感じました。
ただし、グラフィックノベルの原作があることが成功の理由かもしれませんが。
着想が面白い
とてもありえない設定だけに、どう展開していくのかが見せ所だと思うので、話をもっと作り込んでほしかったなあ。
皆がセリフで状況を説明する場面は、子供が思いつきで考えた話を見ているみたいで作品を安っぽくしてしまっている。
監督の映画に対する愛情はとても強く感じられて劇場に足を運んでよかった。
落ちは悪くないのに‥
人が急速に老いてしまうビーチでという内容と、監督があのナイトシャマランという事で見に行ったけど‥
この監督の作品は、最後のドンデン返しが魅力と思う。
今回、落ちは悪くないのに、その落ちに至るまでの展開がB級過ぎて‥
全く現実感無いし、感情移入もできない。
何度途中退席しようと思ったか(笑)
この作品を見て、何だこのク○監督って思う人もいるかもしれない笑。
けど、初期のシックス・センスとか、ヴィレッジとかはホント名作なんですよ‥
落ちが無ければ星1だけど、落ちが悪くないので、この評価。
まー、あまり人にはオススメしません。落ちが気になるって人は是非。
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