「女子修道院に図書館はないのか?」ベネデッタ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
女子修道院に図書館はないのか?
シャーロット・ランプリングがとても良く彼女ならではの表情と眼差しの演技が素晴らしかったです。そしてランベール・ウィルソンは、今でもカトリックの偉い人達の中に居そうだなあ感が半端なくて適役でした。
教会や修道院の中での男性間の性関係、男の子に対するカトリック聖職者による性的虐待(これは絶対に許されない)などはよく聞くし、この映画でも教皇大使は三人目の子どもを孕ませている(と理解した)。親鸞みたいに希望者には妻帯OK!とか、現代なんだから男女問わずパートナー居ていいよを出す教皇は現れ得ないのかなあ。プロテスタントではまるで問題ないのに。女性間の性関係は記録にもあまり残っていないようだがこの映画のおかげで実際にあったことがわかった。ランプリング演じる修道院長に「娘」が居るというのも不思議だった。それが権力闘争でも力をふるっていたのが面白かった。
COVID-19で私たちはペストやスペイン風邪の歴史を改めて知ることになった。そしてヨーロッパでのペストの脅威と恐怖をこの映画で目の当たりにした。神を信じることができなかった、「幸福」という名のフェリチタ修道女(ランプリング)は最後に身をもってペストから町を守った。
奇跡とか聖痕などはみんな自作自演なんだろうか?たとえ嘘でも信じたい人は信じる、位にしか私にはわからない。
度々・・。
コメント有難うございます。
私は、元々小学生以来病気をしたことが無いのですが、流石にコロナ禍になってからはワクチン接種を先日6回目をしてきました。(副反応が心配でしたが、一回目の時に少し出ただけで大丈夫)
更に社内の(小学校で流行っているようです。)幾つかの職場で蔓延したインフルエンザの予防接種も2週間前にしました。
現場で、指導する立場なのでそこは、社会人としてキッチリしないとな!とは思っています。では。
有難きお言葉、痛み入ります。
今晩は。
今作、劇場で観たかったのですが私の居住区では殆ど掛からず・・。
で、昨晩鑑賞したのですが、仰る通り濃厚でしたね
ポール・ヴァーホーベン監督って、ホント製作作品にブレがなくって凄いなと思いました。あとは、シャーロット・ランプリングさんの灰色の瞳は唯一無二だな、とも思いました。「愛の嵐」で吃驚し、「さざなみ」で更に驚いた、今後このような女優さんがでてくるのかな・・。では。