「アンジー見たさでも…⁉️ まったくOK‼️」モンタナの目撃者 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
アンジー見たさでも…⁉️ まったくOK‼️
コナー少年のお父さん、はじめ声だけ聞いている時は、あれ、ケビン・コスナー出てたっけ?と勘違いしてました。違う人だと分かってからもコナーにとっての相棒振りと覚悟の決め方は、コスナーが演じているのと遜色がないほどカッコよくて、我ながら随分早いタイミングでウルっときてました。
さて、私にとってこの映画の一番の見どころは、精神的に弱っているアンジーの繊細(そう)な演技。普通はそれまでのキャリアや男社会でも頼られるようなリーダーシップを持った人物であることを、もう少し長い時間をかけた映像やエピソードで説明的に描くことが多いと思いますが、アンジーの醸し出す雰囲気や同僚との会話だけで、そういうものが違和感なく伝わってきました。
この映画で初めてアンジーを観るという人にとってどう映るのかは分かりませんが、それなりに彼女の出演した映画を観てきた私にとっては、面白かった、という印象よりも、ありがとう、という感謝の気持ちのほうが強く残りました。
一昼夜飲まず食わずのあとの非常食?は相当に不味そうでしたが、あれはアンジーのリュックに入ってたのでしょうか。美味しいものをかなり諦めないとあの細身の体型は維持できないのですね。
この映画で一番説得力のあるシーンはもしかしたら、あそこかもしれません。
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