ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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愛が一番
適度にアホっぽいバカなネタが差し込まれ、時に爆笑。
全裸とヤギにほっこり。
本来ものすごく重たい話を、ソーの軽さと、嫉妬するストームブレイカーと、音楽のノリで包んで。
神々も人間たちと変わらず自分勝手であることを見せつつも、ソーは人と交わって、精神的により成長していくという姿もかっちり見せて。
ラスト近くでは少し涙ぐみ、寂しくも楽しかった。
戦いなんかより、やっぱり愛が一番ですよ。
そして、全部で2時間ということにも。
このところ2時間半、3時間当たり前だったMCUにしては、実に観客への愛を感じました。
あ、あとナタリー・ポートマンががっつり作りこんだ筋肉が美しかったです。
すごいな、主演の2人とも。
私にとってはソー2作目、コメディ増し増し
ソー1はソーの傲慢さが鼻についてあまり好きなキャラになれず、2はインフィニティストーンを出す目的があったが単純に退屈で面白いと思えなかった。
が、3作目のラグナロク(私はバトルロイヤルとは呼ばない)はソーの傲慢さに加えて軽さが良いコメディ方向に働いて面白いなと感じた。ソーはこっから始まるんだなと思ってた。
そんな3作目、そして傑作ジョジョラビットの監督タイカワイティティが続投するとなると期待値は爆上がり。
今作は前作にも増してコメディ増し増し、監督の裁量が増えたのかな。
まあ、ソーの境遇を考えるとあそこまでぶっ飛んでも仕方がない気がする。
ヴァンダム、演劇シーン、ここら辺は次作があったら観たい笑。
マイティ・ソー ジェーンがカッコ良すぎる、てかゴツい。
二人のソーがちゃんと活躍して、かつラブストーリーも展開していたから嬉しい。
今作のヴィラン、ゴア。クリスチャンベールの怪演で怖いけど、同情してしまう。
敵が身内とか既存キャラより新キャラがヴィランの方が読めないから楽しめる。
ゴアがシリアスなシーンを決めてくれるからコメディと緩急がついて良いのかな。ただ、温度差が激しすぎな気もするけど…
久々にマルチバースとか無視して単独作で楽しめるなぁと思ったら…そっちに進むんかい、風呂敷広げて大丈夫かい?心配しつつもひとまず期待。
笑いと涙の最強戦士にリスペクト!
最初からジョークばっかりで、ついていけるかなとは思いましたが、最後にはシビアなエンディングですから、とてもバランスの取れた作品だと感じました。笑えたのは、船を引っ張る大きなヤギの存在、喚きながらもソーたちを守ります。神たちの前でソーが素っ裸になりますが、それを見ていた女性たちが失神するのも笑えました。作品は神たちの話ですが、考えようによっては、私たちも神の一部ですから、逆に親近感を感じます。だからこそ悪い神もたくさん登場するのでしょう。二人の女性戦士は、どちらも知的で美しいです。見ているだけで惚れ惚れします。中でも美しいジェーンが、自分の命と引き換えに、ソーを守る姿に号泣してしまいました。最強の敵は、自分の愛娘を神が守らなかったと逆恨みして神々を殺していきますが、ソーたちとの戦いを通して、復讐心が愛に変わっていきます。鬼滅の刃の水のシーンのようなところで、その敵は改心していきます。そして仏教的な死生観を彷彿とさせるお釈迦様の映像が続き、宇宙の愛をイリュージョン的に表現していきますが、まさに映画の世界も愛を表現することが、最終目標であることがよく理解できる、秀逸な作品だと思いました。
ロックンロール!!
ガンズの曲にあわせて、ひたすらノリだけで魅せる映画! ノリが合わないと付いて行けないよ!!
MCUの他のキャラクターとのつながりがバトルロイヤルよりも希薄になり、ガーディアンズもエンドクレジットでは友情出演の様な扱い? 次回作も神同士の戦いの様だし、MCUの中で独自路線で進む様になるのかも知れません。 (よく考えると当たり前か? 今までクロスオーバーし過ぎ?)
メタリックな感じが良かったかも
revange on the gods
Dolby Cinema 3Dで鑑賞しました。
オープニングからガーディアンズオブギャラクシーと一緒に行動しているシーンまでは、MCUの映画らしい雰囲気があり楽しめました。ソーの戦闘も迫力があり程良く笑える感じが良かったです。
それ以降ちょっと残念だなと思った事です…
・ゴアが影を操ったりして強い能力ですが敵としてあまり絶望感がなかったこと
・全知全能の神なのにゼウスがあまりにも威厳がなく、協力もしてくれず敵になってしまったこと笑
・最後のゴアとのバトルも神でなく子ども頼みだったこと
・ジェーンがせっかくムジョルニアからパワーを得たのに悲しい最期を迎えてしまったこと
次回の作品では、ヘラクレスが父ゼウスの復讐に来るようですが、
ソーとゴアの娘が平和に生活してほしいなと思いました笑
ヴァルハラにいるヘイムダルとジェーンに
ソーが死んでしまう以外で再会もしてほしいです(*^^*)
サラッと今回も登場。
ロキ役としてマット・デイモンがサラッと出てきて、ついクスッと笑ってしまった。あのサノス襲撃から逃れられていて安心しました。
愛をテーマに80s映画を意識したタイトルフォントはトップガンマーベリックと一緒に観ると一気に少年時代にタイムスリップしたような感覚になりました。
オープニングの戦いでガンズの曲をバックにガーディアンズと共に戦うシーンには、つい声を出してしまった…。
ジェームスガンに通じるタイガじるしの笑いも沢山あって楽しめました…まさか最後にはウルッとさせる、是枝監督作品のような家族愛が描かれて最高でした!
ラブ&サンダー&ロック&コメディ
アベンジャーズエンドゲーム後ガーディアンズと共したソーのお話ですが、個人的には楽しめました!
良かった点
・ドラマシリーズの予習はしなくていい
・アクション×音楽がめっちゃかっこいい
・タイトル回収
悪かった点
・シリアスな場面や真剣な場面のギャグ
・なんでもありな戦闘
・あっけないゼウス
あくまで個人的な意見です!
スパイダーマンNWH、ドクターストレンジMOMとはまた違った作品ですので、気持ちを切り替えて見に行く事をおすすめしますが、もちろん監督の良さが沢山見られるので「ソー ラグナロク」が好きな方はぜひオススメです!
ストームブレイカーかわいい
見どころは山羊だよ山羊
近所の映画館でIMAX 3Dにて鑑賞。いやね通常スクリーンの字幕上映が一回転って、儲けにきてはりますやん….
でもよかった。特に山羊!!狂ってますわ、褒めてるけど。
お話自体は丁寧に説明されてる訳じゃないけど、映画の尺からすると必要にして充分かな。過去作未鑑賞の人も安心です、あらすじは映画内で説明されてます(笑)
対峙する相手とのパワーバランスがもうおかしなことになってるけど、ソーの物語としてはそこ重要じゃないかもしれんすね。
最近You TUBEで岡田斗司夫のフラタニティ教育の動画見たんですけど。私の「印象」だと、このフラタニティ(友愛)という考え方が脚本のバックグラウンドにあるんじゃないかと→ヴァルハラがその象徴。
この考え方への共感具合によって映画への評価/共感が変わってくるかもしれないっすね。
あとタイトル、ラブ&サンダーって適当なタイトルだなぁと思ってる人は最後に打ちのめされます←俺
自分にとっての一番の見どころは山羊ちゃんですが。
いや、これはおかしい...。
「リコリスピザ」「エルヴィス」と、7月は序盤から傑作に恵まれたというのも勿論あったのですが、これはおかしい。こんなにおかしいと思ったのはヒーロー映画だと「ダークナイトライジング」以来ではないだろうか。
勿論良かった所もある。私は原色とか鮮やかな色合いを好む傾向があるので、タイカ・ワイティティ監督以降の色調の強い感じは好みです。デューンに少しは見習ってほしいくらい。アクションシーンも、ハンマーの使い方とか目新しい所もあり、シーンとして楽しい所は勿論あります。好みが分かれているそうですが、序盤の「ソー/ラグナロク」劇場は可愛くて好きでした。丁度前作の内容を忘れていたのもあって、親切設計だなぁと思いました。
しかし、お話はあまりに雑ではないだろうか?
根本的に語りたいテーマがいくつかあって、それらが描写として全然上手く機能していないというか、はっきり言って雑である。
テーマとしては、「愛の大切さ」「復讐は良くない」「運命(神様)の理不尽さとその中でどう生きるか」みたいな所でしょうか?パンフで監督が「中年の危機」というテーマを話してるそうですが、それは全然感じなかったですね。
分かりやすい所で「復讐は良くない」という所がおかしいポイントであるのですが、これは正に今作で人気キャラであろうクリスチャン・ベールのこと。彼は冒頭から神の怠慢によって娘を失った男として描かれており、その怠慢さに怒り、神々への復讐を誓うわけです。これが最終的に「良くない」「本当の望みはそうじゃないだろ?」みたいな終着点に行き着くわけですが、これがよく分からない。というのも、神殺しが良くないといいますが、何故ダメなのかよく分からないからです。実際、冒頭以降に出てくる神様にもロクな奴らはいないので、「殺されても仕方ない」と思ってしまうのです。じゃあ、あれだ。「人殺しは良くない」のと一緒で倫理的な問題があるんだと思って観ると、中盤にソーが憧れの神ゼウスを恨みで殺すというシーンが肯定的に出てきてしまうため、「じゃあなんでクリスチャンベールはダメなんだよ!?」となってしまいました。これはドクター・ストレンジ2でワンダが言っていた「何で私がやると悪者であんたがやるとヒーロー扱いなの?」というヒーロー擁護の理不尽さへの問いかけに対して、見事に悪い形で応えてしまっていると思いました。
そして、おそらく今回一番大事であっただろう「限りある命を大切に」なテーマですが、これはもう最後のドラゴンボールな展開で台無しとしかいいようがない。蘇るのがアリだったら、みんな蘇ればよくなっちゃうじゃん!「それでジェーン蘇らせれば?」となってしまい、凄い限りある人生の重さが軽くなった瞬間でした。
他にも単純にツッコミどころのある脚本ではありますが、これ以上書いてると頭痛が再発しそうなので、この辺で辞めておきます。
映画館で観ることはそんなにオススメしないですね。アクションを楽しむというだけで良いなら「トップガン/マーヴェリック」の方がライドものとしての楽しさに溢れているので、行っていない人にはそっちの方を勧めます。
個人的には、今作が「ガーディアンズオブギャラクシー Vol.3」には全然影響しなさそうと分かったのは良かったと思いました。
では、また。
ヤギの面白い鳴き方大会優勝!
ロックとマイティ・ソーのマリアージュは凄かった。 爽快な音楽とアク...
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