「島民みんながサイコ❗️完全ネタバレ‼️」ノイズ アローさんの映画レビュー(感想・評価)
島民みんながサイコ❗️完全ネタバレ‼️
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前科者を観たばかりです。保護司になるには覚悟が必要だ。作品の冒頭、出所したばかりの元凶悪犯があっという間に保護司を殺す。雑でしたね。あれだけ危ない奴は、まず娑婆に出る許可は出ないでしょう。原作がそうなのだから仕方ないけど。そして、その凶悪犯がまさに最初のノイズとなって閉鎖された島の平穏を壊していくお話。それに関わってしまった3人の男。圭太(藤原竜也)。純(松山ケンイチ)。真一郎(神木隆之介)。この3人の一流の演技がこの作品を引っ張っていく。隠したいもの、守りたいものが複雑に絡みながら、どんどん死者が増えていくカオスな展開。その度に増えていくノイズ。圭太が島民の多数を関わらせて、口止めしていく。土下座であっさり。ここら辺が、閉鎖的な島の人間関係を表している。しかし、結末はどうなるのかラストまで分からなかった。まさか、首謀者が純(松山ケンイチ)だったとは。彼が、幼い頃から圭太のことをノイズと感じながら生きてきたのでしょう。部屋の壁一面に圭太の妻の加奈の大量の写真が貼られているシーンを見て「アンダー・ユア・ベッド」という作品を思い出した。しかし、幼い頃からの嫉妬からの復讐にしては時間がかかりすぎているし、今回の凶悪犯を島に呼び寄せたのが純(松山ケンイチ)だったら、この作品は東野圭吾作品に通じるサスミス作品になっていただろう。ノイズ(雑音)は耳栓では防げない。
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