ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
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真剣さが見えないところが持ち味
軽いノリで銀河を救う、が持ち味なので真面目に考える人の方が苦労する世界観。率直に言ってもっとどうにかなるだろ、と思わなくはないし割と致命的なミスも頻発してるのを見るとストレスに感じる部分も多々みられる。しかし、それをご都合主義とまではいかないラインで押し留め、どんなものにも活躍してする場はあるみたいなある意味教科書に載せられるようなストーリー。
とはいえエンドゲームとか前の2作の内容とかすっかり忘れてるので前半はこいつ誰だ?から入る。最近の続編ものって皆ちゃんと過去作復習してから見てんの?
話にもあったがバカなのや知識情報が足りないのは見てて許容出来るが考えないのは割と不快。グルードですらなんか知的になってるしなあ。
完璧を目指したんじゃない。ありのままを認めなかっただけだ
ロケットはこんなに重いものを背負っていたんだねー。
本作は「泣けた」
MCUの過去作で泣いた事はないし、「銀河鉄道の父」も「ワイスピシリーズ」も一切泣けなかったが、まさかGotGに泣かされるとは思わなかった(笑)
物心ついた頃(1970年代)からスペースオペラやヒロイックファンタシーが大好きだった為、多種多様な外見の宇宙人や亜人間達が酒場や繁華街にたむろしているような世界観は子供の頃から憧れていた。
学生は男子は短髪、女子は髪が肩につかない長さ、または黒ゴムで結ぶのが世の中の常識であり、パーマやカラーリングは「カタギではない」と見做される。マニキュアや口紅は赤やピンクなど暖色が当たり前で寒色系や黒は異様な目で見られたものだ。
そんな時代に、髪の色も様々、外見も肌の色も地球人とは似ても似つかない「様々な人間達」が共存する世界こそが「普通」であって欲しいと強く願っていた。
令和の今、「フィクションの世界」では随分とそれが当たり前になってきた。
GotGまでくると、もうLGBTQだのコンプライアンスだの「一切関係ない」と思えてこないか?
「同質の者」が多い空間なればこそ異質への配慮が叫ばれるが「すべてが異質」となればもはや気にする方が馬鹿らしい。
今回はそこに
「知能の高さも低さも関係ない」
「戦闘能力の高さも低さも関係ない」
「高等生物かそうでないかも関係ない」
という強烈なメッセージを織り込んでくれた!
そうなんだよな。「ありのままの自分」であるというだけで「みんな誰かの宝物」なんだよな!
ドラッグスの知能が低いのは本人の責任ではないし、今回はフィラ達の言葉が話せる事や良き父親としての一面を垣間見せてくれた。
マンティスの戦闘力が低いのは(いや、充分高いのだが。ガモーラやネビュラが異常に高いだけだが)悪い事ではないし、他者の感情に人一倍敏感なのは素晴らしい事だ。
アダムが色々と未熟なのは生まれたばかりの赤子同然だからだ。(実はサノスクラスの超最強キャラです。今後の成長にご期待下さい)
言ってみればハイ・エボリューショナリーの目指す世界はナチスに代表される優勢思想の最たるものだ。
その先にあるのは社会への有益性が低い人間は殺して良いという極論だ。
オープニング曲、RadioheadのCreep(蛆虫)にてロケットがI don’t belong here〜♪と口ずさむ。
この思いは誰でも経験したことがあるだろうし、今現在まさしくそう感じている人の方が圧倒的に多いだろう。
人は誰もが「自分の居場所」を探す放浪者だと思うのだ。
「本物の仲間や家族」にとって、愛する者の生産性なんてどうでもいい。
長所も短所もすべて丸ごと受け入れてくれるのが仲間だ。その場所こそが「家」だ。
Heartのcrazy on youはロケットを狙ってノーウェアで暴れまくるアダムにピッタリだ。
Rainbow のSince You Been Goneでは「君がいなくなって耐えられない」とロケットを救いに命懸けで敵陣に乗り込み、SpacehogのIn the Meantimeで「みんな君と同じ。君のすべてを愛してる」と語りかけ、EW&Fのreasonsでは「あれこれつけてた理由なんてみんな本物じゃなかった」と気付く。
Alice CooperのI’m Always Chasing Rainbowsで虹を追いかけ続けている自分だけど、The TheのThis Is the Dayで今日こそが人生を変える日だと決意する。(飛んでいったのは飛行機じゃなくてピラミッドだったけどw)
そしてロケットはついに自らラクーンと名乗る!
「自分の嫌いな自分」を受け入れた珠玉の名場面だ!
ガーディアンズが結集した時に流れるはBeastie BoysのNo Sleep Till Brooklyn。
「Brooklyn=家=ノーウェア」に辿り着くまで全力で、絶対に倒れないぞ」という意思表明にも聴こえる。
戦いのあと、ロケットが選んだZuneの曲は知らなかったがDog Days Are Overというのだなぁ。
「辛い日々は終わった」と皆が踊るシーン。彼ら一人一人が抱えてきた背景を思えば胸に迫る。
そして GotGと言えば外せないBruce Springsteen。監督が選んだ曲はBadlands。
「日々荒れ地で生きていかなきゃいけない。理解されるまで進み続ける。愛を信じてる。誠実さを信じてる。いつか荒れ地に報われるさ。」
・・・と、知らない曲はスルーでまとめてしまったが他のどの曲も場面にピッタリ合っていて素晴らしかった。新しい時代の曲もサントラ流して覚えようと思う。
ちなみに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」を未鑑賞の諸兄あらば是非観て欲しい。
ラストシーン、新聞での「ケヴィン・ベーコン」のネタもわかるし、「バッキーの腕」ネタも楽しめる。
兎にも角にも、3部作の締め括り。
予想を遥かに超えた素晴らしい出来栄えであった。ジェームズ・ガン監督にスタンディングオベーションを贈りたい。
(さて、footlooseでも観るとするかなぁw
スタローンに関しては言及するほどのネタは見つからないなぁ。役どころは良かったです。大御所用ポジション)
物語の区切りとして、理想的な一作
独特の世界観が多くのファンを惹きつけたものの、ジェームズ・ガン監督の一時解雇など、いっときはシリーズの継続すら危ぶまれる状況に追い込まれていましたが、本作で無事、(一応の)区切りを迎えることができました。
既存のスーパーヒーロー像を打ち壊す破天荒さを備えつつ、キャラクターそれぞれが苦難に満ちた出自を掘り下げていく、という二つの要素が寄り合わさった作品でしたが、これまでの紆余曲折は、本作の結末に間違いなく深みを与えていました。三作を経てすっかり顔なじみになったキャラクターに、派手な見せ場を与える、ではなく、なんらかの救いや希望を与えていくガン監督の愛情に満ちた眼差しは、たとえ前作からかなり時間が経って物語の細部を忘れていても(あるいは本作がシリーズ初見であっても)、観客に十分伝わるだけの力を持っています。その丁寧な「幕引き」の仕方は、物語の一つの区切りを示してみせる、という点で理想的とも言えるものとなっています。
本作の実質的な主人公となるロケットの、彼がどうしてあれほど冷笑的かつやや自暴自棄とも言えるような態度をとり続けるのか、その背景が明らかになった時、そしてそこになんらかの折り合いを付ける時が訪れた時の彼の表情は、忘れがたいものがあります。
映画の語り手としてのガン監督の才能が結集したかのような作品ですが、一方で彼の持ち味である露悪的なまでのブラックコメディ的な要素も冴え渡っているので(『ザ・スーサイド・スクワッド 〜”極”悪党、集結』[2021]である程度予想できたものの)、中盤のとある場面など、「それは倫理的にどうなの?」と思わなくもない箇所がいくつかあるので、そういった点に疑問を抱いてしまうと、ちょっと作品の見え方が変わるかも。
長い…
冒頭からガモーラと合流するまではすごく面白かった。
あとはちょっとグダグダすぎる。長い。
行き当たりばったりで、自分たちにとって、結果良ければ全て良し的な感じは、相変わらず
ノーウェアのビジュアルは最高。
あれってバカデカい宇宙船だったのね
ネビュラのキャラが良かった
全員が、自分の間違いをちゃんと認めて、より良い存在になろうとするところは良かった
ガモーラと復縁?しなくてよかった。
ヨンドゥはちょっとグッときた(サービスショット)
カウンターアースの人たちは気の毒すぎる
ロケットが1段高いところに昇ったところはよかった
ハイ・エボリューショナリーの魅力がイマイチ
MCUの中では一番好き
新たなガーディアンズのメンツがなかなか良い
なのでスターロードは帰ってこなくていい(笑)
最近のハリウッド
好きシリーズがパワーダウン。野田クリスタル似の金色野郎良き
アクション、音楽、おバカ要素満載の一方、強敵過ぎる指ぱっちんサノスや、恐ろしすぎる生い立ちの姉妹など、ハラハラとワハハのバランスがよく、好きシリーズのガーディアンズ オブ ギャラクシーだが、本作はパワーダウンを感じた。敵がサノスじゃないからかな? 圧倒的小物感。
ロケットの過去話は泣けたけど、その後に敵のミュータントっぽいのを倒すときに、あれ? これって倒していいやつ?とか思ってしまった。途中まではまあまあ面白かったけど、ラストバトルがしょぼかった感があり、全体的にスケールは大きいけど作りが雑。
お祭りっぽいシーンは、ディズニー映画にありがち過ぎて、もっとガーディアンズぽくして欲しかった。
シリーズラストとしているけど、次も作れそうな終わり方。でも、次回作があっても見ないかもしれないなー。まあ、普通には面白いですが、好きシリーズだったので期待し過ぎたのかも。
誰かに似てる、誰かに似てると思いながら見ていたら、野田クリスタルだった金色野郎はキャラ好きでした。
最高!
vol1、2を見なかったことを恥じる
通じて残念な映画だった
vol.1とvol.2を観てから観るとどうなんだろう。
評価が高く、面白いと聞いて鑑賞しました。
vol.1とvol.2は観てなく、ある程度の情報だけで観ました。
字幕版を観たかったのですが、近くの映画館では字幕版がかかってなかったのと、
vol.1とvol.2を観てないので、字幕追いながら、話が進んでるお話を解釈するのは少しシンドいかもと思ったので。結果、字幕にこだわらなく、観に行って正解でした。吹替え版、とても良かったです。日本の声優はやっぱりレベルが高い。
この『軽くて重い、カッコふざけた』世界観はハマります。
画面もそうですが、脚本もしっかりしていて流石ハリウッド。
お金かけてる~感を強く感じました。
特にCGの違和感のなさは半端ないと思いました。
アクションが何か昔のカンフー映画みたいな感じに思えました。ちょっとこれを見せられるとハリウッド以外の実写SF映画のCGはちょっと辛くなるかもと思う位の合成のレベルが高かったです。また画面だけでなく動きの演出、役者もうまく楽しいです。完成度がとにかく高いです。といいつつも、勢いで押し切ってくる所もあり、それはそれでアクション映画らしくて悪くなかったです。
このvol.3より前の作品を観てみたいのですが、このシリーズは映画館で観たい作品なので、それらが劇場上映されないかな~と思っています。
我慢してレンタルで観るか。思案のしどころです。
愛と友情の物語(MCU㉜)
今回もサントラのセンスがやばいです
笑い×アクション×感動のバランスが抜群
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