「実話。こんな街に住んでみたいね」ドリーム・ホース Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)
実話。こんな街に住んでみたいね
動物好きの人には、特に馬好きの方にはたまらん映画。
もっと言えば競馬好きの方、競馬関係者にはたまらん映画では?
一人の動物好き主婦が研究を重ねて一匹の雌馬を飼うことから始まる。
馬主組合を作り街を盛り上げ、やがて奇跡の一頭を産む実話だ。
母馬の死や、理解してくれなかった父の死(遺品から出てきた色んな切り抜きを見て自分も号泣してしまった)など、そして順調だったのに愛馬自体が大けがを負ってしまったことなどから立ち直って最後に栄光をつかんでいく。
もちろん彼女だけで無く夫はもちろん馬主組合のみんなのおかげでもある。
ハッピーエンドでもそこまでの過程は一人一人結構、いろいろあって丁寧に描かれていて、ギャンブルで大けがをしてなかなか家族から競馬に理解してもらえなかった彼も最後は家族が競馬場に付いてきてくれた。これもドリーム号のおかげ。
泣けるシーンはメチャクチャあったけれどどれもドリームホースがらみ。レースも障害レースが多く、ドキドキもの。
ただ、スタートラインにはゲートが無くロープを張ってあるだけ。スタートも全員一列に並んだときで無く適当でええ加減。
そうか、最初のレースでドリーム号が逆にスタートしかけたのでゲートを設けるようになったのか?
馬も人間もそして景色も本当に素晴らしい映画でした。
絶対に又見たい映画の1本です。
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