「心に残る映画」かば HEYBILLYさんの映画レビュー(感想・評価)
心に残る映画
携帯もパソコンもなかった1980年代。大阪・西成を舞台にさまざまな葛藤を抱えた若者や大人達が悩み、ぶつかり合いながらも心を通わせていくストーリー。
長い年月をかけてクラウドファンディングを募りながら作られた作品というだけあって、沢山の人の応援や愛情がこもった素晴らしい作品だった。
脚本も役者も演出も音楽も全てがマッチしていて、時代は変われど感情移入してしまう。
「全部の生徒に優しい先生でいてね。」
問題児だけじゃなく、悩みを心の内に秘めた生徒にも寄り添う大切さに気付くシーンに心打たれた。
この作品に出会えてよかった。決して商業的な映画ではないと思うが、円盤化・全国での上映を希望する。
コメントする