シンデレラのレビュー・感想・評価
全44件中、21~40件目を表示
自由と自立を歌いあげるシンデレラ
LAに移住した元ロイヤルカップルに見えなくもない現代版のシンデレラ。
シンデレラの夢は王子様のお迎えではない。自分の好きな洋裁をビジネスにして自力で今の環境から脱出することだ。王子様との王宮での暮らしなど、自分のビジネスができなければ真っ平ごめん。あっさりと王子のプロポーズを断る背筋がしゃんとした女の子である。
一方、王子のほうは親のOKを仰ぎあっさりと興味のない王の継承権を捨て、代わってやる気満々の妹が王位を継ぐ。
今までの真逆をいく、女性がリーダーシップをとるストーリー。伝統的な価値観と異なろうとそれが自分の夢なら、叶えるために進んでいこう、と女の子達に力を与える。
キャスト、衣装、音楽、全てが多様性に富み、見応え、聴き応えもあった。
結果的にはイイ男も仕事も手にした主人公。この上なくハッピーである。
今のハリウッドの気分が味わえるミュージカル大作。
古典を現代風にアレンジだが…
最高に新しいシンデレラ
作り手が一番「女性」と「男性」を区別してる
王道クラシックの現代再解釈として「女性の自己実現」ってこと描くなら、もっと本当は才能もあって努力もしてる人が実力や工夫で不遇な環境を乗り越える話にしないと。
結局魔法で完成した偽りの作品が成功のきっかけじゃダメでしょ。商売したいのか、デザインしたいのか、仕立てたいのかもわかりませんし。本当に自己実現をテーマにおくなら、舞踏会にいく人のためにシンデレラがドレスを売って、あの空きテナントに店だすとこまでやってくれ。
また、いろんな改変の中でも「王子が平民モードのシンデレラに一目惚れ」は本当に下手くそ。これにより、魔法がとけるので舞踏会から脱出しなければいけないって理由も消えるし、王子がシンデレラ探すところもグダグダなる。
作中ずっとセリフで「女は○○」「男は○○」言ってるのも、ズレたポリコレもきついしそこを映画的に見せる気はないし。
王様は領土云々言うくせにシンデレラの奥向き資産も最初から気にしないし、王子は色ボケ以外自分のアイデンティティーないままだし、隣の家のイケメンや金持ちのブサイクの描き方のほうがよっぽど差別的だし。
社会をなめたワガママ女たちが暴れまわってるだけにみえました。
可愛い自分のために生きれるのは 自分だけだなって思った いつも悪者...
王様が気になります
シン・シンデレラ
メーガン妃にインスパイアされたのだろうか王室を皮肉っているような珍説シンデレラ、ラテン調でR&Bスタイルのミュージカル仕立て。
ストーリーは誰もが知っている玉の輿物語なので、見どころは現代風リーブートのお手並み拝見といったところでしょうか。
魔法使いがオカマの黒人というのも突飛、ドレスデザイナーとして自立を目指すシンデレラは単に継母に虐められるだけの薄幸の少女ではありません、王子のお忍び中に町で出会うと言う設定も新解釈、現代風の工夫が織り込まれ斬新なシン・シンデレラにリブートされました。
ただ、カミラ・カベロさんの歌はエネルギッシュではありますが雑に聴こえました。ミュージカル・ヒロインというと美声でムーディーという先入観が古すぎるのかも知れませんね。
そもそもおじさん向けの映画ではありませんので感想などは大きなお世話でしょう、失礼しました。
ネタバレあり
これでもかという位のポリコレがウザイ。
シンデレラは夢がかない、どこかの国の黒人の女王様のお付きのデザイナーに決まって収入が得られるわけなんだけど、シンデレラに一緒にくっついて行く王子様は身分も捨て特に何かに秀でてるわけでもなさそう。彼女のヒモ状態でこれからの人生を送るのか?
特に目新しさがないミュージカルシーンに、ひどかったのは舞踏会の踊りのシーン。
監督がダメなのか演出家のせいなのか、俳優が社交ダンスを一切踊ることができなくてああなったのか…
ディズニー映画の(魔法にかけられて)の舞踏会シーンとは天と地程の差があった。
ファビュラスなPoPミュージカル
冒頭付近であっ来るなーと思ったとうり
Find me somebody to love (^_^)
全体の雰囲気とかは、セットやロケにお金をかけたOィズニーちゃんねるムービー風。
選曲やダンスアレンジなどはグリー風。
勝ってません。(^^;
毒気なし。つうか抜き過ぎ。
根っからの悪人はおろか、
悪人が出ません。ヲイヲイ継母さん。いいのか?それで。(^^;
従来、魔法使いのおばあさまが登場するあたりの役者さんは、思ったとうりでしたが、
正直もっと、ドラアグな方が出たほうがスパイシーだったのでは?と思いました。
いまの時代、王子さまのキャラって難しいですね。
ただの、添え物。
あんなもの、だだの飾りです。
エライ人にはわからんのですね。
普通
ミュージカル × 現代っぽさ = 自分らしく!
広く知られた、そしてわざわざもう作り直さなくてもいいおとぎ話を今日により通ずるように改変アップデートした感じ。不公平な世の中で女性の社会進出もあって、生き方は選べる、人生は自由だという普遍的テーマを持ち出す。もちろんシンデレラとタイトルを謳うくらいだから肝心な部分はそのままに。シンデレラの魔法が解けるシーンは流石の映像技術。
HSMヴァネッサ・ハジェンズ系でチャーミングなカミラ・カベロ演じる主人公のイジワルな継母役はFROZENイディナ・メンゼル、王子の両親役は『マンマ・ミーア』でも歌っていた動ける英国紳士ベテラン代表ピアース・ブロスナンと、個人的に最近あまり見ていない気がするミニー・ドライヴァー。昨今のミュージカルには欠かせない人懐っこい丸いフォルムと素敵な声の持ち主CATSジェームズ・コーデンも!
脚本監督は『ピッチ・パーフェクト』シリーズの脚本はじめ、良作コメディ『ブロッカーズ』では監督も務めているケイ・キャノン。話自体は結構どうでもよくて記憶には残らないけど、気楽に見ていられるし、色とりどり微笑ましく可愛らしい。そしてもう遅すぎるくらいだけど、遅かれ早かれ生まれるべき女性の統治・指導者。
プライムの字幕の対応速度クソすぎるんですがウチだけ?字幕から日本語字幕って選択しても出ないで、一回中国語なり別の言語にしたり、ああだこうだしている内にやっと出てくるみたいな。てか、ここ日本なんだから最初から日本語字幕出しといてくれよ。
この作品を見ないという選択肢は無い。
最近の黒人、LGBTに過剰に配慮した作品が嫌いで、
誰もが良く知るシンデレラを何がどうなるのか と思いながら見ましたが
これはそれも気にならないほど見事な仕上がりでした。
カミラ・カベロやイディナ・メンゼルはもちろんの事、
王女役のタルーラ・グレイヴェが超カワイかったです。
あれほど少ないシーンですっかり虜にされてしまいました。
本筋の話に戻って言うと、なにより選曲が絶妙かつ最高でした。
しょっぱなからあの曲でくるとは攻めてるなー からの
怒涛のグッドチョイスの連続ですっかりやられました。
ストーリーのオリジナル部分もしっかりと組み込まれ
全員(約1名除く)がスッキリでした!
全44件中、21~40件目を表示