劇場公開日 2023年2月17日

「今週はこちらが主軸で本命になりそう。」アントマン&ワスプ クアントマニア yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今週はこちらが主軸で本命になりそう。

2023年2月17日
PCから投稿

今年52本目(合計704本目/今月(2023年2月度)18本目)。
 ※直前に「佐々木と宮野(アニメ)」を見たのですが、こちらにレビューの需要はないと思うので飛ばします(いわゆるボーイズラブもの。登場人物みんなが、そうした「いろいろな恋愛の在り方」について理解があったのが温かかった映画です。特に減点なし、5.0)。

 さて、こちらのシリーズです。
もうマーベルものっていくつあるんでしょう…。ネットフリックス契約者だといくつかは見ることができるし、アマゾンプライムでも課金すれば見ることができますが、全部を追うとなると30日くらい作品がありそうな気がします…。

  ただ、こちらの映画は登場人物が少なめに抑えられている点と、進み方が丁寧で「今どこ?」ということが起きにくい点などは良いところだと思います。一方で、コロナ事情も日本では落ち着いて、5類にするとかしないとか言っていますが(本当にするの??)、それでも今の日本のコロナ事情で「最後におまけがあるので最後まで見てください」で10分レベルのエンディングロールが出ると、さすがにコロナ感染源になるので、公式も少し配慮してほしかったです(そういうやり方自体を否定しているのではなく、日本はあと1~2年がこのコロナ事情から「完全に」脱却できるかが試されている)。

 そういうわけで、映画としてはいくつかマーベルシリーズはみたし、去年は「ソー」シリーズも見ました。そういえば「エブエブ」(エブリシング~)もこのシリーズの類型みたいですね。

 私は一般の映画館で(IMAXではない)みましたが、特に問題はなかったです。むしろものすごく音が良かったし迫力満点なのでIMAX版でもう一度見に行こうかな、といった感じです。

 作品の展開については多くの方が触れられているのであえて同じことは書かないことにします。

 作品の評価としても、「初めてや数回の方にも優しい良い映画」だということで、減点なしの5.0にしています。

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 (参考/減点なし/ fight with A ってどういう意味?)

 ・ 映画内では fight with captain America という部分で「キャプテン・アメリカと一緒に戦う」というように出ます。

 実は、fightのあとに前置詞withをつけた fight with A は「Aと戦う」のほか「Aを味方にして(一時的に同盟関係を結ぶなどして)他のものと戦う」という2つの意味があります。後者は、withがよく「●●といっしょに」と使われる、いわゆる「付帯のwith」の用法から生まれてきたもので、英単語の用法としてはこちらも残っています。

 ただ、fight with A ではどちらの意味か明確にはっきりしないので、「Aと戦う」(Aは敵)という場合、fight <<against>> A とし、「Aを味方にして(別のものと)戦う」(Aは味方)という場合、fight with A として使い分けることがあります(意味の取り違えで完全に意味が変わってしまう特殊な事情があるからで、今では海外ではよくとられています)。

 ※ 日本では、そもそも英語の試験がTOEICと英検くらいしかなく、TOEICのライティングで「誰かと戦う」という趣旨のレポートを作れとかという内容が想定しがたく、このことが論点になるのは、事実上英検準1以上のお話です(2級以下では文字数の指定がきついので、自由に書けない)。
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yukispica