劇場公開日 2022年4月1日

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TITANE チタンのレビュー・感想・評価

全204件中、121~140件目を表示

2.5きついくらい強烈な印象

2022年4月10日
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きつかった。

画面を凝視できないくらい、グロくて痛いシーンの連続。
手術、刺殺、自らの身体への自傷行為などなど。
『クラッシュ』の異常性・変態性を思い出しつつ。

お話自体に、基本、意味はあまりないのかも。
事故を起こす前から主人公・アレクシアは頭がおかしいし、事故の原因自体がアレクシアなので、感情移入先としては成立しないキャラクター。
というか嫌悪感しか抱かない。

そんな異常行動する女性を、息子と信じたいノイローゼっぽい高齢の消防士が守ろうとするのだが………
異常を変態で包んだ流れを、真面目に考えても仕方がなく。
好意的に考えたら、聖書のキリスト生誕エピソードをモチーフにしてんのかな? みたいに思うことも可能かもなぁ、くらい。
考えるな、感じろ系だと思いました。

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コージィ日本犬

4.0こんな映画がパルムドールを取るなんて!、もちろんいい意味で。わりか...

2022年4月10日
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しろぶた

2.0そう思わなかった

2022年4月10日
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鑑賞方法:映画館

60本目。
ヒーローもの?いやエロい?
情報入れてないから、頭の中で錯綜。
そっち方面ならウェルカムだけど、良く分らないなぁ。
まさか車とあれしてるのと思ったけど、その思ったままの結果を考えれば、すぐに結論に行きつくけど、そう思わなかったが故の、自分の中での結論に。
そう思ってたら、見方が違ったんだろうな。

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ひで

3.0このイカれた感じはジャンルレス

2022年4月9日
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鑑賞方法:映画館

カンヌのパルムドールって個人的にハズレの確率が高い。フランス映画独特のオチのなさや淡々と進む物語が苦手なことも影響している。それでも本作はちょっとイカれてる感じがしたので観てみることに。
もういきなりイカれた展開。モデル(ダンサー?)仲間の家のシーンはイカれすぎてて少し笑ってしまった。
でもこの先は暴力シーンが控えめ。代わりに、失踪していた息子になりすまして消防士になるというめっちゃ変な展開。ジェンダー問題や母性の問題が絡み、さらにはSF?オカルト?的な要素も入って、いったい何の話?と思いながら、なんとなく感動させる終わり方。なんという力技!
個人的には感動はしないし、なんにもスッキリしなかった。でも、変な映画だったなという強い印象だけは残ってしまった。たしかにイカれた映画だ。でも、やっぱりパルムドールだなとも思った。

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kenshuchu

4.0色んな痛覚を刺激される変態映画

2022年4月9日
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目が覚めるくらいの痛覚を刺激する変態映画だったw
幼少期の車の交通事故で頭にチタンが埋め込まれた女性のかなーり変わった人生の逃避行話なんだけど、
想像を軽々超えた謎展開とホラー並みに色んな痛覚を刺激されてぐったり疲れた。
前作よりショック連続な展開で口を開けっぱなしだった‥かなり独創的だけど、なぜパルムドームとったんだろ‥

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サート

4.0耳を貫くような金属音が全身を駆け巡る

2022年4月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

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唐揚げ

4.0ナイトメアアリー同様

2022年4月8日
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鑑賞方法:映画館

摩訶不思議体験
体は女で心は車好きな男か
新しいパパは二世に殺される運命か
血を黒く描いているところが変に怖かった

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れこほた

4.5やんべえ。

2022年4月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

幼い頃の交通事故で頭にチタンを埋め込んだアクレシアは車へ愛情を感じるようになり、ついには殺人を犯し、失踪事件で行方不明とされている少年になりすまし、その父親と奇妙な共同生活を送る話。

車の魅力に取りつかれた人達を描いた『クラッシュ』や遊園地の遊具に愛情を描く女性を描いた『恋する遊園地』(これもフランス映画)、過去に似たような作品はあるけど、今作が1番機械に恋するとはどういうことか分かりやすかった気がする。

アクレシアの車への欲望ってマッチョ的なものへの憧れと似ていて、多少雑に扱っても壊れない・逃げないかつ、大きな包容力(?)と心地の良い重低音。最後のふたつがマッチョかは置いておいて、これって逃亡先に出会うヴィンセントぴったり。

前半でアクレシアの近くにいる人達は女性や男性でも弱かったりスキありまくりの普通の人達。でもヴィンセントは消防士でムキムキ、過剰なマッチョイズムを持つアクレシアにとっての初めての生き物としての大きな壁。でもそれこそアクレシアが求めてたもので、"先のとがったものを指してもピンピンしてる"完璧な物体だったんじゃないかな。

一方でヴィンセントも息子への少し奇妙な愛情を持っていて、それが上手く女性だけど男性のふりをしているアレクシアとマッチ。お互い本当は噛み合ってないのに、自分が求めるものを勝手に相手に投影して奇妙な絆で結ばれる。そしてたまに「そういうのは好きじゃない!」みたいなのが垣間見えた時の、微妙なガッカリ感がちょっと面白い。

物に愛情を持つってまさにこういうことなんだろうな。自分の嗜好にあった見方をすると、物だからいつでもそれに応えてくれる。全然理解できる感情だなって思った。だって冒頭の車の重低音が心地良いと感じた人はきっと少なくはないでしょう。

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せつこん

3.0痛い痛い痛い

2022年4月8日
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鑑賞方法:映画館

 とにかく痛点が刺激されるから、鑑賞するのにもカロリーを消費する。アレクシアが相手に与える暴力的な苦痛も見ていて辛いんだけど、アレクシアが自分に与える痛みのシーンは、お尻の穴がキュッとしまってしまう。

 前半は、エログロなんだけど、テンポも良くバックに流れる曲も退廃ムードを加速させるドライブ感がある。破滅に向かって一直線と思わせたところで、モードチェンジ。

 ヴィンセントとの親子ごっこが始まってからは、ちょっと退屈な時間が流れる。退屈なんだけど、物語の終着点が気になるので眠気はこない。

 ステロイドを使ってまで老いに逆らうヴァンサンは、男性性に囚われた人間だが、その彼が
母性に目覚めてしまう。死と再生の物語ということになるんだろうけど、ナンセンスの積み重ねで、それを語られても何も感じない。ただ、記憶には絶対残る作品。

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bion

4.5今年一番の衝撃的な作品

2022年4月7日
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鑑賞方法:映画館

狂気の向こう側にわずかに見える希望の光。自責でない狂気を背負わされた人々にも救いがあるのではないかという、ささやかな希望を抱きます。毎日絶望的な情報にさらされていて、皆さんも滅入っているのではないでしょうか。

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ハルヒマン

3.5脳みそがブッ飛んだ

2022年4月7日
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keyton

5.0フランケンシュタインのような映画

2022年4月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

ストーリーはどこかで見たことのある内容をツギハギにして練られている。フェティッシュな映像にサディスティックな演出が施されていて、視覚による傷みが伴う場面が多い。確かに見たことがあるようなのだが、やはり見たことのない斬新な内容はパルムドールを獲るだけのことはある。アカデミー賞の綺麗事だらけのオスカー作品よりも、やはりカンヌのアクの強いパルムドールの方が興味深い。主演女優は全くの新人の方らしいのだが、演出の素晴らしさも相俟って中々のパフォーマンスを上手くこなしていた。今後も期待出来る女優だ。この手のキッチュな映画を私は愛している。

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shanti

3.0何を見たのか未だによく分からない

2022年4月7日
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>頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシア。それ以来、彼女は車に対して異常なほどの執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになってしまう。

…っていうけど、車への執着シーンは言うほどないし、もうひとつの衝動はチタン関係あるのやらないのやら。
話のスジをまともに追うと(一応スジは通ってるとはいえ)おかしなとこだらけで頭痛がしてきますが、そんなんどうでもいいくらいにありとあらゆる濃いインパクトが炸裂してて、結局頭痛がしてきます。なんなんだ本当にこれ。

面白かったかと聞かれれば、いやぁ微妙…って感じですが、なんか「凄かった」のは間違いないです。
ドMのかたはどうぞ。

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克晴

4.0ものすごい存在感

2022年4月7日
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鑑賞方法:映画館

序盤からすごい攻めてくる作品。
エログロや鉄の侵食等にどうしても最初は「鉄男」を感じてしまいました。石川忠のような音楽もそう思わせるのでしょう。後見る前は「クラッシュ」?なイメージもありましたね。
ピリピリとした空気の中で、自身の作品「RAW」とさりげなく関連性を持たせているのがにくいです。
まず前半は随所で痛みを感じるので、観ていて結構力みました。
主演のアガト・ルセルが正に体当たりの演技で、ほとんどセリフはないのにものすごい存在感なんです。これで映画初出演は驚異。
ヴァンサン・ランドンも秘めた熱量が滲み出ており、この二人の狂気の絡み合いが作品の見どころでしょう。
人間性を放棄し死へ進んでいた彼女は、嘘で築かれた歪な生活を経て心を知り温もりを取り戻し、そして最後は愛が生まれる。
これは今年見た中でも、ずば抜けて印象を残す作品でした。
かなり評価が割れる作風なので、是非とも自身で体感してみてください。
かなりの熱量です。

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白波

3.5配信では味わえない

2022年4月7日
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鑑賞方法:映画館

『RAW 少女のめざめ』、日本公開前から評判は聞いていました。しかし、結局私が観たのは配信(自宅テレビ)だったせいか、正直な感想あまりハマれませんでした。ところが同監督、「2作目はパルムドールを獲った」と。そこで「今度こそは」と劇場鑑賞です。
まず一言でいうなら「イカれてます」ね。この後も数回言いますが、このワードは褒めてます。そもそも公式ページにありますが、「頭蓋骨に埋め込まれたチタンプレートが引き起こす[突然変異]。」って設定、なんじゃそりゃ、です。
序盤、主人公の「イカれた彼女」の言動に「このペースでこれが108分続いたらどうしよう、、、」と心配になるほど。観ていて身体がこわばります。そして「あと何人いるの」の天丼についつい吹き出してしまう。極まると笑えるものです。
中盤以降、「イカれた彼女」ですら当惑する「イカれた彼」の登場で様相が変わります。そして、この二人が徐々に歩調を合わせると、観ていて何だか落ち着いたように錯覚します。でも、劇中の第三者たちを通して「いやいや落ち着いたらますます変だから」と思い起こされます。まるで、観ているこっちが中毒起こしているようです。
終盤、もう隠しきれない[突然変異]がどうなるのか、そしてこの二人の運命は。。。108分、私はいったい何を観せられたのか。もうクラクラです。でも多分、これも配信で観てたらここまでハマれなかっただろうと思います。
カンヌ、さすがにお目が高い。

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TWDera

3.5人類の進化。少女は神の子を宿す。

2022年4月7日
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「RAW 少女のめざめ」のジュリア・デュクルノー監督の長編第2作。2021年のカンヌ映画祭でパルムドール。前作もけっこう狂っていたが、本作はもう人類の進化に手を付け始めた。可能ならば、RAWを先に観ておくことをお薦めする。しかし、カンヌってのは、こういう監督好きだよなあ。

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t2law

3.0ガイアの夜這い

2022年4月7日
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映画タイトルの『TITANE』は古の神々“タイタン”を表現しているのだという。主人公のアレクシアは原初神ガイアで、その父であり夫ともなる?消防士ヴァンサン(ヴァンサン・ランドン)は天空神ウラヌスのメタファーであると、ジュリア・デュクルノー自らがインタビューで語っている。

濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』やレオス・カラックスの『アネット』と争ってみごとカンヌ映画祭パルムドールに輝いた作品。幼い頃の交通事故が原因で頭にチタンを埋め込まれたアレクシアが、人間よりもクルマに欲情するという変態性癖ばかりが注目されているが、本作品の趣旨は別のところにあるような気がする。

この新人女優さん、服を着てる時間の方が短いんじゃないのと感じるくらい、映画開始から終わりまでほぼ脱ぎっぱなし♥️なのだが不思議とエロくはないのである。肝心のカーセックス?シーンも、どこがどうなっているかようわからんよう?観念的に撮られていて、この辺りは女流作家ならではの美意識とでもいうべきなのだろう。

自らファンと認めるクローネンバークへのオマージュだろうか、それとも6歳の頃に見て衝撃を受けたという『悪魔のいけにえ』がジュリアに影響を与えているのだろうか、車とまぐわったアレクシアにおとずれるある身体の変化などは、非常にグロテスクに描かれている。もしかしたら作風としてはギレルモ・デル・トロにより近いのかもしれない。

血のつながりのないヴァンサンの息子になりすますため鼻を潰し、胸と○の膨らみをガムテープでグルグルまき、おまけに身体中傷だらけ、穴という穴?からガソリンのような黒い液体を噴出するアレクシアことガイアは、環境破壊しつくされた地球のメタファーなのではないだろうか。そんなアレクシアを息子と信じこむ妄想オジサン=ヴァンサンの職業が消防士という設定も何やら意味深なのである。

異性愛や同性愛、連続殺人と家庭崩壊、マチズモVSフェミニズム等々、今まで普通の映画がテーマにしてきた社会現象やイズム的要素にすべてコメディ演出を施し笑い飛ばしながら、この若き女流監督は問題山積のEUを産んだ始祖オリンポスの神々が戦いを挑んだと伝えられる原初神=タイタンズに精神的支柱を求めているのである。

頻発する自然災害にコロナ禍、そして昨今の世界紛争....このカオス渦巻く地球で生き残るためにはもはや原初神タイタンズにすがる以外に術はないのではないか。若い人たちがそう思ったとしても致し方無い気がするのである。ラスト、ヴァンサンが抱き締める“鬼っ子”が、現在EUと敵対中の“あの方”の分身であるかどうかはまた別の話なのであるが。

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かなり悪いオヤジ

1.0人格崩壊したアレクシアの妄想か?

2022年4月7日
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一言で言ってムチャクチャ気持ちの悪い映画。

ストーリーも謎。初めは頭部にだけチタンを埋め込まれたと見せておいて、何故か身体にも埋め込まれていた。そして車とセックス? 血が黒いオイル? つまり、アレクシアに施されたのはサイボーグ化手術だった・・・??

自分が感じる生理的嫌悪感に忠実に評価すれば、★。

あえてこんな映画を作ろうとする人はほとんどいない、というオリジナリティと、パルムドール受賞作という名誉に敬意を表すならば、★★★★★。

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Tetra 999

4.0ただただ衝撃だった

2022年4月6日
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悲しい

怖い

興奮

ここ最近ずっと生温い映画しか見てなかったなぁと思い知らされた。ズコーンと鉄槌を食らわされた感じ。

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印刷局員

1.0ただただ早く終わらないかなって、

2022年4月6日
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マクラビン