いきうつしのレビュー・感想・評価
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怪しい世界観に引き込まれる作品
土地の名士から、不治の病に冒されたを美しい姿のまま写した人形制作を依頼されるって
話からして興味津々。
映像もすごく怪しい雰囲気でつくられていて、この見せ方は素晴らしいと思いました。
椿を演じた笠原千尋さんも怪しい美しさでもって、
この世界観に引き込まれてしまいました。
この世界観で田中監督には長編を撮っていただきたいです。
インディーズに珍しい時代劇
インディーズでは極めて珍しい時代劇。
複数の登場人物を岡慶悟さんと笠原千尋さんのお二方だけで演じ分ける実験的な手法が印象的でした。
インディーズ魂に溢れる発想は面白かったですが、そうしている演出的意図はよくわかりませんでした。
広い範囲を作り込む予算がなかったためか、非常に狭い画面が多く正直みやすいとも面白いとも思えなかったです。やたらとフィックス1カットが長いところも典型的なインディーズ映画だな…と感じてしまいました。
ただこの界隈で時代ものにチャレンジしたのは素晴らしいと思います。
好きな
題材。ご令嬢がそれらしい年齢なのがいい、もっと若い美少女だとあざとくなる。処女作らしいが、膨らませたかった箇所が沢山、そこが又良かった。
2024年11月23日特集上映 田中監督の処女作と言う事ですが、色々な役を少人数で演ってるのを見ると侍タイムスリッパーが思い起こされる。コレを完全版にするか、1つのエンタメストーリーで撮ってほしいと思う。
香具師
病に伏せる名士のお嬢様の姿を、寸分違わぬ生き人形として製作する様に頼まれた仏師と、お嬢様の話。
隠されているのか、匿われているのか、残り少ない時間を共有する2人のそれは共感なのか情なのか、単純な話ながらなかなか面白かったけれど、設定の面白さばかりだったかな。
登場人物は複数いるけれど演者は男女一人ずつ。
弁士が語る体でみせていく為なんだろうけれど…
そのおかげでいくらかはキャッチーな感じになっていた気はするけれど、その辺の意図が汲み取れなかった。
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