ラン・ハイド・ファイトのレビュー・感想・評価
全5件を表示
けしてマグカップを手放さないお母さん。
母の霊に取りつかれた女子高生ゾーイ。今日も朝からプラムの相手はいるのかとおせっかいを焼いてくる。どうやら父にもその霊が取り付いてるようで、父は一緒にお祓い(治療)してもらおうと言う。
二人ともいまだに母を失ったショックから立ち直れていない。母が成仏するには自分たちが母への未練を断ち切り前進するしかないようだ。
高校は卒業も間近でみんな浮かれているそんなときに突如校内のカフェテリアが武装グループに占拠されてしまう。
学校を救うために孤軍奮闘するゾーイ、そんな彼女に母の霊は事あるごとに現れて彼女を励ましてくれる。騒ぎを聞きつけた軍人の父も外からの狙撃でゾーイを援護。
ゾーイは見事に生徒たちを救出し、苦難を乗り越えたそんな娘を見て母の霊は成仏するのだった。
劇場鑑賞には物足りない配信で暇つぶしに見るにはちょうどいい塩梅の作品。前半でトイレの天井で一味の女が何を探していたのか主人公が探るシーン。拳銃が隠してあったのを埃の跡で見せるあたりが何気にうまい。
ただ、主人公はなぜ死んだ警官から銃を取らなかったのか、いちいち教室に回るより警報鳴らすのが先だろうとか、犯人側も停電させるのが一番最初だろうとか、お手本の「ダイハード」をちゃんと見てから犯行しろと言いたい。やはりこの辺は所詮高校生だなあと思わされた。
トーマス・ジェーンは最近この手のB級作品しかお声がかからなくなってしまったな。ゾーイを演じた女優さんももう少し華があればよかった。ゾーイに心を寄せるルイス君はとてもいい奴だった。
意図的に共感させていただきます。
『ダイ◯ハードと似ているが、テンボが良くない』と言う鑑賞者がいらっしゃるが、これはまさに『コ◯ンバイン高等学校』で1999年4月20日に発生した銃乱射事件そのもの。
従って、銃乱射とダイ◯ハードが似ているって表現になるが、それで良いのだろうか?
映画の趣旨が違うものでなければ駄目だ。
社会派サスペンスでなければ駄目だ。サイコスリラーであっても駄目だ。何故なら、実際にあった話だし、被害者が実際にいるわけだから、前世紀の話を、社会的分析や犯罪心理学とかせぬまま、銃規制すら実行、解決せずに、こう言った暴力的フィクションを垂れ流す。アメリカハリウッド映画の無責任な態度に腹が立つ。
少女は犯人に向かって『あんたは記憶にものこらないよ』と言うが『コ◯ンバイン高校銃乱射事件』を忘れてしまってよいのだろうか。その後、今世紀にはいっても類似する乱射事件が起きている。短絡的に犯人を殺して、女子高校生が英雄になれば、こう言った事件は数が減り、アメリカは自由と民主主義に改善されたのか?それが、ハリウッド映画のアクションとして見た時に『スカッと』して良いのだろうか?
『銃によって銃を制す。
暴力には暴力を!』
アメリカン髭面ウマシカ男の空気の読めない出鱈目地雷映画と断言する。
さて、アメリカの批評家はほとんど否定的な意見のようだ。うましかな髭面ク◯監督をwikiすると確認できる。確認する事をお薦めする。
残忍注意❗️ 気分が悪くなった。 超能力とかスーパーパワーはない。...
残忍注意❗️
気分が悪くなった。
超能力とかスーパーパワーはない。
安心して見られるほど主人公がすごくもない。真剣にもしもを考えてる。現実的でよかった。
前半、真面目に見るとダメージあるかも。
日本だとこのシュチュエーションはほぼないから、全然危機感なく見れるけど、私はちゃんと怖かった。
アメリカの学生は気軽には見れないんじゃないかな。
警察に連絡が入ったあたりで、用事があり見るの一回中断した。
ここまでは嫌な気分だが見れてた。
見るの再開して、
ロックダウンから続き見てたら気分悪くなった。
なんか、嫌なことが起こるのが予想できて嫌なものを見たくなくて辛くなってくる。
夜寝る前に見てたから心が重くなった。
また中断。半分くらいまでみた。
心が苦しくて。ストレスめっちゃ感じた。
早く主人公無双してくれ、となってた。
後半の半分は全然大丈夫で見れた。
人が撃たれるシーンは心が痛いし驚くけど。
とにかく主人公の行動力と勇気がすごい。
後半はあっという間だった。
キップ拘束して少し話すとこよかった。
敵だったキップが仲間になってカフェテリアに戻ったとこもいい。
死んじゃったが彼には改心する余地があった。人を殺してるから社会復帰はないかもしれないけど、罪に向き合って反省しただろう。殺人じゃなかったら反省してやり直せたのに、ほんと殺人は取り返しがつかない。
助けがすぐに来ない理由として、複数の火災と犯行予告で翻弄するのがあって、映画として一人で奮闘するストーリーにするために考えられてるが、現実で犯人がこういうこと考えてやってきたら、混乱して大変だろうなと思った。
自分がヒーローになるの妄想する人は、この映画でいう後半部分をメインに考えてるでしょう。前半の残酷なのが実際の犯罪にはつきもので、残酷なのをリアルに理解してたら丸腰・生身の自分が勝つ想像できないと思う。
日本は銃が基本ないから格闘メインの妄想ならわかる。
武装集団のテロリストの妄想もしてるのかな。
私は不審者を想定して、殴って逃げるのを妄想したりしたことある。
そういえば、似たもので「悪の教典」を見たときも気分悪くなった。
私はグロいのや派手なのは大丈夫だが、現実的で残忍なのが苦手みたい。
走って隠れて戦う?
あらすじでは何かハイスクール版ダイハードみたいなもんかな?と借りてみたが、ちょい違った。
ただ襲撃犯の高校生たちの不満…そこまでの覚悟があるなら他の手段で報復できると思う。
主役のゾーイは狩猟で動物を撃ち、少々サバイバルテクに長ける程度の高校生で腕っぷしも大したもんじゃない。
ゾーイからしてそうだから、相手も武装高校生で充分盛り上がる。学校での怨みツラみを出した方が物語として良い。
もし普通の高校にテロリストが襲撃してきて政治犯の解放要求とか盛り上がらないし、金銭要求しても包囲されるだろうから成功しなさそうだし。 現実に学校での不満を晴らす生徒の銃乱射事件が起こってるのを考えるとこのストーリーの方が起こりうる話だ。
と書いた通り、ゾーイはギリギリの勝負と運の良さで戦っているので観てるこっちは「もう引き上げていいんじゃない?」と思うんだが、流石に主役は退却しません。
粘って粘って勝つ!
ただ無茶苦茶スカッとはしません。
お父さんの狙撃もお父さんの銃を使った事も、後々どうなったか?その辺が回収されないままだったので、モヤモヤしました。
緊迫感のあるテロリスト物だが、もう少し!
超マイナー公開なのに、満席。まあ、上映回数が少ないせいもあるかもだが、オッサンばっかりで、どうやってこの映画の情報を知り得たのかと思うほどで、同胞が多い?ことにはある意味、感慨深いわな。
走って、隠れて、戦う。テロリストに占拠されたハイスクール内で孤軍奮闘スルー女子高生のお話。
うーん、悪くは無いがもう少し、オープニング等での父親からのハンティングの教えを掘り下げ後半に繋げて欲しかった。
また、犯人側の動機が薄く感じたのと、バタバタと人質が殺されていくのはどうかとも思ったりもする。
主人公がトイレに入った時、犯人は天井で何してたの?
あそこになにか隠してありそれが意味をなすかと思ったら何もなかった。
そして中盤、父親からの狙撃。からの父親の更なる援護を期待したが、逮捕されてしまうし。??
母親の登場はくどかった。
そして、ラスト、オープニングのフリで締めくくるのだが、ああやって殺したら、罪に問われてしまうのでは?と思ったりもした。
★★★
全5件を表示