未成仏百物語 AKB48 異界への灯火寺のレビュー・感想・評価

そもそもこれは映画の撮影が終わっていません。 ８人のAKBメンバーが、お寺で怪談話を行いその後供養をするというストーリー。 普通は8人それぞれのショートムービーの寄せ集めになると思われるが、ムービーができているのは4人だけ。 完成している4作品についてはそこそこの出来栄え。 ホラーショートムービーとしてはこんなものでしょうか。 ただ、お金払って劇場に見行きたいかといわれると疑問です。 深夜のテレビ番組ぐらいの気持ちで見れば悪くないと思います。 残りの4人については、一人は心霊スポット巡り、二人は事故物件サイト運営の大島てるさんとの対談、そしてもう一人は怪談話をするのみ。 まあこの4人ともはやり病にかかっていますので撮影に支障があったのか？ 一人に至ってはスキャンダルによる活動停止まであった。 おそらくそのために公開も遅れた。普通、怪談話って夏の真っ盛りにするものでしょう？ 9月中旬に公開ではちょっと間が抜けている。 それでも内容が優れていれば宣伝をして集客を目指すでしょうが、未完成作品では運営も強くプッシュできなかったのでしょう。 そのため、AKBファンすらもほとんど知らない映画になってしまった。 知っているのは出演メンバーのファンだけかも。 一般知名度はかなり乏しいため、集客に大変な不安が残る。 実際、封切後最初の日曜日に客3人っていったいどういうことやら… 要するに、はやり病に呪われた作品なのでは？ 運営さんの苦悩を察するに忍びないです。 この映画で、邪気が払われ、怨念が成仏し、今後は上向きになっていくことを期待します。

お寺でオカルト座談会を行いその話を供養するという体で8つのエピソードをみせる話。

・夜が来るのが怖い女性のドラマ
・事故物件の取材
・見せたがりの女性のドラマ
・心霊スポットツアーのレポート
・むさぼる女のドラマ
・続事故物件の取材
・祠の怪談
・座敷童のドラマ

という構成でみせていくけれど、これは映画ですかねw
夏にありがちなTVの特番的なものをみた気分。

マダムには是非先に何が見えるか聞いて貰いたいw

推しが出てる人は見たほうがいいと思う。でも普通にホラーの映画を期待して行くといろいろあるのでガッカリするかもしれない。

個々の怖い小話でした。