まちの本屋
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解説
兵庫県尼崎市にある小さな町の本屋で、2020年12月に発売されたビジネス小説「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」のモデルにもった小林書店を題材にしたドキュメンタリー。兵庫県尼崎市の立花駅前から続く商店街にある、売り場約10坪の小林書店は、現店主の小林由美子さんの両親が1952年に創業した。近年はネット通販の広がりや読書離れによって全国の書店が減り続け、小さな町の書店を取り巻く環境は厳しさを増している。しかし、そんな中でも由美子さんは「小さな店だからできることがある」と、さまざまなイベントを開催したり、地元客を大事にするなどし、店を続けてきた。しかし、ある時、夫の昌弘さんが脳梗塞で倒れてしまう。店をたたむべきか悩む由美子さんは、改めて書店という商売と向き合う。監督は、テレビのドキュメンタリー番組の演出などを手がけ、これが映画初監督となる大小田直貴。
2020年製作/107分/日本
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