「悪役でもっている映画」モンタナの目撃者 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
悪役でもっている映画
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トラウマを抱える森林消防隊員役のアンジェリーナ・ジョリーが殺し屋に追われる少年を助けることで立ち直るお話。原題は原作マイケル・コリータの小説「Those Who Wish Me Dead(私の死を願う者たち)」と同じ。
役柄から子を守る「グロリア(1980)」風アクション映画かと期待したが、PTSDでうじうじと塞いでいる描写ばかり、終盤の殺し屋とのアクションもキレが無いしがっかり・・、子供が出てくるからといって「チェンジリング(2008)」風の社会派ドラマでもないしアンジーらしさが伺えない。
たった二人の殺し屋なのだが家は爆破するし森に火を放つし極悪非道、身重のシェリフの奥さんを拷問にかけるなど悪役ぶりが凄いから異様な緊迫感で退屈さを免れているという展開。
本来ならアクションはアンジー担当と思うのだがシェリフの奥さん(メディナ・センゴール)が馬に跨り猟銃で反撃、夫を助ける大活躍でおいしいところを担っていました。
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