シンデレラのレビュー・感想・評価
全43件中、21~40件目を表示
古典を現代風にアレンジだが…
アマプラ吹替で。
誰もが知ってる古典を、話の大筋を変えることなく、しかし解釈は大胆に変えて、現在の価値観に沿うように作った作品。
だが…野心的な試みは面白いけど、安易。シンデレラを使う理由がわからない、ただの客寄せに見える。女性も夢を追っていいんだ、パートナーの後ろを行く必要無いんだ、てのは全くその通りで、色んな題材でやってほしいけど…オリジナル脚本でいいんじゃないかな〜
更に言えば、いわゆる昔の、優秀な夫と結婚して支えるのが女の幸せ、てのを完全に否定してるのも上手くないと思う。実写版アラジンは、そのバランスが抜群に上手かった。
最高に新しいシンデレラ
幸せの形は決まってない
自分で決める
周りから無理だと言われても全ては自分が決める
全てを諦めない最高のシンデレラストーリー
これを今までのシンデレラと比べて観るのは無粋
こんなシンデレラがいても良いじゃない
と言うよりこんなシンデレラかなーり素敵じゃない?
音楽もダンスもめちゃくちゃ好き
今だからこそ観られた最高のシンデレラ
作り手が一番「女性」と「男性」を区別してる
王道クラシックの現代再解釈として「女性の自己実現」ってこと描くなら、もっと本当は才能もあって努力もしてる人が実力や工夫で不遇な環境を乗り越える話にしないと。
結局魔法で完成した偽りの作品が成功のきっかけじゃダメでしょ。商売したいのか、デザインしたいのか、仕立てたいのかもわかりませんし。本当に自己実現をテーマにおくなら、舞踏会にいく人のためにシンデレラがドレスを売って、あの空きテナントに店だすとこまでやってくれ。
また、いろんな改変の中でも「王子が平民モードのシンデレラに一目惚れ」は本当に下手くそ。これにより、魔法がとけるので舞踏会から脱出しなければいけないって理由も消えるし、王子がシンデレラ探すところもグダグダなる。
作中ずっとセリフで「女は○○」「男は○○」言ってるのも、ズレたポリコレもきついしそこを映画的に見せる気はないし。
王様は領土云々言うくせにシンデレラの奥向き資産も最初から気にしないし、王子は色ボケ以外自分のアイデンティティーないままだし、隣の家のイケメンや金持ちのブサイクの描き方のほうがよっぽど差別的だし。
社会をなめたワガママ女たちが暴れまわってるだけにみえました。
可愛い自分のために生きれるのは 自分だけだなって思った いつも悪者...
可愛い自分のために生きれるのは
自分だけだなって思った
いつも悪者が成敗されるけど今回はみんな平和でいいなって悪者にも悪者の人生ストーリーがあるから
やりたいことやらないで死ぬのは
嫌だし好きなように生きよう、自分の人生自分が
満足できなかったら生きてる意味ないなって思えた
王様が気になります
俳優さんたちが魅力的でした。シンデレラの現代版としての価値に、素直に声援送りたくもなりました。台詞をはじめ言動に時々不満を覚えました。女性の立場寄りであることは心強いのですが、王様とか男性陣をもっと尊重して労ってあげた方がバランスが取れるかもしれません。王様は好きだな。
シン・シンデレラ
メーガン妃にインスパイアされたのだろうか王室を皮肉っているような珍説シンデレラ、ラテン調でR&Bスタイルのミュージカル仕立て。
ストーリーは誰もが知っている玉の輿物語なので、見どころは現代風リーブートのお手並み拝見といったところでしょうか。
魔法使いがオカマの黒人というのも突飛、ドレスデザイナーとして自立を目指すシンデレラは単に継母に虐められるだけの薄幸の少女ではありません、王子のお忍び中に町で出会うと言う設定も新解釈、現代風の工夫が織り込まれ斬新なシン・シンデレラにリブートされました。
ただ、カミラ・カベロさんの歌はエネルギッシュではありますが雑に聴こえました。ミュージカル・ヒロインというと美声でムーディーという先入観が古すぎるのかも知れませんね。
そもそもおじさん向けの映画ではありませんので感想などは大きなお世話でしょう、失礼しました。
ネタバレあり
これでもかという位のポリコレがウザイ。
シンデレラは夢がかない、どこかの国の黒人の女王様のお付きのデザイナーに決まって収入が得られるわけなんだけど、シンデレラに一緒にくっついて行く王子様は身分も捨て特に何かに秀でてるわけでもなさそう。彼女のヒモ状態でこれからの人生を送るのか?
特に目新しさがないミュージカルシーンに、ひどかったのは舞踏会の踊りのシーン。
監督がダメなのか演出家のせいなのか、俳優が社交ダンスを一切踊ることができなくてああなったのか…
ディズニー映画の(魔法にかけられて)の舞踏会シーンとは天と地程の差があった。
ファビュラスなPoPミュージカル
冒頭付近であっ来るなーと思ったとうり
Find me somebody to love (^_^)
全体の雰囲気とかは、セットやロケにお金をかけたOィズニーちゃんねるムービー風。
選曲やダンスアレンジなどはグリー風。
勝ってません。(^^;
毒気なし。つうか抜き過ぎ。
根っからの悪人はおろか、
悪人が出ません。ヲイヲイ継母さん。いいのか?それで。(^^;
従来、魔法使いのおばあさまが登場するあたりの役者さんは、思ったとうりでしたが、
正直もっと、ドラアグな方が出たほうがスパイシーだったのでは?と思いました。
いまの時代、王子さまのキャラって難しいですね。
ただの、添え物。
あんなもの、だだの飾りです。
エライ人にはわからんのですね。
普通
ミュージカル要素が良かった。
慣れているストーリーだけれど、それなりに楽しめた。
でもなぜか、パンチが無かったかな。
カメラワークのせいかな??
迫力が無いというか・・・・
ねずみちゃん達が人間になった姿が、かわいかった。(もろCGだけど)
観劇&体感型シンデレラ
特に印象に残ったのが「マテリアルガール」のメロディーのフェイク感やコーラスアレンジがとっても良かったこと。欲を言うなら魔法の呪文ビビデバビデブーをノリノリなラップでやって欲しかった。
ミュージカル × 現代っぽさ = 自分らしく!
広く知られた、そしてわざわざもう作り直さなくてもいいおとぎ話を今日により通ずるように改変アップデートした感じ。不公平な世の中で女性の社会進出もあって、生き方は選べる、人生は自由だという普遍的テーマを持ち出す。もちろんシンデレラとタイトルを謳うくらいだから肝心な部分はそのままに。シンデレラの魔法が解けるシーンは流石の映像技術。
HSMヴァネッサ・ハジェンズ系でチャーミングなカミラ・カベロ演じる主人公のイジワルな継母役はFROZENイディナ・メンゼル、王子の両親役は『マンマ・ミーア』でも歌っていた動ける英国紳士ベテラン代表ピアース・ブロスナンと、個人的に最近あまり見ていない気がするミニー・ドライヴァー。昨今のミュージカルには欠かせない人懐っこい丸いフォルムと素敵な声の持ち主CATSジェームズ・コーデンも!
脚本監督は『ピッチ・パーフェクト』シリーズの脚本はじめ、良作コメディ『ブロッカーズ』では監督も務めているケイ・キャノン。話自体は結構どうでもよくて記憶には残らないけど、気楽に見ていられるし、色とりどり微笑ましく可愛らしい。そしてもう遅すぎるくらいだけど、遅かれ早かれ生まれるべき女性の統治・指導者。
プライムの字幕の対応速度クソすぎるんですがウチだけ?字幕から日本語字幕って選択しても出ないで、一回中国語なり別の言語にしたり、ああだこうだしている内にやっと出てくるみたいな。てか、ここ日本なんだから最初から日本語字幕出しといてくれよ。
この作品を見ないという選択肢は無い。
最近の黒人、LGBTに過剰に配慮した作品が嫌いで、
誰もが良く知るシンデレラを何がどうなるのか と思いながら見ましたが
これはそれも気にならないほど見事な仕上がりでした。
カミラ・カベロやイディナ・メンゼルはもちろんの事、
王女役のタルーラ・グレイヴェが超カワイかったです。
あれほど少ないシーンですっかり虜にされてしまいました。
本筋の話に戻って言うと、なにより選曲が絶妙かつ最高でした。
しょっぱなからあの曲でくるとは攻めてるなー からの
怒涛のグッドチョイスの連続ですっかりやられました。
ストーリーのオリジナル部分もしっかりと組み込まれ
全員(約1名除く)がスッキリでした!
映画館で見れない映画
映画館で見られない映画は、映画コムに掲載して欲しくないと思います。本当はとても見たいのです。アマゾンムービーも時々映画館に来ますが、今回は映画館での上映はないのでしょうか。情報下さい。
日本評価の乖離
(フィルマに書いたレビューです。)
imdb3.6/10だが、ここでは4/5(8/10)の傑作あつかいだった。
ちょろいマーケットだなあ日本て。
Camila CabelloといえばHavana。つっても、そのていどしか知らないが。にしても何十億回という視聴回数の動画を配信している、超ビックなシンガーなのは知っている。アメリカや中南米では、かんぜんなアイドルにちがいない。それこそCamila Cabello主演だけで、映画がつくれるほどの。──というわけで出来上がった映画がCinderella。
アイドル映画らしく、かんぜんにベタなシンデレラの物語が再現されている。かつミュージカル。ピアースブロスナンも歌っちまう。アマゾンオリジナルで推薦年齢対象7歳+。そんなお約束かつ子供向け映画ゆえimdbの評点が3.6になった。国内5点制に換算すると1.8です。
ところが日本の映画レビューサイトだとクオリティが反映されない。フィルマで4です。10点制に換算すると8です。imdbで8といえば完全な傑作です。これ傑作ですかね?
もちろん大前提として、映画なんて誰がどう見ようと勝手です。さらにこの映画は目くじらたてるようなもんじゃない、7歳の子供に対して必要充分で、たのしい映画です。
どう見ようが勝手ゆえに個人的な意見を述べさせてもらっているわけですが、曲がりなりにも映画レビューサイトでレビューするならクオリティを検証すべきではないでしょうか。
とはいえ、外国映画に辛辣評をしない日本人の気持ちはわかります。日本人には外国人(主に白人、ラテン)に対するコンプレックスがある。で、この映画には、この惑星で凄まじい人気を誇っている外国人様が出ている。人気の外国人様に追従しておかないと、なんか「わかってないやつ」みたいに見えてしまう。で、評価点が上がる。の仕組み。
たとえば、せんじつネットフリックスで見たHe's All That(2021)。
主演のAddison RaeはSNS(tiktok)によって人気を得たアイドルとのこと。新世代アイドルらしく20歳にもかかわらず官能方向の属性がある。エロかっこいいというやつ。で、映画はimdb4.4/10。フィルマでは3.7/5(7.4/10)でした。
わたしはテレビシリーズ「親愛なる白人様」のレビューにこう書きました。
『平生、だれも一言も漏らさないが、日本人は、すさまじいまでの白人コンプレックスを抱えている。テレビはハーフタレントだらけ。ハーフとはいえ片方はゲルマンかスラヴ、混成だとしてもムラートではなく見た目が白人な人しか好まれない。いっぱんに整形手術とはアジア人らしさを払拭しアングロサクソンにちかづける手術のことだ。
なんならこのサイトの「ユーザーを探す」をクリックすれば、そこに居並ぶ人々は(たぶん)日本人でありながら揃いも揃って白人が出てくる映画を推している。嘘でも冗談でも針小棒大でもない。日本人向けの日本語の映画レビューサイトにおいて、ほとんどの人たちが白人の映画のファン──なわけである。(わたしもです。)にもかかわらず、みな白人好きの習性を露呈しない。にっぽん男子たるもの、揃いも揃って、おれはAngela Whiteなんて知りませんよ──てな涼しい顔をして生きている。
YouTubeでよくある動画だが、日本のおいしい料理・美しい場所・他国にない事やモノ・独自性のある習慣などを紹介して驚嘆する──ってのがある。
で、その紹介はかならず白人の女がやる。きれいな白人の女が、モニタリングの女子高生のように驚嘆することによって、動画に価値が生まれる。
それがどういうことか──というと、日本の事・モノを白人の女に褒めてもらうと、日本人はうれしい──ってことである。ばかっぽい。が、現実にその構造をしている。』後略。
日本では萌えが評点化されます。
かんたんに言えば「かわいけりゃいい」ってこと。
これは見る側だけの観点じゃない。作る側のイニシアチブにもなってくる。
たとえば、21世紀の女の子というオムニバス映画。もはや言うまでもないけど、21世紀の女の子の前提は「若い女性がつくったのだから許してね」である。あるいは池田エライザの夏、至るころ。あんだけ百姓くさい*のに佳作あつかい。
日本では、たとえば「美術館女子」のように「エロス資産」によって、無能な若い女が救われる萌えバイアスが社会を覆っています。
男は年収1,000万でも難色されるのに、女は家事手伝いでもじゅうぶんに泳げる社会なわけ。おっさんなってみりゃわかるけど、根本的に言ってしまえば、男なんて死ぬか隠れるように暮らすか、しかないもんね。──底辺なじぶん自身の歯ぎしりによって話が逸れたので元に戻しますが、日本人は、外国映画に対して、その萌えバイアスに白人コンプレックスが加算されます。拙作が怒濤の高評価を得てしまうのは、そんなわけです。
ただし萌え+コンプレックスの他に、とても不遜な話だけど、個人的には、imdbと国内レビューの乖離について、日本人には鑑賞眼=リテラシーが足りないんじゃなかろうか、と思ってしまうことが(かなりひんぱんに)あります。
(文系な人の独り言:映画の理解力って、ものの価値がわかるか、わかんないか──に繋がってしまうことのような気がする。)
(*わたしは田舎の百姓なので百姓くさいが差別用語にあたりません。)
(imdbおよびフィルマの値は2021/9月初めの値)
全43件中、21~40件目を表示