「賞味期限切れのパンケーキ。旬を過ぎた鑑賞となったのが残念でしたが・・・」パンケーキを毒見する kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
賞味期限切れのパンケーキ。旬を過ぎた鑑賞となったのが残念でしたが・・・
エンタメ寄りの政治バラエティといった感じで、ドキュメンタリー映画の新しい可能性をも示唆していたかのよう。マイケル・ムーアが登場してからドキュメンタリー映画の作風もずいぶん変わってきたし、従来のインタビューと映像アーカイブだけだったものが、最近はアニメを取り入れたり撮影者本人が登場したりと、それまで嫌いだった人にもとっつきやすくなってきている。
学術会議の任命拒否問題は単なる序章に過ぎず、管首相の論点ずらし話法がどういうものかを端的に表していた。官房長官時代から記者の質問には“スガ語”で応答し、真摯に答えないイメージだったし、国民が知りたいことは結局わからないままになりそうだと予感していたものだ。最近では若者語“スガる(何もしない)”も流行っているらしい・・・
利権や権力にしがみつくイメージはあったけど、1日307万円官房機密費の内容には一切答えないほど、闇がまだ存在する。人質救出のための裏金といった言葉もあったけど、それなら機密費をふんだんに使えば先月のアフガニスタン邦人退避だって迅速に行えたんじゃないかと・・・まぁ、「関心がなかった」という総理だからしょうがないか。
最も怖いと思えたのは対マスメディアの件。先日警察庁長官に昇格した中村格氏の裏工作なんかも恐ろしいし、人脈によって報道番組のキャスターを降板させるなど、言論の自由が奪われていくこと。報道はすべて大本営化している事実。スポンサーとかの柵も理解できるし、ぶらさがり記者の排除という問題もわかるけど、どこかで切り離さないと日本はどんどん戦時下へと向かっていくような気がしてならない。
ただ、この映画の成功は自民党の石破氏、村上氏が取材に応じてくれたことが大きな要因だろう。野党目線の批判だけだとつまらなくなっていたと思うし、人物像もこれじゃないと伝わってこない。そして、G7で最も貧困国となってしまった日本。幸福度や報道の自由度もありえない順位だ。とにかく変えるためには選挙に行こうということ!投票倍増委員会会員の古舘寛治さん、応援します。
パンケーキ、若者が見に来るのはいいですね。こちらは中高年がほとんどでした。
日本のトップが変わるので、重要ではあるんですが、どうせ自民党内部の争いかと思うと、コロナより重いこととは思えず…。
スガちゃん、気の毒だけど、最後まで頑張ってー。
talismanさん、ほんと自分の頭で考えること、必要ですね。
kossyさん、ですよね!鈴木邦男さんの本を数冊読んで私は感動というか、そうかーと思いました。軽薄な言い方ですが大好き鈴木さん!説得力あり素晴らしい、かっこいいです。批判精神、論理的思考、分かりやすく言語化する能力、少なくともこの3つがあって欲しいです、誰にでも。なんか書いたり発言するなら。
えー、なんじゃそれ?左とか右、うーん。鈴木邦男さんとか素晴らしい「右」の方いらっしゃるので彼の本読んで欲しいです。ネトウヨってよくわからないのですが、右も左も関係なく思想史とか今までどんなことが日本で(世界で)あったか勉強してくれよーと思います。偉そうには自分も言えませんが過去と歴史と今を批判的に考える態度を日本の学校でもきちんと扱って欲しいです。歌とか旗とかでなくて、頭で考えようぜ!です。
太郎いらない。太郎より年上でもここは石破だろうと思ってたので残念。自民党の変な流れに少なくとも批判できる頭と言葉を持ってる人だと思うから、石破さん。