「構えて見たけど大丈夫でした」わたしは最悪。 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
構えて見たけど大丈夫でした
トリアー家とは相容れない私。でも何だかやけに評判良いのよね。アマプラだしイヤなら見るのやめればいいし、と自分に言い聞かせて見始めました。もちろん懐疑的に。でも何分経ってもあの家系特有の厚ぼったいめんどくさい鼻につく「こちらはアートやっておりますので」臭がしてこない。なんならグレタ・ガーウィグかと思うほどの軽やかさ。この年代の女性の描き方も見事。若い女の子は、男の子もなのかな?理由もなく別れるよね。理由もなく仕事も辞める。もっといいものがあるかもしれないと思うからなんだろうね。耐え難いほどの問題がないならそのまま続けたほうが良いよと年寄りは思うのだけど、その年寄りの冒険しなさこそが若者が嫌うものなんだもんね仕方ないよね。アクセルはそこを見誤ってた。本人がどんなに大丈夫と言おうともやっぱり年齢差カップルは年下から離れていくんだよ。だって彼らには次があるんだもん。置いていかれる年寄り側は本当に憐れ。いやー素晴らしかった、トリアーさん疑ってスミマセンでした。
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