「昔々あるところに」ソー ラブ&サンダー mikyoさんの映画レビュー(感想・評価)
昔々あるところに
ワイティティ監督になってから「神話とは」「神様とは」をフォーカスしてストーリーが語られているように思うが、今回はそれにLOVEを絡めてきた。
映画始まりのあたりでソーが「破壊神」と呼ばれることあるのだが、自分は諸々の神話の中に破壊神がいることが昔から理解できなかった。なんで神なのに世界を破壊するのか。今回のヴィランであるゴアも人に災いをもたらす神を殺していくが、人間としては大変理解できる。
面白みの中に紛れさせているが所々シーンを思い出すと泣けてくるし、アクセルの声を思い出すだけでなんとなく泣ける。悲しみもあるけど救われる気持ちもある。
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