「娘と父の関係性の変化」フラッグ・デイ 父を想う日 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
娘と父の関係性の変化
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娘と父の物語。
実際も親子である2人がそれぞれを演じる。
娘からみた父親、家族との関係性を史実を元に映し出す。
娘の成長につれ父から娘への愛情の変化は起こらないけれど、娘はみえる景色の変化と、幼い頃わからなかった父の暗部に触れることで起こる娘の成長物語。
父の暗部には受容できる部分とそうでない部分、娘には知られたくない父の葛藤と昔の様に大好きな父親でいたいという願望など、どうしようない父だけど娘に対する愛情だけはブレないものを感じられた。
倫理観というより娘に対する普遍的な愛情を描きつつ、娘と父との関係そして家族を、人間のもつ暗部も含め丁寧に描くことで愛情にまつわる物語として描き切ってる。
人間くさい物語でとても良かった。
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