「アクションとダンスがあればいいのか!?」ダルバール 復讐人 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションとダンスがあればいいのか!?
インド映画の長さや、途中でやめる何回か入る歌と踊りシーンは慣れているつもりだった。多少長くても大丈夫だろうと。でも、当然のことだけど、退屈してしまう映画もあるんだということがわかった。
極悪人を殺しまくっている警察の長官が、なぜそうなってしまったのかという過去が語られていく方式なのだが、時間の切り替わりが分かりづらい。なんとかついていったのだが、ムンバイ市の警察に異動して薬物の取り締まりをする話の合間に恋する話がコメディのように入るからなかなか話が進まない。
それでも今まで観たインド映画ではアクションがすごければごまかされてきたのだが、それも今ひとつ。ところどころホホォとニヤけるアクションもあるだけにもったいない。
で、あいつの息子が実は…とか、恋の話は全く完結しなかったり、いろいろと中途半端だった。警察の長官があんなに単独で動くのか?とか、極悪人を殺してもやりすぎとなる雰囲気とか、そこらへんは全然目をつぶっているのに!
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