「なんかすごいものを観れるかもしれない、という期待」TITANE チタン 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
なんかすごいものを観れるかもしれない、という期待
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モーター、交通事故、手術、退院した少女、頭の傷、車に擦り寄ってキス、タイトル。成長した少女か、頭の傷。もうオープニングから引き込まれてしまう。
描写がなかなか痛々しく、画面から目を離したいが離すことができない。
逃亡するまでの前半は犯罪物みたいでテンポもよく引き込まれたが、キリスト教的なものもギリシャ神話もDNAに刷り込まれていない身にとっては、後半は少し置いていかれたか。見せたいのは後半なのだろうが。
チラチラとレビューをみて、なんかすごいものをみれるかもしれない、と期待して観に行ったので、ハードルを上げすぎてた。
平日の昼間の割に結構観客入ってた。みんな怖いもの見たさなんだな。
内容とは関係ないが、食べ物美味しくなさそうだし、街は汚いし、男はバカばっかりだし、今の若い人たちはフランスへの憧れなんてないだろうな。
天井桟敷の人々やパリのアメリカ人やアメリや、、、
高貴でお洒落でロマンチックで、みんなが憧れていたフランスが懐かしいな。
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