「空の遭難。絶望感をもっと分かり易く伝えて欲しい」元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
空の遭難。絶望感をもっと分かり易く伝えて欲しい
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パイロットが急死した小型機に残された男女二人の苦闘を描く物語。
邦題はふざけていますが、それなりに楽しめた作品でした。
小型機に降りかかる苦難。それに対してアイデアと決死の行動で対処する二人の姿は、緊迫感溢れるものでした。
出発する島の概要を事前に明示出来ていれば、もっと良くなったかもしれません。「島がここで、目的地がどこで、コースから外れてしまうことが凄く危険で・・・そんな危険な状況で彷徨っています・・・」が分かれば、より説得力も感じ、緊迫感を覚えることが出来たように思います。
あと、個人的に、CGのアクションに魅力を感じずらいのも、残念に思えるところ。ふた昔前なら、実際にスタントマンが上空で演技をするのでしょうが・・・今は難しいのかな。
また、ラストは海嘯に不時着して、海でのサバイバルに切り替わりますが、これは蛇足のように感じます。空でのサバイバルと比べて、海では殆ど尺が与えられずどうしても中途半端。そして、船舶が通りかかり救助されるのも、何のアイデアもなく中途半端。
セスナに挟まれた状態の男性を、主人公が助け出すところで終わらせておけば、もっと良い余韻で終われたように思いました。
私的評価は、普通にしました。
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