「性愛トライアングル+1」パリ13区 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
性愛トライアングル+1
アフリカ系イケメン青年、華僑のドラ娘、メンヘラ系女性の3人が織りなす人間模様。モノクローム映像のバックでは、シンセを使ったスタイリッシュな音楽が流れる。睡眠導入系アート作品の匂いがプンプンするが、なかなかどうして、ずっと興味が持続するし、先が読めない。
ジュテームの国だけあって、セックスと愛情の使い分けが皆さんハッキリしてらっしゃる。日本人の僕には到底吐けない言葉も堂々と言ってのけるあたりは感心してしまう。
第二幕の冒頭でオンラインセクシータレントが強烈に登場する。この強烈さがフリになって真のジュテームとは何なのかを考えさせてくれる。そして、なぜか心が癒されてしまった。
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