劇場公開日 2021年8月13日

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「【批評家さんは絶賛の映画のようです!が、私にはよくわかりませんでした💦そこが考えさせられます】」レリック 遺物 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5【批評家さんは絶賛の映画のようです!が、私にはよくわかりませんでした💦そこが考えさせられます】

2023年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

・2020年公開のアメリカのホラー映画。
・母 ケイと娘 サムの2人は、ケイの母であるエドナ(≒おばあちゃん)が失踪したと警察から連絡を受けて、田舎町のおばあちゃんの家に行く。ひとしきり家内を探すも見つからなかったが、数日たつと突然、家の中におばあちゃんが戻っていた。失踪中どこにいたのかも教えてくれず、異様な雰囲気だけが漂うおばあちゃん。まるで何かに憑依されているかのように。果たして、ケイとサムは、そしておばあちゃんはどうなっていくのか という大枠ストーリー。

[物語]
・うーん、ホラーなんですが、設定がファンタジー過ぎるといいますか、ぶっ飛んでいる(地に足がついていない)感じがして、正直共感しづらい部分が多かったです。一族の呪い的な匂いを感じますが、その背景がいまいちピンとこないんですよね。
・オチも「あぁ、そうなるかぁ」という感じでした。

[演出]
・ギリギリのエグさ表現は良かったです。エグすぎて観れないこともないですし、ちょっとエグくすることでホラー感を醸し出してくれます。

[映像]
・際立って感じたことはありません。

[音楽]
・際立って感じたことはありません。

[演技・配役]
・母 ケイ(エミリー・モーティマーさん)と、娘 サム(ベラ・ヒースコートさん)の仲睦ましい感じが素敵でした。年頃のサムと母が描かれると大抵はぶつかることが多いイメージですが、おばあちゃん思いのサムの優しさなど、なんだかいい子過ぎて。この母娘の関係がホラー映画の中の救いのように感じました。

[全体]
・総じて、やっぱり、ちょっとぶっ飛んだ設定に感じてしまいました。ぶっ飛びを感じない、他のファンタジー系のホラー映画と何が違うのか・・・ファンタジーな設定をリアルに感じれる物語運びがされていないことでしょうか?設定ありきで、恐ろしい事象が発生していく×その原因や過程も不明瞭なまま物語は終盤に向かって進んでいく。うん、そうですね、消化不良なまま、次の食べ物を食べる感じです。笑
・だがしかし!です。実は本作品は批評家支持率92%、平均点は7.65点/10点満点のようです。私の見方が悪いだけかもしれません💦
・そういう意味では、「なぜ私は共感できないんだろう」と考えさせてもらえる映画でした。ありがとうございました。

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3104arata