「死ぬ権利を認めたい」すべてうまくいきますように ぽてちさんの映画レビュー(感想・評価)
死ぬ権利を認めたい
フランソワ・オゾン監督が、何度か手を組んだ脚本家のエマニュエル・ベルンエイム(故人)が書いた自伝的小説を映画化した作品。
小説家の長女が、脳卒中で倒れ右半身に麻痺が残る父の看病をするうち、安楽死させてくれと頼まれる。一度言い出したらきかない父の思いを叶えるべく、スイスの協会に連絡し手続きを進めるが……。
内容は重いが、描写はコミカルな部分もあり楽しめるた。なによりソフィー・マルソーが素晴らしい。父親を演じたアンドレ・デュソリエの演技もすごかった。
国によって制度が異なるが、日本は基本的にNG。そろそろ真剣に考えてくれないかな。
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