「リアルタイムでSEEDを見ていた人はぜひ」機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ヒカリさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルタイムでSEEDを見ていた人はぜひ
アニメ放送当時に見ていた者です
当時はシナリオ展開に一喜一憂しながら文句を言っていた覚えがあります
キャラクターは良いけど話がなぁと
そんな自分ですが今回の映画は納得の出来でした
あまりシナリオに期待していなかったので良い意味で裏切られました
エヴァ破を見た時のような映画としてのエンタメ性も感じました
前半は恋愛パートが面白いのと新キャラの男の子達がかっこいい
「姫」だの「美しい」だのお花畑な世界に
アグネスという新キャラの女の子も良かった
しかしその後罠にかかりアークエンジェルまで落とされた時の絶望感が凄かった
キラとアスランが殴り合うシーン、巻き添えになるシン、その後アスランがラクスは…と語るのを見てなぜか涙が出てきました
ああキラとアスランとシンだーって
どうしてでしょうね
べつに泣けるシーンではないのですが懐かしすぎて胸がいっぱいになる感覚で
終盤はイザークとディアッカがデュエルとバスターに乗ってたり
ムウさんが不可能を可能にしたり
(おっさんじゃない!も聞けて感動
サイとミリィとカズイもチラッと出てたりして挿入歌でミーティアが流れたりああコレだよ〜〜って感じで涙が止まりませんでした
テーマは無償の愛、ありのままの相手を愛すること、優生思想への批判といいますか
ブレなくて良かった
敵キャラは親から無条件で愛して貰えなかった子供のようにも見えました
全体的にはほぼ文句なしの出来でしたが個人的に気になったのはシンの中でステラが悪霊化しているところですかね…
シンの中ではステラがあんな風になってしまったんでしょうか
いつまでも可愛い妹のような存在でいて欲しかった
それを「闇が深すぎる」とネタにするような表現にするのもちょっとなあ
あとラクスのパイロットスーツが助平すぎる
あとは言うことなしでした
当時見ていた方はぜひ劇場へ!