「わたしは最悪。なのか。そうでもないのか。」わたしは最悪。 yukarinさんの映画レビュー(感想・評価)
わたしは最悪。なのか。そうでもないのか。
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面白かった
もしかしたら、合わないかも、と思ったけれど、そんなことは全然なかった
あと、冒頭に、プロローグとエピローグと12章があると説明が入るから、観てて、メリハリがあった
自分の人生の選択に迷うことなんて、たくさんあるはず
選択するときも、選択した後も
結局、何者にもなれていないように感じることも普通にあるはず
長年付き合った相手とのあいだのズレ、感じる違和感、そんなときに別の相手への想いが芽生える、それもまた起こり得るはず
ユリアが我が儘なわけでも、タイトル通り、最悪なわけでもなく、それを描き出しただけのように思えた
後半に予想してなかった辛い展開があり、彼女の人生はまた動く
そして、迎えたエピローグ
何者かになったようにも見え、手に出来たはずのものを取りこぼしたようにも見え、何とも言えない気持ちになった
ユリアでなかっただけなのか
そういうご縁だったのか
そして、これもまた、現実にもあることだよなと思いながら
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