「犯罪が生む負の感情の連鎖を断ち切りたいという思い」前科者 ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
犯罪が生む負の感情の連鎖を断ち切りたいという思い
本作は漫画が原作なので、リアルじゃないと感じる所もあります。
保護司は無報酬で時間も不規則なので、弁護士や経営者などの自営業の男性のイメージです。バイト生活の若い女性がやるとは考えにくいです。それに、仮釈放中に車の運転をするとか、違法な取り調べには違和感がありました。
本作は最初、ひたすら人を信じるお人好しの保護司の話かと思いましたが、そんな簡単な事では無かったです。
犯罪は、直接の被害者やその家族だけでなく、周囲の人間にもドス黒い感情をもたらして、人生をも狂わせます。とばっちりで世間から非難されたり、自分の土地で犯罪が起きた事で、罪のない遺族に嫌味を言ったり。
真司は自分の中の醜い感情に気が付いてはいても、自分でもどうしようもないのかなと思いました。佳代はそういう気持ちをも呑み込んで生きて行こうと決意したのでしょう。
森田剛さんの演技を最初に観たのは、「ランチの女王」の竹内結子さんの元カレ役。V6のキラキラなど感じさせない怖さでした。「ハロー張りネズミ」の調査員役も良かったです。
有村架純さんはますます光ってます。この2人の演技をぜひ観てください。
保護司という仕事について。
若い女性が主人公なので、職業としての保護司というのもあるのかと思ったら、やっぱりボランティアなんですね。これは良くないと思います。ボランティアって奉仕活動ですが、必ずしも無償でなくてもいいはずです。災害の時や東京オリンピックでのボランティアの待遇が悪すぎると思いました。ヨーロッパのボランティアは有償だと聞きます。有能な人材を確保するためにも、彼らの好意に報いるためにも、少しでも対価を払うべきです。
kazz様コメントありがとうございました。佳代は、若すぎる、という点を除いたら、実は保護司に凄く向いていますよね。ぜひ職業として成立させて、お肉を沢山食べられるようにしてあげて欲しいです。
ゆり。さん コメントありがとうございます😊😭。人によるかと思いますが、ベテラン俳優のやらされてる感。「赤紙」とか「出征」こんな作品で使うなよ。というのは事実でした。中学生男子にはイイかもです。
ありがとうございました😃😊。
混線してましたね(汗)ありがとうございます。
あくまでもボランティアであり、それだけで食べていける程の収入にはなりませんが、指導や調査の報告書を提出するとお金の支給はあリます。
石橋さん。便利屋の女社長ですね、改めて有料パンフレット見て気付きました。私の乏しい能力では脇役バイプレイヤーの方のお名前は覚えるのムリですねぇ。仲さんは「はるヲうる人」等で存じ上げております。
ありがとうございました😊😊。勉強になります。よろしくお願いし致します。
コメントイイねありがとうございました😊😭おっしゃるとおりです。有村架純も十分良いのですが。「説教たれる」場面が厳しかったかも知れません。小林桂樹。懐かしい。確かにおっしゃるとおりです。ありがとうございました😊。