「あの時のあの場所が愛おしく思う。」郊外の鳥たち カレーか豚カツかで悩むアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
あの時のあの場所が愛おしく思う。
日本で配給される中国映画に限って今昔物語が多い気がする。もちろん作家によって表現方法は違えど、どれも魅力的に思う。中国と日本はなんだかんだで地続きな文化圏だと信じているタチで、そういう意味ではこのノスタルジックで切ない感覚は共感できるものがある。夢と被せながら、現在と過去を行き来することで境界線が曖昧になる感覚は、歳のせいかこれまた痛いほどあるある。
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