劇場公開日 2023年2月3日

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すべてうまくいきますようにのレビュー・感想・評価

全83件中、21~40件目を表示

3.5明るく死を選ぶ父と、翻弄される娘たち

2023年3月5日
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父の覚悟は揺るぎない。
だからこそ、明るく饒舌に振る舞ってしまうのか?

周囲にこんなに愛されているのに、それでも決断が覆ることはない。

ある意味、人生をかけた生き様の教育のようだ。

どこかで覆らないかと期待してたけど。

ソフィ・マルソーが美しい。
味のある女優さんになったな〜と、懐かしく見ていました。

コミカルに描かれているけど、重い題材。
切ないな。

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ミツバチば~や

1.5期待しすぎた

2023年3月1日
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予告見て期待し過ぎました。

主人公と父親の現在は忌憚なくなんでも話せるって感じだけど、幼少期あんな感じだったのとつながらない。
なにかエピソード入れてほしかった。

人物描写も半端な感じがした。

あの男は何者?
把握しきれなかったのは私が何か見落とした?

一人でいけ?
え?死ぬとき一人?
父本人も娘たちもみんなあっさり受け入れてて、そんなもん???ってなった

安楽死の話になると、何度も突如としてすごい勢いで席を立つ妹。
でも、安楽死に反対してるわけでもなく、なんなんだろう…

外出自由で、寝たきりでも管につながれっぱなしで胃ろう、とかでもなく
孫の演奏会に行き、最期の晩餐も満喫してる人。

スイスの安楽死って、希望者が金払えばOKなの?と思うゆるさ。

何一つ響きませんでした。

映画館で観るのでなく、配信になるの待てば良かった。

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くー

3.5【"終わらせて欲しい・・"自由気儘に生きて来たメンドクサイ父親が脳卒中で倒れた時に娘達に頼んだ事。娘達の葛藤をユーモアを絡ませて描いた作品。フランス人の死生観は、サッパリした感じなのかな。】

2023年3月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

- 85歳の父親アンドレ(アンドレ・デュソリエ)が倒れたと、小説家の娘、エマニュエル(ソフィー・マルソー)に連絡が入り、父親は安楽死を彼女に願う。-

◆感想

・近年、高齢者の生死や認知症をテーマにした映画が増えている。アンソニー・ホプキンスの名演が記憶に新しい「ファーザー」や、「PLAN75」等である。
どの作品も面白く鑑賞したが、テーマ故か雰囲気は重かった。

・今作品は父親の安楽死を巡って娘達が葛藤を抱えながら奔走する姿が描かれているが、どこかユーモアが漂っている。

・一度は容態が悪化したアンドレはスイスで安楽死が決まった為か、どんどん元気になり果ては"孫の演奏会が聴きたい。"とか"エマニュエル夫婦と食事がしたい。"と言って、決行日をどんどん変える。父親の言い分に従って、奔走する娘達の姿も何だか可笑しい。

・更には、途中からアンドレが昔から同性愛者である事が観る側に伝えられる・・。
- で、恋人らしい男が現れる。因みに彼はフツーの太ったオジサンである。そんなこんなで振り回される娘二人の姿が、哀しくも可笑しい。-

・決行日の前日には、警察に通報され(日本と同じくフランスは安楽死を認めていない。場所がスイスであろうとも、娘二人は殺人は殺人幇助の可能性を問われる。)再びてんやわんや・・。
- 本来、父親と娘の最後の日になる筈なのに・・。-

<今作品はフランス人の死生観を、ユーモアを絡めて描いた作品である。
アンドレが"貧乏人はどうするんだ?"とエマニュエルに聞いた時の遣り取り等、ブラック過ぎるぞ!"
 アンドレは人生好き勝手に生きて来たんだから、とっとと安楽死させてやれば良いじゃない!"等と不謹慎な事まで考えてしまった作品である。
それにしても、ソフィー・マルソーさんは実に美しくて、お若いなあ。
そして、シャーロット・ランプリングさんの灰色の眼は、矢張怖いのである。
警察に通報したのは誰だったのかな?あのオジサンだよね・・。>

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NOBU

4.0あのクソ野郎(字幕表現)はなに?

2023年2月28日
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『海を飛ぶ夢』(アレハンドロ・アメナーバル監督 2004年)や『みなさんさようなら』(ドゥニ・アルカン監督 2003年)といった、死期をコントロールしたいと願う主人公を軸に、周りにいる家族たちを描くモチーフは、さまざまな形で描かれる。尊厳死テーマで言えば、日本映画でも昨年話題になった『プラン75』というディストピア作品が記憶に新しい。邦画史的には『楢山節考』に行き着くのは自明。で、本作はその系譜。いまや巨匠呼ばわりされているフランソワ・オゾンが、ゲイにバイアスがかかっていない、真っ当なホームドラマを演出。配給はキノフィルムズ。かつて『8人の女たち』や『スイミング・プール』などの頃はギャガ配給だったことを思い出す。ともあれ、エマニュエル・ベルンエイム(『スイミング・プール』の脚本家)の自伝的小説が原作というから、ほぼ実話なのだろう。脳梗塞で真っ当な生活ができなくなった85歳になる父親が、ソフィー・マルソー演じる長女に尊厳死を望む、という物語。そんな一家の、父が目的を遂げるまでのあれこれが、冷静にスケッチされていく。高齢化が極まった日本では、日常的に『意識』せねばならないテーマだが、フランスの娘たちは、達観してるのか、後半は淡々とゴールへ進んでいく。この妙な冷静さが軽く怖いお話だった。

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t2law

4.5潔いラストが残す深い余韻

2023年2月26日
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泣ける

幸せ

フランソワ・オゾン新境地
尊厳死と家族愛がテーマながら、時にコミカルささえ交えたライトなテイストで描く

フランス人らしい頑固ジジイの最後のワガママ
尊厳死は、父にとって人としての誇りを保つ最後の選択肢
それを理解したからこそ、断腸の思いで父の願いを叶える為に奔走する娘たち

尊厳死の手続きを進めつつ、最後の最後まで父の気が変わることを願い、さまざまな感情に振り回される長女役のソフィー・マルソーが素晴らしい
尊厳死が決まってから、逆に生き生きとして回復も早まる父の姿に一喜一憂し、最後の晩餐だとジョークを飛ばす姿にトイレに駆け込み号泣する

そこに、鬱を患う母、父の元彼、親族が絡んで事態はややこしくこじれていき、まさに、すべてうまくいきますように、と言う気持ちになる

尊厳死が生きる活力になっている父の姿に、人の尊厳、を考えさせられる

感傷的でない、潔いラストも、逆に深い余韻を残して私は好き

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12shiho28

3.5ソフィー・マルソー美しい

2023年2月24日
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hanataro2

3.0フランソワ・オゾンらしさは…?

2023年2月23日
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ababi

4.0その時、このジレンマに立ち向かえるか?

2023年2月23日
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泣ける

難しい

脳卒中で倒れた父が、体の自由がきかなくなり安楽死を望むように。。終わりにしたい父親と、まだ生きていて欲しい娘達との葛藤を描いたドラマ作品。

倒れてしまったものの、その後の経過は比較的良好で生きていくことはできそうな様子の父アンドレ。それでも、その頭の中は早く安楽死をしたい気持ちが占めており、安楽死が合法のスイスに行く日程を決めたいとばかり言っているが・・・。

安楽死・尊厳死を題材にした作品は最近多いような気がしますが、何度観ても難しい問題ですね。
ワタクシも、本人が望んでいるなら・・・とか思ってしまうし、残された物のエゴで生かし続けるのは・・・なんて思っていますが、、、

そうか、気持ちの問題だけじゃなくて色々な壁があるのね。確かに、悪用だって出来てしまうだろうし、命の問題だからそう単純にハイどうぞ、にはなりませんよね。意外にもサスペンス風(は言い過ぎ?)になった終盤を見て、そんな気持ちになった。

それでも、隠しきれない生への希望や、本人のみならず、あらゆる立場にある周りの人々の立ち回りなんかもリアリティがあって、とても見応えがあった。

この題材でいてちょいちょい笑いを入れてくるセンスもグッド。寧ろ後半になるにつれコミカルさが増えていったような・・・(笑)

ちょっと気になったのが、例えば両腕が完全にマヒしている人の場合は、この選択肢はなくなるということなのだろうか?

お気に入りキャラは、序盤の病院で同室になった、同じく脳卒中のおじさん。出番こそあそこまでだったけど、恐らく見舞いの家族などがおらず、あの感じでいて秘めたる寂しさやアンドレへの羨望なんかも垣間見えて、作中一番胸が締め付けられた場面だったなぁ。

最愛の父がそれを望んだ時、自分の気持ちと相反しても人は動き出せるのだろうか?
改めて、人の気持ちと死とについて考えさせられる作品だった。

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MAR

3.5ソフィーマルソーの立ち居振舞いに見惚れていた

2023年2月23日
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自分で己れの始末ができなくなった父に、安楽死の執行を強要される娘
金があっての事だけど
自分の人生を決めるのは神でも自然でもなく、自分であるとする頑固親父
それでも周囲に愛されていた優しい余韻が残る

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すぅ

3.5レストランで食事が出来るくらいに回復して来てるのに、それでも尊厳死...

2023年2月21日
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泣ける

笑える

悲しい

レストランで食事が出来るくらいに回復して来てるのに、それでも尊厳死が認められるんですかね?
自殺が認められてるって事ですか?
家族から見たら、本当にわがままな爺さんです。
いろいろ考えさせられました。
ソフィーマルソーも素敵でした。

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やまぼうし

3.5気が気じゃない!

2023年2月20日
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SAKURAI

3.5安楽死?

2023年2月19日
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yanpaken

3.5原題は「TOUT S'EST BIEN PASSÉ」なので、現在完...

2023年2月19日
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りゃんひさ

3.5死を選ぶ権利があるとすれば

2023年2月19日
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moro

5.0どうして喋っちゃうの!

2023年2月19日
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※星取りは苦手。何か書きたくさせた時点で星5つ!

お父さんに、
人生を終わらせたい、
と懇願される娘の話。

私は一人っ子独身子無し。
晩年に独りで死を迎える確率は極めて高い。
なので、一人で部屋で息を引き取った後、
なるべく迷惑をかけないように、
ということをよく考える。

4年前、
西部邁さんの自殺幇助の報道に衝撃を受けた。
知性のある人の選択に思えたから。
「山中静夫氏の尊厳死」を観た。
苦しみたくないと希望する患者、
それに寄り添う医師の話。

一昨年、
朝ウォーキングのお供のラジオで、
スイスの自殺幇助の形での
安楽死の仕組みがあることを知った。

昨年、
ゴダールさんが
その仕組みを使って逝去された。

いま、何かに悩んで死にたい
ということではないが、
安らかな死を自ら選ぶという
想像をしてきた。
そのシミュレーション
みたいな映画だった。
気持ちの揺れから細かい注意事項まで。
お父さんが実に我が道を行く人で。
見事なまでに。
邦題は「喋りすぎに注意!」
でもいいな、て思うくらい、
あと一歩のところでの
救急車のドライバーとのやり取り、
おもしろかったな〜

最後の段になって、
ちょっとした事件が起き、
家族が一丸となって乗り越える。
絶妙なおかしみ。
これが、ある種の「看取り」になってて、
うまいなぁ
映画だなぁ〜て
胸がざわざわ、きゅーきゅー、
でもくすっと、そしてホロリ。

シャーロットランプリングの母役
たまらなく、素晴らしかったな…

フランソワ・オゾン監督Summer of 85
見逃してるから、観ないと〜

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夜明けの花

3.0思ってた感じと違った

2023年2月18日
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単純

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yokomo

4.01種の感動を与えてくる作品

2023年2月17日
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泣ける

興奮

難しい

初めてこういった系統の映画を映画館で見た。「世界一キライなあなたに」が好きでテレビのCMを見て興味本位で見に行ったが最初から最後までスクリーンにのめり込んでしまった。題材が重たい分終わったあとも色々と考えさせられる映画だった。

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あやか

4.0ソフィー・マルソーを観る映画

2023年2月17日
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知的

ソフィー・マルソーは昔から好きだが、映画を見た記憶がない。見たいと思う映画に出演していないからなのだが。唯一007ワールドイズノットイナフのときは見たいと思ったが見逃したまま今日まできました。この映画を見たのはソフィー・マルソーが出演しているからで内容的にも良さそうだったので。題名もとてもいい。で、肝心の感想はほとんどソフィー・マルソーが出ずっぱりで途中サービスショット的なところも有り、ソフィー・マルソーファンにとっては大満足できる映画でした。年齢を重ねてもとても美しい女優です。尊厳死については選択肢の一つとしてあってもいいのかもしれないが、この映画の場合そこまで頑なに死を選択する動機が伝わってこなかった。最後気が変わって生きることを選択してほしいと願いましたが。。。エマニュエルの父にとってはうまくいったのかなあ。

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ノブ

3.0同室のおじさんの言う通り

2023年2月16日
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鑑賞方法:映画館

「エマニュエルのティーンエイジャー時代、全然似てねーじゃねーかよ。」
ソフィーマルソーの十代のビジュアルは皆が知るところなのでどうしてもそうなるが、十代の頃のソフィーマルソーがやってたら父親との関係が50代の頃とさほど差がないものなってしまっただろう。
記憶なんて所詮イメージということで、めんこくなさが父親に対する思いを表しているのでしょう。

またソフィーマルソーは生の象徴としても描かれているが・・・
目のカスミとコンタクトは何だったんだろう

フランスのように合法的な尊厳死のほうほうはないので、日本人にはちょっとわからないニュアンスはあります。
病院の面接で資産が訊かれるのは、病院というより老人ホームなんかが近い感覚なのかな。

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アモルフィ

3.0タイトルはとてもよいのですが

2023年2月16日
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寝られる

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あすパパ