「何か惜しい感じの作品」モンタナの目撃者 トミジュンさんの映画レビュー(感想・評価)
何か惜しい感じの作品
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何の証拠を見つけたかわからないが仕事を頼んだ判事が殺され
ある男は息子を連れて逃亡生活を図る
しかしその男は殺され息子だけが山奥を彷徨い
森林火災の消防隊である女性と出会うのだが...
序盤まではいい感じなのだが
どうも面白味が増していかない
アンジーのアクションに頼らない作品にしたかったのだろうけど
裏目に出て映画が進む道を失ってしまってる感じがした
まず
同じ消防隊員が活躍しない(序盤で仲の良い姿がアピールされているのに)
敵が少ない(二人だけは少なすぎるでしょ!)
狙われる理由が不明で何の為に黒幕が出て来たのかもよくわからない(誰?この黒人)
私が期待した方向としては
山火事の中、消防隊員全員で子供を救って下山を試みる
とかの方が消防隊のバディムービーみたいな感じになってよかったんじゃないかなぁ?
とか思ったし
殺し屋が多くて山中を駆け巡ったら
山火事と殺し屋に囲まれて閉じ込められた状態が生み出されて
ダイハードとかクリフハンガー的な方向に持っていけて
もっと面白くなったんじゃないか?とか思っちゃった
今作はどうやら意図的にアンジーのアクションを封印したみたいだけど
逆に映画が迷子になってしまったよって思ったな
肝心のアンジーもほとんどボロボロの姿しか見れないし
せっかくの主演なのに可哀想
ちなみにウォーキングデッドでも保安官だった人が保安官役で出ててそこは俺好きだった
なんかこれだったら私もっといい脚本書けそうな気がする
と思ったのは私だけではあるまい
もっと面白い作品を期待してたので残念な感じだった
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