「力押し」囚人ディリ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
力押し
粗は当然なインド映画。
とにかく力押し。
ずっと押し続ける。
カーチェイスは遅いし、敵の集団は頭悪いし、敵が攻めあぐねるおかげで助かるシーンもある。
それでも、刺されても斬られても立ち上がる不死身の男ディリを見せる。
「怒る、戦う、ピンチ、勝つ」を2時間半に何回も繰り返す。
時々神に祈る。
敵がより強くなると、主人公は子どもへの想いでさらに強くなる。
見方によっては数分~十数分に1回はクライマックスです。
さすがに飽きてきました、といういい塩梅で終了。
インド映画なのに踊らない!
が売りみたいですが、制作2018年、公開2019年の作品なので、ラジニの『ロボット2.0』、プラバースの『サーホー』割とアクション系が伸びてきた時期の一作かと。
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