「燃やす男」フラッグ・デイ 父を想う日 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
燃やす男
1992年に偽札事件を起こした父親との想い出を娘視点でみせる話。
1992年6月父親の偽札事件のことで警察と話しをする娘から始まり、1975年にさかのぼってそれまでのことをみせていく展開。
人を直接傷つけたりする様な暴力的なところがある訳ではないけれど、借金して事業を試みては失敗し、借金まみれになり姿を消すという典型的悲しきダメ人間な父親。
さらっと流している感じではけれど、詐欺行為もしているしね。
そして荒んでしまっていたり、娘を守る様をみせない母親との 確執もありつつの、父親との暮らし、特に黒髪時代はなかなか来るものがあったけれど…。
結局、中途半端な器用さとプライドを持ち、いつまでも成長出来なかった生き方が不器用な父親という感じ何でしょうかね…。
妙に浸らせる様なシーンがいくつかあったり、テンポがあまりよろしくなかったけれどなかなか面白かった。
コメントする