「ワカンダとはちょんまげサラリーマンである」ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー Mさんの映画レビュー(感想・評価)
ワカンダとはちょんまげサラリーマンである
前作の「ブラックパンサー」はまあ大して面白い映画ではなかったけど、一番問題に感じたのが舞台となる国ワカンダの描写にあると思う。いちいち引っ掛かる描写の連続で、おかしくない?と話に入っていけなかった。
なんだろうこの感じはと考えていて思いついたのが、外人が考えた誤った日本描写に近いのかな。極端だけどちょんまげサラリーマンが地下鉄に乗るとかそんな感じ
アフリカの土着信仰と超ハイテクの合わさったワカンダの描写にはアフリカの文化を大切にしているとは反対に、自分などはバカにしてるのかと思ってしまった。ちょんまげサラリーマンを見て、日本の文化を大切していると感じる日本人が何人いるんだろう?
ただ、前作は世界的に大ヒットしているので、自分がひねくれてるだけかもしれないが
・・・
続編となる今作には新たにタロカンという海底国家が登場するのだが、これまたおかしくない?の連続であり、ここまで来るとドラえもんの方がまだリアリティーがあると思えてくるから不思議。
それと他のレビューの繰り返しになるけど、映画本編以外の情報で映画を評価するのはほんと止めて欲しい。
前作の主演チャドウィック・ボーズマンが亡くなった事は不幸だが、本作の評価に1ミリの関係もないし、亡くなった事で色々な変更があったと思うが、もしそれを言い訳にするなら始めから作るなと言いたい。
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