ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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笑いと涙の最強戦士にリスペクト!
最初からジョークばっかりで、ついていけるかなとは思いましたが、最後にはシビアなエンディングですから、とてもバランスの取れた作品だと感じました。笑えたのは、船を引っ張る大きなヤギの存在、喚きながらもソーたちを守ります。神たちの前でソーが素っ裸になりますが、それを見ていた女性たちが失神するのも笑えました。作品は神たちの話ですが、考えようによっては、私たちも神の一部ですから、逆に親近感を感じます。だからこそ悪い神もたくさん登場するのでしょう。二人の女性戦士は、どちらも知的で美しいです。見ているだけで惚れ惚れします。中でも美しいジェーンが、自分の命と引き換えに、ソーを守る姿に号泣してしまいました。最強の敵は、自分の愛娘を神が守らなかったと逆恨みして神々を殺していきますが、ソーたちとの戦いを通して、復讐心が愛に変わっていきます。鬼滅の刃の水のシーンのようなところで、その敵は改心していきます。そして仏教的な死生観を彷彿とさせるお釈迦様の映像が続き、宇宙の愛をイリュージョン的に表現していきますが、まさに映画の世界も愛を表現することが、最終目標であることがよく理解できる、秀逸な作品だと思いました。
ロックンロール!!
ガンズの曲にあわせて、ひたすらノリだけで魅せる映画! ノリが合わないと付いて行けないよ!!
MCUの他のキャラクターとのつながりがバトルロイヤルよりも希薄になり、ガーディアンズもエンドクレジットでは友情出演の様な扱い? 次回作も神同士の戦いの様だし、MCUの中で独自路線で進む様になるのかも知れません。 (よく考えると当たり前か? 今までクロスオーバーし過ぎ?)
メタリックな感じが良かったかも
revange on the gods
Dolby Cinema 3Dで鑑賞しました。
オープニングからガーディアンズオブギャラクシーと一緒に行動しているシーンまでは、MCUの映画らしい雰囲気があり楽しめました。ソーの戦闘も迫力があり程良く笑える感じが良かったです。
それ以降ちょっと残念だなと思った事です…
・ゴアが影を操ったりして強い能力ですが敵としてあまり絶望感がなかったこと
・全知全能の神なのにゼウスがあまりにも威厳がなく、協力もしてくれず敵になってしまったこと笑
・最後のゴアとのバトルも神でなく子ども頼みだったこと
・ジェーンがせっかくムジョルニアからパワーを得たのに悲しい最期を迎えてしまったこと
次回の作品では、ヘラクレスが父ゼウスの復讐に来るようですが、
ソーとゴアの娘が平和に生活してほしいなと思いました笑
ヴァルハラにいるヘイムダルとジェーンに
ソーが死んでしまう以外で再会もしてほしいです(*^^*)
サラッと今回も登場。
ロキ役としてマット・デイモンがサラッと出てきて、ついクスッと笑ってしまった。あのサノス襲撃から逃れられていて安心しました。
愛をテーマに80s映画を意識したタイトルフォントはトップガンマーベリックと一緒に観ると一気に少年時代にタイムスリップしたような感覚になりました。
オープニングの戦いでガンズの曲をバックにガーディアンズと共に戦うシーンには、つい声を出してしまった…。
ジェームスガンに通じるタイガじるしの笑いも沢山あって楽しめました…まさか最後にはウルッとさせる、是枝監督作品のような家族愛が描かれて最高でした!
ラブ&サンダー&ロック&コメディ
アベンジャーズエンドゲーム後ガーディアンズと共したソーのお話ですが、個人的には楽しめました!
良かった点
・ドラマシリーズの予習はしなくていい
・アクション×音楽がめっちゃかっこいい
・タイトル回収
悪かった点
・シリアスな場面や真剣な場面のギャグ
・なんでもありな戦闘
・あっけないゼウス
あくまで個人的な意見です!
スパイダーマンNWH、ドクターストレンジMOMとはまた違った作品ですので、気持ちを切り替えて見に行く事をおすすめしますが、もちろん監督の良さが沢山見られるので「ソー ラグナロク」が好きな方はぜひオススメです!
ストームブレイカーかわいい
見どころは山羊だよ山羊
近所の映画館でIMAX 3Dにて鑑賞。いやね通常スクリーンの字幕上映が一回転って、儲けにきてはりますやん….
でもよかった。特に山羊!!狂ってますわ、褒めてるけど。
お話自体は丁寧に説明されてる訳じゃないけど、映画の尺からすると必要にして充分かな。過去作未鑑賞の人も安心です、あらすじは映画内で説明されてます(笑)
対峙する相手とのパワーバランスがもうおかしなことになってるけど、ソーの物語としてはそこ重要じゃないかもしれんすね。
最近You TUBEで岡田斗司夫のフラタニティ教育の動画見たんですけど。私の「印象」だと、このフラタニティ(友愛)という考え方が脚本のバックグラウンドにあるんじゃないかと→ヴァルハラがその象徴。
この考え方への共感具合によって映画への評価/共感が変わってくるかもしれないっすね。
あとタイトル、ラブ&サンダーって適当なタイトルだなぁと思ってる人は最後に打ちのめされます←俺
自分にとっての一番の見どころは山羊ちゃんですが。
いや、これはおかしい...。
「リコリスピザ」「エルヴィス」と、7月は序盤から傑作に恵まれたというのも勿論あったのですが、これはおかしい。こんなにおかしいと思ったのはヒーロー映画だと「ダークナイトライジング」以来ではないだろうか。
勿論良かった所もある。私は原色とか鮮やかな色合いを好む傾向があるので、タイカ・ワイティティ監督以降の色調の強い感じは好みです。デューンに少しは見習ってほしいくらい。アクションシーンも、ハンマーの使い方とか目新しい所もあり、シーンとして楽しい所は勿論あります。好みが分かれているそうですが、序盤の「ソー/ラグナロク」劇場は可愛くて好きでした。丁度前作の内容を忘れていたのもあって、親切設計だなぁと思いました。
しかし、お話はあまりに雑ではないだろうか?
根本的に語りたいテーマがいくつかあって、それらが描写として全然上手く機能していないというか、はっきり言って雑である。
テーマとしては、「愛の大切さ」「復讐は良くない」「運命(神様)の理不尽さとその中でどう生きるか」みたいな所でしょうか?パンフで監督が「中年の危機」というテーマを話してるそうですが、それは全然感じなかったですね。
分かりやすい所で「復讐は良くない」という所がおかしいポイントであるのですが、これは正に今作で人気キャラであろうクリスチャン・ベールのこと。彼は冒頭から神の怠慢によって娘を失った男として描かれており、その怠慢さに怒り、神々への復讐を誓うわけです。これが最終的に「良くない」「本当の望みはそうじゃないだろ?」みたいな終着点に行き着くわけですが、これがよく分からない。というのも、神殺しが良くないといいますが、何故ダメなのかよく分からないからです。実際、冒頭以降に出てくる神様にもロクな奴らはいないので、「殺されても仕方ない」と思ってしまうのです。じゃあ、あれだ。「人殺しは良くない」のと一緒で倫理的な問題があるんだと思って観ると、中盤にソーが憧れの神ゼウスを恨みで殺すというシーンが肯定的に出てきてしまうため、「じゃあなんでクリスチャンベールはダメなんだよ!?」となってしまいました。これはドクター・ストレンジ2でワンダが言っていた「何で私がやると悪者であんたがやるとヒーロー扱いなの?」というヒーロー擁護の理不尽さへの問いかけに対して、見事に悪い形で応えてしまっていると思いました。
そして、おそらく今回一番大事であっただろう「限りある命を大切に」なテーマですが、これはもう最後のドラゴンボールな展開で台無しとしかいいようがない。蘇るのがアリだったら、みんな蘇ればよくなっちゃうじゃん!「それでジェーン蘇らせれば?」となってしまい、凄い限りある人生の重さが軽くなった瞬間でした。
他にも単純にツッコミどころのある脚本ではありますが、これ以上書いてると頭痛が再発しそうなので、この辺で辞めておきます。
映画館で観ることはそんなにオススメしないですね。アクションを楽しむというだけで良いなら「トップガン/マーヴェリック」の方がライドものとしての楽しさに溢れているので、行っていない人にはそっちの方を勧めます。
個人的には、今作が「ガーディアンズオブギャラクシー Vol.3」には全然影響しなさそうと分かったのは良かったと思いました。
では、また。
ヤギの面白い鳴き方大会優勝!
ロックとマイティ・ソーのマリアージュは凄かった。 爽快な音楽とアク...
MCUにしては気楽に楽しめます
シリーズ4作目、MCU第29弾ということで、あいかわらす過去作からのつながりが多いものの、メインストーリーは本作単体でも十分に理解できるので、未鑑賞過去作の多い自分にはありがたかったです。また、過去の背景について、ある程度はナレーション付きで振り返ってくれるのも親切でした。MCUにしては初心者に優しいサービスが好印象です。
ストーリーは、深い信仰心を持ちながらも、無慈悲に娘を失い、魔剣ネクロソードに魅入られ、神々の抹殺に取り憑かれた男ゴアの復讐劇を、ソーとかつての恋人ジェーンが、命をかけて食いとめるというもの。ゴアと娘、ソーとジェーンのそれぞれの愛を描きながら、ソーの魅力に新たな一面を加えるラストがグッジョブって感じでした。
冒頭こそ、重苦しい雰囲気で開幕したものの、以降は随所にユーモアを交えた展開で、最後まで楽しく鑑賞できます。ソーと周囲の人たちとのユーモラスな会話、言葉がなくてもわかるストームブレイカーとの関係、巨大なヤギ、ゼウスのサンダーボルトパフォーマンスなど、至るところに笑いのネタが仕込まれています。
映像的には、神々にふさわしい豪快なバトルシーンが見ものです。ややエフェクトが過剰な気もしましたが、マーベル作品らしい、スピードとスケール、派手な演出が楽しませてくれます。中でも、ソーならではの武器ムジョルニアの挙動がすばらしいです。スピードと重さを感じさせるのはもちろん、粉砕からの再生を利用したトリッキーな挙動もおもしろかったです。
主演はクリス・ヘムズワースで、文字通り体を張った熱演が感動と笑いを誘います。ジェーン役のナタリー・ポートマンは、美しさと強さが同居した女性版ソーがよく似合っていました。ぜひ次作以降も登場してほしいです。そして、なんといってもゴア役のクリスチャン・ベールが秀逸です。彼の存在と演技が作品全体を貫き、ぐっと引き締めている感じがしました。あと、脇を固めるラッセル・クロウもなかなかの存在感を発揮しており、次作での動向が気になるところです。
面白かった!けど。。。
そしてパパになる
マイティ・ソーシリーズからマイティの冠が外れ、米国と同じタイトルになり、前作のような副題の改悪も無くなり、無事に足踏み揃ったソー。MCUの中でも現時点で1番長く活躍されているソーの姿を劇場で拝むのは初めてだったので超ワクワクしながら鑑賞しました。
う〜ん、面白いんだけれどタイカ・ワイティティ監督の力量と前作のハイテンションさと比べるとかなり物足りない作品になっていました。
<GOOD POINT>
・ソーや周りのコミカルさ
アベンジャーズの中でもコメディリリーフの位置を確立されたソーですが、やはりワイティティ監督の相性が良いのか、笑わせるところでしっかり笑わせてきてくれました。時差ボケだったり、1、2で人気だったキャラを粗末に葬った前作を弄ってみたり、その顛末を監督が演じるキャラが語ったり、ずっと叫んでる飛び道具担当のヤギだったりと、随時に散りばめられているコメディ部分はとても楽しめました。
・神バトル
アクションや映像面で見比べると酔わされるような感覚に陥った「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」には劣りますが、雷撃が光りまくったり、地面を踏み込む様子が力強かったり、最終戦の子供達と共に戦うシーンが印象的に残っています。子供たちが目をホントに輝かせて敵を一掃していく様子は清々しいです。今作のMVPはちょいメンヘラ気質だったストームブレイカーです。ニュッと画面外から登場する姿はB級映画で怨霊の魂の宿ったアイテムのようでした。
・ラストの継承の物語
ソー自体も4作目とそろそろ終わりが見えてきているんじゃないかなとは思っていましたが、ラストに今作のヴィランのゴアから託された娘を引き取り、自身の娘のように育てパパになったソーの姿はいつもより逞しく思えました。最後新たな敵の出撃に娘とソー、ストームブレイカーをソーは手に持ち、娘はムジョルニア、亡くなったジェーンからの継承でもあり、そのシーンで戦いに赴く姿はとてもグッときました。盛り上がる音楽と共にめちゃくちゃグッときました。
<BAD POINT>
・テンポが非常に悪い
ソーの扱いが難しいのは1作目からひしひし伝わってきており、前作でワイティティ監督が上手く乗りこなしたなと思いましたが、アクの強いコメディとダラダラと続けるノリ、シリアスになり切れない展開もあり中盤はかなりグダッてしまいました。フロックだったのかなぁ…。
・ゼウスの扱い
ラッセル・クロウ演じるゼウスもポッと出で強さという強さも感じられませんし、非常に勿体無いなと思いました。エンドロール後の映像で続編を匂わせており、確実に関わってくるとは思いますが、5作目まで観たいかというと…。
・画面が暗い
クリーチャーとの戦いの際も全体的に暗く、せっかく面白そうなのにシルエットだけのクリーチャー相手に無双する姿は滑稽というか、物足りないというか。ここにお金かけて欲しかったなぁ。
・ガーディアンズ速攻退場
エンドゲームから帯同しているソーとガーディアンズ、ガッツリとはいかなくてもそこそこ絡んでくれるんじゃないかなと思いましたがかなり冒頭で退場という残念さ。ソーの単独作なので仕方のないことなんですが、序盤もソーの強さを見せつけるための引き立て役のようでしたし、ガーディアンズの扱い方はジェームズ・ガン監督がずば抜けているんだなと再確認。
トータルでは否よりになってしまいましたが、マーベルとしての最低限の面白さは保っていたと思います。変にドラマとの関わりを匂わせてないのも好印象ですし、シンプルなので割りかしスッと入ってはくる作品でした。
鑑賞日 7/8
鑑賞時間 18:30〜20:45
座席 L-9
7年ぶりのカッコいいヘムズワース『ソー』の復活
ゼウスの右の金髪の子
久しぶりのアベンジャーズオリメン映画という事で、
観ねばあかんと鑑賞
前半のGOGとの共闘時のWelcome to the Jungleでテンション爆上げ!
こういうの!こういうの!
ロックの名曲たちに合わせてソーが暴れまくるんやろな!
と、思いきや、振り返ればここがテンションのピークだったかなと。
よかったとこ
・コーギーが語るココまでのソー
・GOGとの共闘
・マット・デイモン
・焼きもち焼きのストームブレイカー
・義理堅いムジョルニア
・クソすぎるゼウス
・ゼウスの取り巻きの向かって右にいた金髪の子がめちゃくちゃかわいかった
・子供たちのバトルとくにウサギ
・ゴアのビジュアル
・Wソーの鎧デザイン
あまりささらなかったとこ
・ゴアの掘り下げ
ネクロソードの呪いに操られてるからってのは分かるし、あの神含め神々がクソなのも分かるんだけど、
それと娘の死は関係ないっちゃないし、
神を信じるがゆえに娘が死んでしまったのかとか、
その辺が分からずあまり乗れなかった
どこまで自我があるのか分からんけど、
檻に子供閉じ込めてウツボみたいな怪物の首を取って
投げたりとか、(あれ何しに来たんだ?)
あれが元の性格によるものなら、
そもそも性格悪いなと。
ゼウス曰く雑魚神しか殺してないらしいし。
そんなヤツが最後改心して
愛を選びましたー
言われてもなぁ…
あの時点では大枠では
もう神々殺されても仕方ないかな…
ってなってたし
もっとバカ明るさを貫いて、
最期ソーとゴアで
アスガルド式握手して
「…娘を頼んだ」
「…まかせろ…」
風化するゴア
とかだったら胸熱だったな
と言いつつ、
全体的には昨今のMCUの中では珍しく、
肩の力を抜いて楽しめる作品なので、
ソーはこの感じで貫いてほしいなと!
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