モンタナの目撃者のレビュー・感想・評価
全163件中、141~160件目を表示
アンジーが2時間サスペンスの主人公位活躍するよ
森林火災のスペシャリストが暗殺者と炎から子供を守り抜く・・・位の情報で観に行った作品。丁寧に上記の状況に至る経緯を描きつつ、アンジェリーナ・ジョリー演じる主人公のバックグラウンドが丁寧に描かれていきます。いや丁寧過ぎぃ!
開始45分でようやく火災発生。もう映画の半分終わってます。その後も魅力的なキャラクターが大活躍して「あれ?アンジーいつ活躍するの?」と思っていたら、事件を追っていたら犯人が勝手に自白してくれた二時間ドラマの主人公程度の活躍して終わりました。こっちは火災の知識でプロの殺し屋を翻弄する展開を待っていたのですが・・・。罪のない人もガンガン殺され、この人死ぬ意味あった?っていうのもあり気分悪いわカタルシスも薄いわで消化いや消火不良でした。
迫力ある森林火災のシーンは凄かったけど何もかもが中途半端だった感じ。
そんのものなのかな?
【"スリリング&サスペンスフルなサバイバルアクションムービー。"モンタナのサバイバルスキルが凄すぎる人達が巨悪に屈せずに行った"尊崇な行為"を描いた作品でもある。】
- テイラー・シェリダン監督は何時でも、ハイレベルの作品を届けてくれる。
自然の脅威と、人間の脅威を見事にミックスさせた作品を・・。-
◆感想
・冒頭の「オンリー・ザ・ブレイブ」を容易に想起させる苛烈な森林火災シーン。
- そこでは、森林消防隊員ハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)が、風向きを読み間違うという判断ミスにより起きてしまった事が描かれ、彼女自身その事がトラウマになっている。
このシーンを絡めた哀しき想い出に苦しむハンナと巨悪の秘密を亡き父から託されたコナー少年の邂逅が、絶妙である。
ハンナは助けられなかった3人の男の子達とコナー少年をダブらせたのであろう。
今度こそ、私が助けると・・。-
・モンタナで生きるサバイバルスクールを営む保安官のイーサン&妊娠6ヵ月のアリソン夫婦が、殺し屋達(エイダン・ギレン&まさかのニコラス・ホルト・・)と対峙するシーンの数々も、手に汗握る。
- 流石、サバイバルスクールを経営している夫婦(夫を演じるジョン・バーンサルが良い。「ウィンド・リバー」を思い出す。妊娠6ヵ月ながら、果敢に戦うアリソンを演じるメディナ・センゴアも・・)だけあるなあ。友を殺したプロ相手に屈せずに、人間としての”尊厳”を守ろうとする姿が、沁みる。-
・殺し屋により人為的に起こされた森林火災。
そして、火災に乗じてコナー少年を追って来る殺し屋達。
ハラハラドキドキ。
雷までもが逃げるハンナとコナーを苦しめる。
- 自然の脅威と人間の脅威の描き方のマッチング度が、コレマタ「ウィンド・リバー」を彷彿とさせる。(こちらは、炎。彼の作は酷寒の地が舞台であるが。)-
・炎が迫り来る中、ニコラス・ホルト演じる殺し屋と、ハンナの一騎打ち。
そして、コナー少年がハンナに”貴女を信じて良い?”と、森林火災を発見するための櫓の上で交わした誓いを信じ、起こした勇気ある行動。
ー ハンナの渾身の斧攻撃。アンジェリーナ・ジョリーは、ヤッパリ武器を持って戦うが似合うなあ・・。そして、間一髪、二人はクリークに飛び込み・・。ハラハラするなあ・・。ー
□今作では、テイラー・シェリダン監督が敢えて”巨悪”は何であったかを、描かない所も良い。
(観る側の想像を掻き立てる・・。何となく、序盤の会話で想像つくけれどね。)
<テイラー・シェリダン監督は、過酷な自然を背景にした苛烈でスリリングなアクションを描いた作品を数々製作してきたが、今作品も期待を裏切らない出来映えである。
ハンナとコナー少年は、同じ様な悲しき経験をした者として、一緒に新たな生活を始めて欲しいなあ、と思ってしまった作品でもある。>
何者?
鹿撃銃なんてバカにされてましたが、Blaser R93はタクティカル・ライフルの王どす(個人的な意見です)。ブラックウィドウでレイチェル・ワイズが自宅に近付いて来る3人に狙いを定めた、あのクソゴッツい狙撃銃はR93のLSR2で、特殊部隊の最強装備だっりするわけで。要するにR93のベースポテンシャルは無茶高い訳で。見た目はこれ以上ないくらいにシンプルだけど。
このR93と弾丸を持って、お馬さんに跨がるアリソンのカッコ良さが強烈だす。海兵隊上がり?まさかのCIAとか?彼女の活躍は、この映画のメインストリームの一つになってました。
物語りとしては、テイラー・シェリダンらしい盛り上げ方だし、落とし方。ハンナの過去で脚色した、無慈悲な敵役との間に繰り広げられるサバイバルゲームを、山火事が飲み込んで行きます。
女性2人が権力者が派遣した殺し屋から、守るべき誰かを守る話。ハンナはコナーを、アリソンは娘を守り切ったって言う。
メイキングを見ると、あのクリークはセットなんですねぇ。イヤ、これ、結構金掛かってるけど、多分。邦画でも、このレベルのモノって撮れないのかなぁ、ってのが一つ。
また、原作はマイケル・コリータ。来たー!って思ってますが、そろそろ、CJボックスに来て欲しいです。
良かった。結構。
と言うより。
ガチで好みの映画だったわw
余計なものを削ってスリリングな展開
アンジー見たさでも…⁉️ まったくOK‼️
コナー少年のお父さん、はじめ声だけ聞いている時は、あれ、ケビン・コスナー出てたっけ?と勘違いしてました。違う人だと分かってからもコナーにとっての相棒振りと覚悟の決め方は、コスナーが演じているのと遜色がないほどカッコよくて、我ながら随分早いタイミングでウルっときてました。
さて、私にとってこの映画の一番の見どころは、精神的に弱っているアンジーの繊細(そう)な演技。普通はそれまでのキャリアや男社会でも頼られるようなリーダーシップを持った人物であることを、もう少し長い時間をかけた映像やエピソードで説明的に描くことが多いと思いますが、アンジーの醸し出す雰囲気や同僚との会話だけで、そういうものが違和感なく伝わってきました。
この映画で初めてアンジーを観るという人にとってどう映るのかは分かりませんが、それなりに彼女の出演した映画を観てきた私にとっては、面白かった、という印象よりも、ありがとう、という感謝の気持ちのほうが強く残りました。
一昼夜飲まず食わずのあとの非常食?は相当に不味そうでしたが、あれはアンジーのリュックに入ってたのでしょうか。美味しいものをかなり諦めないとあの細身の体型は維持できないのですね。
この映画で一番説得力のあるシーンはもしかしたら、あそこかもしれません。
ド派手な火事だけど結果はボヤ並み
お気に入りのスタッフとキャスト
スタッフとキャストに惹かれて鑑賞することにしました。
原題は「THOSE WHO WISH ME DEAD」で「私が死んだらいいのに」で、
ハンナのトラウマと死ぬ気で守る決意を表しています。
「私が死んだらいいのに」と思えるほどのトラウマを抱えている人は、
少ないので、ハンナに感情移入するのは、難しいと感じました。
「私が死んだらいいのに」と思えるほどのトラウマを抱えている人が、
立ち直っていく物語で、トラウマを抱えている人には響く映画です。
邦題は「モンタナの目撃者」で、コナーのことを表しています。
邦題は、分かりやすさを狙って、モンタナで事件を目撃するということ
を表しています。
原題の方が映画を良く表していると感じました。
陰謀、暗殺、逃走、追跡、森林火災、雷という複数の物語が描かれています。
複数の物語を詰め込んだせいで、一つひとつの物語の描写が不足している
ところはあります。
人間の狂気、自然の恐怖を感じることができれば面白い映画です。
この映画が気に入れば、映画「ウインド・リバー」、「ボーダーライン」も
気に入ると感じました。
米国の背景が理解できないと、理解できません。
ハンナのような森林消防隊員は、日本には存在しません。
ハンナのような森林消防隊員は、広大な国土と大規模な森林火災が起きる
米国ならでは存在だと感じました。
ハンナのような森林消防隊員は、森林火災が起きると、初期消火のために
2分で飛行機に乗り込み、森林火災の現場へ空からパラシュート降下するそうです。
今も、米国カルフォルニア州で森林火災が起きていて、2週間以上燃え続けていて、
東京23区より広い8万ヘクタール以上が焼失し、700棟以上の建物が被害を受ています。
地味に面白かった
【Those Who Wish Me Dead】
レビュー・タイトルは、この作品のオリジナル・タイトル。
あのー、この邦題タイトルだと、大切な部分が伝わらないと思うんですけど…。
😁😁😁😁😁
まあ、分かってる人も多いと思うけれども、この映画は、相当シンプルに構築した、政治的に皮肉たっぷりのメッセージを含んだ作品だと思う。
ストーリーは単純で、ほとんど説明不要。
リアル世界で説明したら、トランプは納税記録は出さないし、温暖化なんてないと言い張り、毎年のように大規模な森林火災が起きている。
9月3日時点でも、2週間以上前に発生したカリフォルニアの山火事は続いており、京都市とほぼ同面積の森林を焼き尽くしている。
この作品の火災のきっかけは放火じゃないかとかイチャモンつけるのは、Qアノンとか、日本だったらJアノンとか、ディープステート論の大好きな連中で、そんなのは気にする必要はなし。放火したのはおまえらみたいな連中なんだからね。
犠牲をはらってでも、”貴様ら返討ちさ!”みたいな、勧善懲悪気分で観たら良いと思います。
そこがオリジナル・タイトルのミソ。
まあ、映画としては単純ストーリー過ぎて……だけど、タイトルと要点だけで、これだけ皮肉って、映画で返り討ちってところは加点しました。
アンジーなんてトランプって聞いただけで、吐き気をもよおすんだろなあ。
以下蛇足。
それにしても、映画前に飛び込んできた菅義偉総裁選不出馬の報道。
昨日から、その可能性はあるってニュースで言ってたけど、最低の最低首相で、今頃辞めんのかよみたいな、安倍のお腹イタイイタイ逃亡に続いて、逃亡兄弟だな、まったく。
株価大幅高だし。
検察さん、審査会で不起訴不当なんだし、ねえ、お腹イタイイタイの安倍にゃん、起訴しようよ。
シンプルなサバイバルサスペンス
アンジーの恥じらいがいい
アンジー、相変わらずのカッコよさですね。
父親を殺されてしまったコナーと山火事の救出作業で子供たちを助けることができずに心の傷を負ったハンナ。この2人の決死の逃避行物語を想像していたが、コナーがのおじさんである保安官とその奥さんの立ち回りがストーリー上のいい味付けになっていて、ずっとタイトな展開が続く。
この保安官夫婦は、2人とも痺れるくらいの見せ場があるんだけど、奥さんのアリソンがめちゃめちゃいい。オフロードバイクにするか馬にするか迷うシーンでの表情と間が最高。選んだのはやはりあれ。
エイダン・ギレンの悪役ぶりは、文句なしだね。この人、観客の憎しみを一身に浴びることを楽しみにしているんじゃないかと思うくらいの徹底ぶり。あの薄笑いを見るたびに、どんなくたばり方するのか楽しみでしょうがない。
カーリーヘアーのコナーを演じるフィン・リトル君。ハリウッドってどうしてこんなにすごい子役が出てくるんだろうね。心の機微が手にとるようにわかる。
悪役の徹底ぶりもあって、殺し屋2人組への憎悪が爆発しそうになる。当然、いいカタルシスをもらいましたよ。
アンジーの恥じらいもいい。
90s × シェリダン節!
子供のときにTVで見てきた90年代のアクションスリラーを彷彿とさせるような作品で、今じゃもう誰も作らなくなってしまったタイプの作品。
"相棒" テイラー・シェリダン × アンジー。何かあったら信頼できる人へ、それは我らがテイラー・シェリダン!小川は川へ、川はシェリダン組という町へ --- 同僚たちのシェリダン節炸裂なやたら景気いい会話がなんとも芳ばしいし、随所でしっかりと前フリ効いているセリフのやり取り。傑作"フロンティア3部作"を作った彼にはやはりアメリカの広大な大地が似合う。
エイダン・ギレン × ニコラス・ホルト = 暗殺者兄弟という時点で最高で本作のこと楽しみにしていた!いざ見てみると仕事っぷりは少しずさん。おまけに迫りくる自然の脅威、もうこんな土地ウンザリ?雇い主らしきタイラー・ペリーはカメオくらい。保安官役でシェリダン組には欠かせないジョン・バーンサル格好良いけど、妻サバイバリスト強い。彼女のおかげ。『僕に死んでほしい人々』って原題も興味引く。
"アンジェリーナ・ジョリー、11年ぶりのアクション映画(同じく前髪ありの『ソルト』以来)" みたいな宣伝文句も見るけど、思っていたよりは始終アクションな印象は受けなかった。ただ、役者としてだけでなく監督としても映画業界ハリウッドをサヴァイブしてきた才能溢れる彼女の、本作の中心での活躍は流石。また、少年フィン・リトルとの相性・化学反応もいい。キャラクターとしての王道なつながり、身を呈しても助ける理由・動機づけ。秘密はあくまでマクガフィン的扱いで、骨太すぎない程よさ。だって雷だらけの見晴らしのいい所で落ち着くんだぞ!正直、作品自体ずっとヒヤヒヤ手に汗握るとか最高に面白いというわけではなかったけど、それでも十分楽しめたことは確かで、今後もこういう作品ができてほしいとも思う。
勝手に関連作『オンリー・ザ・ブレイブ』『ノーカントリー No Country For Old Men』←本作の馬はこっちの黒い犬みたいな存在かと勘繰ってしまった
P.S. 観客のお年寄り比率
"秘密"は特に重要では無い!他に集中して観て欲しい!
Those who wish me dead
Forest fire is the one of tragic disasters in the US. Specially it is time of the fire season now and much worsen in every year. Thousands of, millions of people and houses are on risk. Many fighters engaged to save people life are sacrificed.
The movie tells us that
“Those who wish me dead” is not human, but nature cause.
全163件中、141~160件目を表示