シンデレラのレビュー・感想・評価
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前向きに生きるかっこいい女性
映像もきれいで歌も楽しくて、前向きに生きていこうとする意志の強いシンデレラがきれいだった。
途中で出てきたお金持ちの女性を大事にしなくていいの?とか身分を捨てた後って大変じゃない?とか、その後の生き方について現実的に考えると気になるところはあるものの「ま、強そうだし大丈夫か。楽しそうだし何より。」と明るい気持ちになれる映画だった。
よかった
メディアリテラシーや性的マイノリティに対する配慮を厳格に守ってこれぞ現代の表現と言うべき『シンデレラ』で、物寂しさはあるもののヒット曲有名曲がガンガン掛かってとても楽しい。
お姉さんや継母がそれほど意地悪ではない。王子さまもそんなにかっこよくなくて、いいのかな?と思う。主人公はお姫様になるよりデザイナーとしてキャリアを求める。
自由自在な音楽表現。
しっかりとした起承転結が存在しており、映画としてはとても見やすかった。
ただ、ハラハラやドキドキなどは無い。もう少しテンポを速くすると良い映画になるだろう。1時間位でいい。
全体的に良くも悪くもなかったため、評価は2.5。
音楽のちからは偉大で、伝えれない思いや気持ちなどは、歌にするとシンプルに素直に綺麗に伝えれられると感じた。
期待しすぎちゃった
ディズニーの実写版アラジンをシンデレラで雑にやろうとした感じ。
女でも自分の意思を大事にしようとか、白人黒人差別無くそうとか、そういうの。
言いたいことを言うのと自己主張が激しいのは全く別物で、エラが先代王の銅像に乗って「鑑賞席でも作ったら?」とか言ってるのは引いた。それを見て恋に堕ちる王子も嫌だ。
あと継母がエラにも普通に優しくして、実の子供にもエラと同じ様に叱ったりしているけれど、それじゃあただの躾が厳しいお母さんというだけでインパクトに欠ける。あくまでも、どんなに大変な日々でもいつか自分の夢が叶うと信じて必死に生きるシンデレラが好きなのであって、地下室に閉じこもって裁縫に励む姿はただのクリエイター。なんの共感も感動も無い。
あと曲は良いけどあまりにも突然歌ったり歌うのを辞めたり、メリハリがないから観ているのが疲れる。良い歌詞なのに、ストーリーに寄り添って無いと感じた。すごく勿体無いと思った。
一度見る分には良いけれど、リピートは絶対にない。
カメラ・カベロの才能と魅力が放射されるシンデレラ・ストーリー、それを支える多くの人たちの歌とダンスの素晴らしさ
ケイ・キャノン脚本・監督による2021年9月アマゾン配給の米国・英国映画。音楽はマイケル・ダナ ジェシカ・ローズ・ワイス。美術はポール・カービイ、衣装はエレン・マイロニック。制作はソニー・ピクチャー(前身コロンビア)及びフルウェル・73。
出演は、カメラ・カベロ、イディナ・メンゼル(アナと雪の女王でアカデミー賞歌曲賞)、ニコラス・ガリティン。ミニ・ドライバー、ピアース・ブロスマン(5代目ジェームス・ポンド、ビリー・ポーター(2013年ミュージカルベストアクターためのトニー賞受賞)、タルーラ・グリーヴ、ドック・ブラウン(ラッパー)。
ミュージカル仕様で、ストーリーも今様に、衣装デザイナー志望のヒロインの仕事と恋両方のサクセス・ストーリーに仕立ていた。
シンデレラ役カメラ・カベロの歌と踊りは、そのハスキーがかった声と東洋的容貌と相まって、凄く惹きつけられるものがある。共作らしいが彼女による主題歌Million to oneも映画のヒロイン像と合致してとても良い。流石、全米トップのアルバムを出す人気シンガーソングライター。そして継母メンゼルの歌唱力は期待通りに圧巻だが、王子ガリティンの歌唱力も素晴らしくて驚かされた。
ガリティン妹のタルーラ・グリーブの政策オタクぶりも可愛いく、次期王が約束される展開は、なかなか上手いと思わされた。
ビリーポーターによる魔法のシーンのCG映像の楽しさと美しさは格別。お城内の内装の豪華さ及び美しさも素晴らしく、ガラスの靴の造形や、衣装のカラフルさも素敵だった。そして、集団によるダンスのダイナミズムは流石で、楽しさが満載で良かった。特にラストのカベロを中心としたダンスシーンの賑やかさ・楽しさは出色。
ただ、このお話の流れだと、王子は将来の夢のかけらも何も無く、シンデレラのヒモ男になってしまう。それで2人は長続きするのだろうか?とも思ってしまった。欲張りすぎかもしれないが、脚本で王子の将来像イメージに関する書き込みが、少しだけでも有れば更に良かった気がした。
自由と自立を歌いあげるシンデレラ
LAに移住した元ロイヤルカップルに見えなくもない現代版のシンデレラ。
シンデレラの夢は王子様のお迎えではない。自分の好きな洋裁をビジネスにして自力で今の環境から脱出することだ。王子様との王宮での暮らしなど、自分のビジネスができなければ真っ平ごめん。あっさりと王子のプロポーズを断る背筋がしゃんとした女の子である。
一方、王子のほうは親のOKを仰ぎあっさりと興味のない王の継承権を捨て、代わってやる気満々の妹が王位を継ぐ。
今までの真逆をいく、女性がリーダーシップをとるストーリー。伝統的な価値観と異なろうとそれが自分の夢なら、叶えるために進んでいこう、と女の子達に力を与える。
キャスト、衣装、音楽、全てが多様性に富み、見応え、聴き応えもあった。
結果的にはイイ男も仕事も手にした主人公。この上なくハッピーである。
今のハリウッドの気分が味わえるミュージカル大作。
シン・シンデレラ
メーガン妃にインスパイアされたのだろうか王室を皮肉っているような珍説シンデレラ、ラテン調でR&Bスタイルのミュージカル仕立て。
ストーリーは誰もが知っている玉の輿物語なので、見どころは現代風リーブートのお手並み拝見といったところでしょうか。
魔法使いがオカマの黒人というのも突飛、ドレスデザイナーとして自立を目指すシンデレラは単に継母に虐められるだけの薄幸の少女ではありません、王子のお忍び中に町で出会うと言う設定も新解釈、現代風の工夫が織り込まれ斬新なシン・シンデレラにリブートされました。
ただ、カミラ・カベロさんの歌はエネルギッシュではありますが雑に聴こえました。ミュージカル・ヒロインというと美声でムーディーという先入観が古すぎるのかも知れませんね。
そもそもおじさん向けの映画ではありませんので感想などは大きなお世話でしょう、失礼しました。
ネタバレあり
これでもかという位のポリコレがウザイ。
シンデレラは夢がかない、どこかの国の黒人の女王様のお付きのデザイナーに決まって収入が得られるわけなんだけど、シンデレラに一緒にくっついて行く王子様は身分も捨て特に何かに秀でてるわけでもなさそう。彼女のヒモ状態でこれからの人生を送るのか?
特に目新しさがないミュージカルシーンに、ひどかったのは舞踏会の踊りのシーン。
監督がダメなのか演出家のせいなのか、俳優が社交ダンスを一切踊ることができなくてああなったのか…
ディズニー映画の(魔法にかけられて)の舞踏会シーンとは天と地程の差があった。
ファビュラスなPoPミュージカル
冒頭付近であっ来るなーと思ったとうり
Find me somebody to love (^_^)
全体の雰囲気とかは、セットやロケにお金をかけたOィズニーちゃんねるムービー風。
選曲やダンスアレンジなどはグリー風。
勝ってません。(^^;
毒気なし。つうか抜き過ぎ。
根っからの悪人はおろか、
悪人が出ません。ヲイヲイ継母さん。いいのか?それで。(^^;
従来、魔法使いのおばあさまが登場するあたりの役者さんは、思ったとうりでしたが、
正直もっと、ドラアグな方が出たほうがスパイシーだったのでは?と思いました。
いまの時代、王子さまのキャラって難しいですね。
ただの、添え物。
あんなもの、だだの飾りです。
エライ人にはわからんのですね。
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