「露版ねこバスに始まりねこバスに終わる映画」インフル病みのペトロフ家 らま+たんさんの映画レビュー(感想・評価)
露版ねこバスに始まりねこバスに終わる映画
初めの120分は熱と狂気に満ち溢れた言わば現代版『不思議の国のアリス』、ペトロフin Wonderland!!
次から次へと現れる何だかちょっとクレイジーなヤツらがまさに白うさぎを追いかける最中にアリスが出会った面白キャラたちのようで。
突然現れ突然終わるシーンの連続に一貫性がなく、一つ一つの意味も自分には理解出来ず、全体的に狂気が少々カルト染みてるのかな?と思いながら観ていたけれどラスト30分ではそれらに全て繋がりがあったと気付かされ、猛烈なスピードで伏線回収に近い形でストーリーが畳み掛けられていく……。
最後のマッハ速度は予想外だったため乗り遅れた部分があり、自分の中で消化しきれなかった箇所多数あり。
だからもう一度観たい!と思ってしまう(←これが作戦か!?)
もう一度見る前には第二次世界大戦後のロシアの歴史を勉強し直してから観た方がより楽しめそうだな✨✨✨
あのバスはねこバスだったのか……
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