「久しぶりのインド映画。でもガッカリ。」囚人ディリ 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりのインド映画。でもガッカリ。
押収された麻薬を取り戻す為に悪党達が警察を襲う。たまたま居合わせた出所したてのディリが、倒れた警官達を運ぶトラックの運転を頼まれる。彼は翌日、孤児院にいる娘に会いに行く予定があるんだけど、断れなくて命懸けの仕事をやる事になる。その辺は普通なんだけど、この映画、ずっと違和感。
俺はインドに行った事ないから分からないんだけど、現在のインドのインフラってこんなもんなの?インドと言えばIT先進国で、経済もソコソコ良いはず。なのにボロボロのトラックや2ストのバイク、舗装されてない細〜い道路。スマホ以外は全て戦後すぐの日本レベル。
ほんとツッコミだらけ。警察の勤務体制が酷い。夜中だと誰にも繋がらなくて応援が頼めない。ありえない! 悪党達、誰もピストル持ってない。今どきある?だから最後ガトリング銃で全滅されられちゃうのよ。ディリなんて格闘中に後ろから何度も刺されたり、何度も頭に石をぶつけられても死なないのよ。ありえね〜。
登場人物が多いのはいいんだけど、みんな同じ様な服装、髭、早口、で見分けがつかなかった。
ザックリ言うと、古臭〜い、マッドマックス怒りのデスロード。残念でした。
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