「有村架純と森田剛の説得力に感服」前科者 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)
有村架純と森田剛の説得力に感服
日活とWOWOWの意欲的な取り組みが奏功し、素晴らしい作品に仕上がった。
有村架純が主人公・佳代に扮し、新人保護司として奮闘する姿を描いた連続ドラマ版「前科者 新米保護司・阿川佳代」は全6回で昨年放送されたが、いわば序章。映画ではその後が描かれているが、原作にはないオリジナルストーリーが紡がれている。
有村架純といえば、昨年は「花束みたいな恋をした」など大ヒット作に恵まれたが、筆者の個人的見解では今作の演技でベストパフォーマンスを更新したと言い切って良いほどに素晴らしい。
喜怒哀楽とか、そんな生半可な表現では事足りないほどに全身全霊で役を生きている。
その有村に対峙する森田剛がまた、、、本当に素晴らしい。
ネタバレを絶対にしたくないので、ぜひ2人の熱演をご鑑賞ください。
また、石橋静河と若葉竜也が仕掛けたアクセントも、たまらなく素敵だ。
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