「ねむい、くらい、ながい、きつい」ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー ばーどさんの映画レビュー(感想・評価)
ねむい、くらい、ながい、きつい
ねむい。
そもそもスーパーヒーロー映画だよなこれは?
前作主演の追悼をしたいのはわかるが、ひっぱりすぎじゃないかね。
2時間半ずっと追悼
わかるんだけど、作り手の想いと一般観客のニーズにミスマッチが起こる。ふつうの観客はそこまで入れ込まず、スッキリしたい、楽しみたい、ワクワクしたくて映画館に来るのだから。
監督の想いの押し付け感。泣け!感。こっちは置いてきぼり。
最後にブラックパンサーになる過程で、拒否して拒否して拒否して拒否して、それでも覚悟また決意して仲間の危機に登場!となればカタルシスを獲られたかも。
「ワカンダフォーエバー!」とか何度も叫ばれても、何だか逆に安っぽく感じてしまった。
だいたい戦闘訓練してないじゃん。そんなシーンもないし。弱そう。
なんか骨太な映画じゃないんだよね。うすかったです。
マーベルは本当に終わったなあと思いました。フェーズ4だっけ?長くて広げて確かに追いかけるの疲れたし、個々の作品もつまらないもの増えたし、キャラ増やしすぎて感情移入できないし。確かに映画のキャラクターというより、マンガやゲームの一キャラクターのような、深みがなくなった。
最後にくらくてどっと疲れるこの映画で終わり。もうやめようかな。
あと、エンディングのあの展開は許せなかった。だってあれだとブラックパンサーはつなぎになるじゃん。一時の臨時みたいな。せっかくなったのに、ああ、じゃあしばらくの間だけ…って。やっぱり薄っぺらい
終わったな
コメントする