「恥ずかしながらじゃない方」ONODA 一万夜を越えて 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
恥ずかしながらじゃない方
ぼんやりと横井庄一と混じってしまうくらいよく知らない小野田さん。映画は面白かった。長いけど長い潜伏生活を描いてるんだからそらそうなるよね。ただなー士官学校時代の歌のシーンあれ重要でしょ?今どきの日本人若手俳優ではあんな歌歌ってもうわっすべりするわな。あの歌は映画の中のキーアイテムなのに見てるだけで恥ずかしい、それに耐える謎のシーンになってしまったよ。そして事実に文句言っても仕方ないのは百も承知だけど、小野田よーバカ正直もたいがいにしなさいよ。あんたのせいで何てことなく帰ってこれたはずの二人が死んでんだよ。二人の遺族にどの面下げて会えたんだよ。いつの時代も柔軟性のないヤツは困るって大テーマを読み取りました。
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