劇場公開日 2021年10月15日

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「タイトルなし」ジャズ・ロフト lilyroseさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0タイトルなし

2021年11月12日
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鑑賞方法:映画館

W Eugene Smith (1918 -1978)

1950年代半ばから住んでいたマンハッタンのロフトには、連日連夜様々なジャズミュージシャンが出入りし、セッションを繰り広げていた。
「ライフ」編集部との軋轢や家族の不和を抱え、逃げるようにこの地へ移り住んだスミスは、ただ純粋に音楽を楽しむためだけに集まった彼らの自由奔放な演奏をつぶさに録音し、シャッターを切ることに没頭する。
8年間にわたったユニークなコラボ。
単なる記録の域を超えて浮き彫りとなるのはミュージシャンたちの圧倒的な存在感、刹那的な生き様、そして彼らとの交流を通して、人生の岐路に立たされていたひとりの写真家が抱く新たな決意。
また歴史的な報道写真の数々を生み出してきた暗室での孤独な作業やユーモアと気難しさを併せ持つスミスの複雑なパーソナリティが多くの証言者によって明かされる。
のちにタウンホールでの名演として結実するモンクとオーヴァトンのリハーサルや打ち合わせ風景など、公になることのなかった貴重なやりとりも。
まさに今その場で起こる奇跡に立ち会っているかのような臨場感を存分に堪能できる
〚THE JAZZ LOFT公式HPより〛
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ユージン•スミスの声と
彼が録音したジャズセッションの音と写真
そして
当時を知る人々が語る
このロフト生活を終え暫くしてから
ユージンは水俣を撮影した

1950年代半ば
NYのロフトという文化にも触れられる
ドキュメンタリー作品

lily