「覚醒兄貴」囚人ディリ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
覚醒兄貴
麻薬組織と警察のトラブルに巻き込まれ、瀕死の警察官達をトラックで運ぶことになった、刑務所から釈放された男の話。
麻薬組織に潜入した黒い羊の手引きで輸送中の900㎏のドラッグが警察に押収されたことで、警察長官の別荘で行われた退任パーティーで振る舞われた酒に薬が盛られ、そこに居合わせたディリが巻き込まれて行くストーリー。
別荘から80㎞の距離にある警察署への道中でのいざこざと、その間の警察署でのいざこざと、二つの出来事を交互にみせていく展開だけど、警察側にも黒い羊がいるという状況だったり、仕事中に酒を飲む警察官だったり、ほぼ因縁で警察に拘束されているディリだったりと、韓国映画もびっくりのポンコツ警察というシチュエーションに、ほぼ脅迫で巻き込まれるディリとケータリング屋の兄ちゃん。って凄いプロットだw
緊迫感があったり、時にやり過ぎでアニメの様なアクションがあったり、刺されても斬られても投石喰らっても覚醒すれば全てリセットですよw
演出や演技の安っぽさとか、一つ一つのシーンの長さとか、内容の割に長~い尺とか、気になるところはいくつものあるけれど、なかなか面白かった。
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bloodtrailさんのコメント
2021年11月21日
ケータリングがトラックって言うのも、日本人の頭では理解不能でした。厨房ごと運んで来たんか?と、突っ込む間もなく、話がドンドン進むインド映画w