機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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人は変わらない、変われない。
みんな変わらない。
同窓会のような作品。
ラクスクラインに出生の謎こそが、あの超カリスマの原因とは。
機体も見方機は懐かしさいっぱい例外的に出たズゴック、そしてドラグナー。アラフィフにはたまらない。
観てて飽きのこない展開だけど。おっちゃん最近の戦闘、情報量が多すぎて、疲れる。
2時間で深い内容の起承転結は無理
キャラアニメとして、少しギャグ要素を入れて、お色気もいれて、というコンセプトで作られた新しいファンを取り込みたいのではなく既存のファン(Seedだけではなく、ガンダム全般)を楽しませるという作品だと前提するなら、十分な需要を満たしている。
戦争・戦争とストーリーを突き詰めると、オルフェンズのような救いようない漢なストーリーになってしまう。映画は娯楽という考えがあるのかなぁ。
ただ、反発している層(キャラの心情が…、敵キャラの背景が…、メカの設定が…)にも配慮するならメディアミックスで登場人物の背景や心情をメカの設定などを書いた小説版を発売するけどな。それが映画の先がいいのか後がいいのかはわからないけど。
キラ陣営から戦争終結への解決案は提示されず。
最終シーンの総括会話
タオ「平和だ平等だと口にしながら他者に変わることを要求し、消して自ら変わろうとしない
目先の損得や思い込みに取り憑かれ足を引っ張り合う、みな愚か者だ」
キラ「そんなことは無い!」
タオ「導くものが必要なのだ
この分断と流血の歴史を終わらせるそれが我らが産まれた意味だ」
ラクス「人は必要(意味、目的)から生まれる訳でなく
愛(他者に対する慈しむ心、そう望んだ結果)から生まれるのです」
個人的見解を含めた要約----------
タオ:相手への妬み嫉み憎しみを持つのが人間。故に戦争が止まらない。だから完全に管理された世界、愛をも決められた世界へ導く。それにラクスが私を愛するのが役目、全うして欲しい。
ラクス:定められているから愛するのではなく、愛しているからそう定めるもの。
人から自然に芽生える愛(自身がそうしたいと言う想い)なくして何が人間なのか。
導かれた世界は愛のない(望みが叶えられない)世界。
それは最早人間の世界とは呼べない。
それにどれだけ進化しようと貴方達も人間、愛し愛される役目を持っていなくても自然と愛してくれている。
しかもすぐ近くで。
(青髪アコードがタオを抱きしめる)
結局アコードでさえ人間であると言う本能、定められていない相手を愛してしまっている
これが答え
--------------
戦争終結に向けての考えは漠然としていた。
今作は平和へ向かうと言うより、そんなやり方間違っているから止めなよ!と言うお話。
あとタオから提示された人間の悪い部分へのアンサーがキラの「そんなことは無い!!」の否定だけだと腑に落ちないなぁ。
せっかく現代社会の問題に通づる言葉だったから、キラの見解を聞きたかった。
せめて「そうかもしれない、だけど!」にして、人間の悪い部分は理解しているけど、だからと言って愛のない世界は違うだろってニュアンスの方がよし
個人的にアコードの弱点が母親に言われたから役目を全うしている、故に幼く感情的で人間としての経験値不足と言うのが分かりやすくてよし
子供でも分かりやすくしてるのが伝わった。
楽しめるバカ映画
愛戦士
2024
84本目
ガンダムシリーズであれば、ファーストガンダムに次いで好きなシリーズでした。
なかなかあれか、
“種”と”運命”で戦争の根幹に触れているので、続きとなるとそうなるよな…
愛が全て。
そういう映画でした。
シリアス感は前作の方が強いので、
ファンサも込み映画と捉えると楽しめる作品です。
ズゴックやゲルググ、ギャンまで出てきます。
ズゴック登場シーンはシャア専用時代のズゴックをオマージュしてますね〜
そして最新鋭機体からグレードを下げても愛のチカラで覚醒しまくるパイロット達。
またガンダムMRⅡと逆襲のシャアにもあった嫉妬心から裏切りまでも…”愛”がテーマなのでそれもありか。
なんでやねん!とツッコミどころは多々ありますが、それはそれで楽しめます。
アスランが今作はかなり活躍しますし、
“本当に使えないな”のドS発言もでます笑
またキラの”種”時代のウジウジ感も見られます笑
“運命”とは違ってシンが純粋に戦えている事がよかった?バカさが可愛いのか??
彼、最後にとんでもない覚醒もしますよ。
オルフェ達は彼らの正義で戦っていた。
結局、争いは無くならない世界を繰り返す世界に。
自由な世界を取るのか?争いの無い世界を取るのか?
この問答は人類ある限り続くのか。
20年間で総集編やリマスター版を出しながらファンを掴んできて、おそらく最後であろう作品なので、見逃し厳禁ってところ
情報量の多い作品
作品の内容や感想は皆さんが仰ってますので
映画comの評価は両極端ですね
何度もSEED freedomをリピートして観て気付いたことですが、画面上の情報量が多いので一度観ただけでは気付かないネタが多いことです。
今日観て気付いたことですが、ファウンデーションでの晩餐会の会場でキラにアグネスがダンスを誘う会話あたりで窓にノイマンが歩いてるのが映ってますね。
地上での最初のオルドリンでの深夜の戦闘中でもザフトのノーマルスーツを着たパイロットが瓦礫の中に立っていたり、アルテミス要塞でのズゴックの攻撃開始時にキラ、キサカらが飛び出していたりと細かいネタが多くあります。
作画が安定してなくてアップとヒキの画では別人になってるキャラが多いのもご愛嬌ですね。
もうDVDやブルーレイで色々確かめるのが楽しみです。
戦の後にしか平和は訪れない
劇場版ガンダムはナラティブと閃光のハサウェイだけは観ていましたが、原作も未読・未観賞でした。実は予告編を観た限りでは、友情や愛情、親情などをたくさん盛り込んだ、非常にエモーショナルな明るい方に向かうアニメだと思っていました。その程度の情報しかなかったのです。
確かにエモーショナルだったけれど、メインキャストたちは、私の予想以上に征服欲や生存欲、愛欲に近い愛情など大人な欲望をはっきり口に出し、行動に移していた。その願いや欲望が必死さに溢れていて、そこは素直に胸を打たれる感じがありました。素直に生きよう! 真っ直ぐ勝ちに行って、敵を潰そう!
最後の決戦に臨むラクス・クラインの肢体の生々しい美しさときたら…。愛情と愛欲は等しいことを学んだ気がしました。作画のタッチは凛々しいけれど、幼い。幼かったからこそ、反比例的にインパクトが強かったのかも知れません。怒られるか。
最終兵器レクイエムによって、路上の可憐な少女が黒い塵になって戦争が始まった時、それでも戦の後に平和が得られるならば、救いはあるのか? としばらく考え込みました。その手前では何も出来ないのか。この作品中で、私的には一番衝撃的なシーン。どれほど進歩・進化しても、生き物は何らかの差異を見出して階層を作り、戦を起こす。
それにしても、このガンダムでもモビルスーツの闘いのダメージの程度がよく分からなかった。単に私が見慣れていないためと分かっているのですが、擦り傷、軽傷、致命傷の見分けがつかなかった。
良かったと思います。
キラ・ヤマトの物語の完結
SEEDは微妙に世代ではなかったので放送当時は観ておらず、観たのは一年ほど前だったのですが思いの外ハマってしまい、劇場版を心待ちにして公開当日に観に行きました。
正直なところ、DESTINYで決して綺麗な形でないとはいえ、争いの絶えない世界で何とどう戦うべきなのか?劇場版のキャッチコピーにもなっている運命と自由のどちらを選ぶべきか?という話には一応の答えを出しており、二時間しかない映画で何の話をするんだろうと思っていましたが、描かれたのは色々と分かり辛かったDESTINYの運命と自由に関する話の整理、そしてキラ・ヤマトという主人公の物語の完結編でした。
考えてみればキラは一作目のSEEDにおいて死んで終わる予定だったところを続編をやるからということで精神崩壊寸前の状態で生存し、続くDESTINYではその後が描かれるのかと思いきやどうにも扱いに困っているまま最後は話を終わらせるデウス・エクス・マキナ的な役割にされたことで禄に内面描写がなされないままだったわけで、実はキラ・ヤマトという不本意な戦いに巻き込まれそのまま戦い続けてきた少年の物語は途中のまま放置されていたわけですね。
本作において「君らが弱いから!」とキラが主人公にあるまじき暴言を仲間に対して吐き、それに対してアスランが自分の方が強いから頼れ!と示してくれた瞬間、ああ、SEEDの物語はちゃんと終われるんだ……と安堵しました。SEED第一話でストライクに乗った時からキラの中にずっとあった強迫観念、かつて同じものに囚われて迷走したアスランだからこそそれを打ち砕き正すことができた。DESTINYにおけるアスランの迷走もしっかり昇華されていて嬉しかったです。
最後の「人は愛から生まれるのです」というラクスの言葉も、誰も彼もが遺伝子(生まれ)に振り回されてきた物語を締めくくる言葉として良かったと思います。SEEDでクルーゼが突き付けてきた絶望に対する答えがようやく提示されてこれで彼も成仏できたかな?と思いました。
後半が今までのSEEDのどうにもならない世界でそれでも足掻き続ける……というような雰囲気とは真逆で面食らいましたが、そういった「今までのSEED」的なものに関してはDESTINY最後の「たとえ吹き飛ばされても僕達は何度でも花を植えるよ」ではっきりと現実的な答えを出してあり態々問い直すことはないと個人的には考えているので、後半はあのお祭り映画のノリでいいと思います。散々待たせたわけだから楽しめるものすることは必須でしょうし。
「愛の映画でした」
映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は戦闘シーンの迫力が超すごかった
# 戦闘シーンがすごい
すごいスピードで戦闘が進んで行く。瞬きの合間に戦局が変わって行く。
はるか昔のガンダムと比べると5倍速以上なんじゃないだろうか。
とにかくすごい迫力だしビジュアルめ綺麗だ。
最近のガンダムは進んでると思った。
これは最近のアニメでは一般的な手法だが、モビルスーツや戦艦はセルアニメではなく3Dモデリングで描かれている。3D部分とセルアニメとの融合も良かった。
スーパーロボット大戦のハイグレード版を映画で観ている感じだった。
# 20年
このFREEDOMはテレビアニメ版から20年を経て作られた映画らしい。
原作を知らない自分でも楽しめたのだから、原作ファンならすごく楽しめるはず。というか原作ファンならもう既に観てるはず。
# セルアニメ
3Dの描写場面と比べるとセルアニメの部分はテレビ放映のアニメぐらいのクオリティな気がした。
# 声優
全ての声優が、アニメ時代から20年を経てもなお、キャラクターたちの声をそのまま出せるとか声優ってすごい。
いや自分は原作の声はほとんど知らないのだけど、きっとオリジナルのままだろう。
# ガンダム感
ファーストガンダムみたいなガンダム特有の台詞回しとか、独特の「ガンダム感」も実感3割ぐらいはある。
# サービスシーン
戦火に巻き込まれて胸がはだけてしまう的なサービスシーンが少しだけある。
# 愛の名言
ラクスの愛に関する名言。
「必要だから愛するのではない。愛するから必要とするのだ」
ゲーテの格言集に並べても良いと思う。
# キラとアスラン
見始めた時は誰がキラで誰がアスランかも分かってなかったし、性格の違いも知らなかったのだが、途中から分かってきた。
くよくよしてる方がキラで男らしい方がアスランだ。
アスランは美形なのに性格が男らしいし喋り方も格好良いのでこれは人気が出るのが分かる。
# 消滅の命
観客として映画を観てる側としては物語は続いて行くのだが、作中のパイロットや民間人たちは一瞬のうちに絶命し、燃やし尽くされて行く。命というものが次々と消えて行く。
せつないが、これもガンダムの見どころではある。彼らの魂は宇宙のどこかに漂うのだろうか。
# 逆ギレ女
愛されないと分かると逆ギレして寝返る女。ガンダムシリーズには必ずいるタイプがこの映画にもいて安心した。
# 逆ギレ男
愛されないと分かるとキレる男。ガンダムシリーズには必ずいるタイプがこの映画にもいて安心した。
前髪は気にするため時折切るのだが、後ろ髪がいつの間にか結構伸びてしまっている現象
愛のお祭り!音が小さいのが残念。
ピンクハロと少しオトナになった彼ら
テレビでガンダムSEED/SEED DESTINYを放送されていた頃から観ていましたが、本作を観に行くにあたってHDリマスター版/スぺシャルエディションを一通り見直してから劇場へ。※4DXではなく、通常上映です。
見返していた時にも思ったのですが、冒頭のBANDAIのロゴのアイキャッチでハロの色がピンクと緑があるんですね(笑)
マニアやファンにとって周知の事かもしれませんが、特に裏付けを取ったり調べた訳ではないので今日劇場で気づいたので感想のどさくさに書き残しておこうと思いました。
振り返るとピンクハロの作品(スペシャルエディション)はキラとフレイの致している描写などがあり、緑ハロの作品は露骨なそれはないように思います。(ちなみにタリア艦長とデュランダル議長の事後と思われる描写は緑ハロでした)
本作はピンクハロでした。という事で、これは個人的な解釈なのですが作中の描写の随所にピンクでした。
カメラアングルや攻撃などがぶつかった際の衝撃の揺れ方や部品の一つ一つが飛び散る描写、爆発などで人が燃える恐怖シーン、種割れの高精細な進化…さすが劇場版という仕上がりでした()
作品の内容については概ね満足しています。初見だと戦闘シーンなどは目が回りそうですが、某汎用人型決戦兵器のシーンに比べれば可愛いものです。
女性キャラクターの口紅はちょっと慣れない感じがしましたが、作中にも懐かしい登場人物たちが出てきましたし、きっと同窓会で感じるアレだと思います。
作中でちょいちょい◯タッチや裏切り、強◯未遂やNTR(BSS)をちらつかせようというシーン、妄想など随所に笑わせてくれる要素もあり、シリアスなシーンもあり、最後は…ああ、種とか種死とか隠語で言われていましたが、本当にそうだったんやなと思いました。
何を言っているのかわからないと思いますが、私も何を言いたいのか分かっていません。
ちなみに⭐︎0.5はステラが登場するのは嬉しいけど、扱いが某特級呪霊みたいなのは元々そういう設定がなかったと思うので解釈違いなので。
あと⭐︎0.5はデュートリオンビームがあんな短時間でチャージ完了される上に、今作では艦隊→MS以外で出来るなんて都合良すぎるという理解が追いついていないニワカのただの愚痴です。
何回でも観にいきたい
始まって早々に新型MSがいきなりやられてどうなんるかと😱でも旧MSが出てきたときにはジ~ん🥹ときましたよ。アスランのカッコよさにしびれ、ラクスの気高さに満たされました。キラは操縦は上手いけど降りたら優しすぎのヘタレでしたけど憎めない。2回観に行ったけどまた行きたくなる作品でした。
やはりSEEDだった……。※ネタバレ注意
今回待ちわびた機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM。賛否の声があるのは分かる。だが、私は、今回の映画は総じてSEEDらしい映画だと思った。前半はそれぞれの悩みや苦悩が垣間見え、SEEDのシリアスな世界線とマッチしてて個人的には良かった。モビルスーツの戦闘、挿入歌のFREEDOM、SE、BGMとSEEDの良さが現代風に描かれてて凄く良かった。あと個人的には、ボロボロになっていくライジングフリーダムガンダムが凄く悲しく儚く、これもまたいいなと思った。後半は確かにスーパーロボット大戦や機動武闘伝Gガンダムのようなお祭り感が否めなかったが、それも含めてデスティニーの活躍が凄く嬉しかった。シンが鬼神の如き活躍を見せていて、SEEDDestinyで不遇だった頃が嘘のようで、見てて気持ちが良かった。最後の浜辺のシーンも、わざわざ?と思うかもしれないが、私はようやくキラとラクスが本音をさらけだせたんだなと思い、全然良かった。後は去り際のロマンティクスが普通に染みました。
見れて良かった……。ありがとう。
全575件中、201~220件目を表示