劇場公開日 2022年4月1日

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「正直よさがわからない」TITANE チタン zem_movie_reviewさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0正直よさがわからない

2023年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

おかしな映画がパルム・ドールを取ったということで注目しての鑑賞。でも、この作品の良さがよく分からないままに観終わってました。
・上映館が少ないのも納得。少ないといってももっと少ない映画もありますけど、確実に万人受けはしない。人によっては気持ち悪くなるし胸糞要素を感じるだろうな、と。だが、逆にそこの作り方は絶妙でした。
・交通事故での治療で頭にチタンを入れて~とありますが、チタンを入れる前からおかしな女の子でした。チタンを入れて~の意味は絶対にありません。
・エロ要素が、特に前半、結構あります。ただ、一切エロくないです。いちばん重要なところでは超変態でした。その変態行為からとんでもないことが起こります。生命の基本原則を思い切り無視した展開に突入します(笑)。
・アレクシアを見てHIBIKIを想起しました。HIBIKIをエロく変態にして頭のネジを数本抜くとアレクシアになる感じかなあ。
・今思うと、「父と子」がテーマでしたのね。前半が実の「父と娘」後半が偽り(妄想?妄念?)の「「父と息子」。
・BGMは抜群でした。BGMが主で映像が従の関係に思えました。視覚情報は豊富なんですが、感情に訴えるというところではBGMが圧倒します。
・ぶっちゃけ、B級、C級映画です。断言します。

zem_movie_review