「梅を切れない訳を確かめに映画館にお越しくださいな」梅切らぬバカ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
梅を切れない訳を確かめに映画館にお越しくださいな
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿。と、口癖のようによく言っていた母がシルバー人材派遣の植木屋さんを呼んで、桜を根本から切らせたときは「え~?」って思いました。
梅の木はどんどん枝が伸びるので、早め早めに切らないと大変なことになります。梅の木は一本だけでも実はなるとずっと思っていましたが、越してきた一家の父親(渡辺いっけい)は最初からなんだか小難しいことを言ってましたね。
やっと実がなるようになった柿の木をまたまた植木屋さんを呼んで、違う場所に移させた時も「えーっ?」って思いました。柿の木は見事に枯れました。そんな悲しい思い出があるアタクシですので、つい気になって、シネスイッチ銀座に観に行きました次第でございます。ほぼ、私よりご高齢の方ばかりでしたが、90歳以上のご夫婦?が観に来ていらっしゃいまして、ほっこりさせていただきました。
加賀まりこ様はずっと怖~いイメージが強かったのですが、優しかったですよ。占い師、なかなかいいことおっしゃっていました。あれっ、見たことある若い女優さん。カメ止めの真魚さんでした。忠さんをホームに入れてから寂しさのせいでペースが崩れてしまう珠子さん。たった一人の息子ですもんね。
この映画を観て次の日、「んー、んー」と言いながら、仕事してました。影響されやすいんです。
忠さんたちの風呂上がりの一杯はCALPISでした。今夜は缶ビール🍺やめて、CALPISにします。あー、でも、梅酒に使った焼酎の残りがあるから、CALPISの焼酎割りにしてしまいそう。人間はそうそう変われないけど、いいじゃありませんか。
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