ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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MARVELの映画だけの人にはおすすめ出来ない
マルチバース?あぁスパイダーマンね、という方には厳しい作品
(ドラマに関しては見てない人が多数だと思うので詳細省くとして・・・)
どちらかというと、エンドゲームの過去に起こした些細なミスでドラマも並行しつつ
影響が広がり、マルチバースを主軸にした「What If...?」で登場した人物(同一ではないが)
今作にも登場し、ストレンジの自身もあちらの作品で中心的な役割を果たしている。
特にワンダ関連はワンダヴィジョンを観ていないとどういう状況なのかさっぱりだろう。
マルチバースはノーウェイホームではなんとかなったが・・・どんどんとその影響が
大きくなっているのは明白で、もう別のアースで起こしたことだから無関係、
とはいかない状態が今作の要かなぁ、本当にどうなっていくんだこれ
元凶のワンダ、やらかしのストレンジと書くと悪役に見えてしまうが、一度目は自分の手で
2度目はサノスに殺されたヴィジョン、そしてワンダヴィジョンの3度目の台詞とあり得たかも
しれない家族としてのワンダ、他人を犠牲にすることで世界を救ったが幸せとは程遠く、
ラストで普通の服を着て壊れた時計を直して再出発するも・・・、そんな姿を観ていると
力があっても正しい行いや平和のために自分(や他者)の幸せ、普通の生活を犠牲にしてきた
2人は茨の道はどこまで続くのか、今はマルチバースの行動の結果で今後どうなっていくのか
見守るばかり。
なんかプロフェッサーXやら知ってる方が少なそうなシュマゴラスやらその他大勢が
唐突に出てさっくり死んだけど、流石にデップーは来ないだろうな・・・?
出てくるとR18で脳みそお花畑になっちゃうぞ
魔法使い最強説
結局のところ超人やロボットや宇宙人と言っても、魔術を前にはひとたまりもないね😂
マルチバースから来た謎の少女アメリカがモンスターに襲われるのをストレンジが助けるが、そのモンスターを操ってたのは実はワンダ!
別の宇宙にいる子供達と一緒に過ごしている自分を乗っ取る為にマルチバース間を移動できるこの謎の少女の能力を奪おうとしていた。
この時点で、
アベンジャーズは全て必須。当然ドクターストレンジも。
マルチバースを理解する為に、ディズニー+のWhat's if?も必須。
ワンダが何故子供を欲しがるか知る為にもワンダヴィジョンも必須。
スパイダーマンノーウェイホームも慌てて観たけど、繋がってるけどなくてもいいかな。もちろん観た方がベストやけど。
そしてワンダに襲われてアメリカと別の宇宙に飛んでしまったので、仕方なく別の世界の自分を頼ることに。
そこはストレンジが既に死んだ世界で、アベンジャーズではなくイルミナティという組織が地球を守る世界。
で!そこのリーダーが!なんと!!!チャールズエグゼビアじゃないですかぁー😂もうなんか感動して謎に泣いちゃいました笑
で、プロフェッサーもガッツリ能力使ってるからX-MENも観てないとちょっとしんどい。
ファンタスティックフォーとかカーター版キャプテンアメリカなども出てくるが、ダークホールドの力を使ったワンダの前ではあっさり敗北してしまい、アメリカを奪われ、また別の宇宙に飛ばされてしまう。
そこで自分自身もダークホールドの力を使い、死体の自分を操って元の世界に戻ってしまったワンダと闘う。
って、めっちゃゾンビ🧟♀️笑
どっちが悪者か全然わからん😂😂😂
そしてアメリカを目覚めさせ、ワンダを精神的に倒してハッピーエンド✨✨
色々予備知識必要ですが、わかってたらほんと面白い!!
でもてっきりタイムキーパーとかTVAも出てくるのかと思ったけどそこまでは複雑じゃなかったです🙆♀️
エンドクレジットの次元を切り裂く刀を持ったシャーリーズセロン、かっこよすぎ。
早く次回作が観たい😍‼️‼️
MCUも新たなるユニヴァースへ
あんたやりすぎだよ
サム・ライミ(褒め言葉)
「予習、意味ないやん」
と思わせるレベルで風呂敷広げてくるやん。
ストレンジの見所の一つである
The magic worldを活かしつつ、
上手くホラーを融合させてきました。
終始シリアスながらも、遊び心は忘れず
今後のMCUに更なる可能性を残した
良い一石だったと思います。
これでもかとイースターエッグをぶち込んできた今作。
あえてメタ的視点から批評するとするならば、
商売上手な1作だと言わざるを得ない。
X-MENはともかく、ファンタスティックフォーまで絡めてくるとは…
全く欲張りだなぁ
そう簡単にMARVELオタクは自称できないなと改めて思い知らされてしまいました。
勉強して出直してきます。
この先もまだまだ楽しめそうだ。
これはワンダの物語、でもある。
観た。
ワンダ…
え、号泣したんだけど?
こんなに泣くと聞いてなくて、マスク取り替えて帰りましたよ💦
「ワンダヴィジョン」大好きなので、その後が観られてよかった。両親を失い、ピエトロを失い、ヴィジョンすら失ったワンダの深い深い悲しみ。ヒーローだって、悲しみや怒り憎しみで我を忘れてしまうのは理解できる。ワンダが暴走する理由を考えるとほんとにつらくて。
最新の技術とサムライミ監督によって描かれためくるめく映像、MCUでは異色のホラー風味の演出が怒涛のように押し寄せ、あっという間の2時間。
だが、「自分の人生とは」「もし違う生き方ができたなら?」ということをちゃんと登場人物たちに考えさせて、そのことについても話させる。最後にスティーブがウォンに語る「一緒に苦しむ仲間がいる」が印象的だった。そうだよね、「一緒に楽しむ」は簡単だけど、共に苦しんでくれる仲間や家族の存在があれば、人はそれを乗り越えて生きることができる。
この映画単品でも十分楽しめるとは思うけど、これまでのMCU、MCUドラマシリーズ、X-MEN、What if、ファンタスティック4まで…観てる人には興奮と感動がより高まるしかけになってる。やっぱりMCUや周辺のMARVEL作品観てきてよかった😭
ドラマありきだなんて、と批判の声も上がってるけど、ディズプラ加入してドラマ見てすぐ解約すれば990円で全話見られるんだし、そのひと月の間に他のMCUのドラマもすべて見られるし、そんなに批判されることとも思わないなあ。ドラマ未視聴でワンダの動機がわからなかった、と言うのも聞くけど、序盤でスティーブが「息子はいない、君の魔術が作ったものだ」って言ってるし、林檎園?がワンダの作った幻だっていうのも描いてるし、「まったくわからない」ということはないと思う。
ワンダ、生きてる、よね??????
ほんとに、しあわせになってほしい😭
チャベスのパワーの使い方、ワンダと戦わずして事を治めただけでなく彼女を救った。とても素敵なパワーの使い方だ。マルチバースを操り行き来するチャベス、今後の作品の中で重要な役割を演じることになりそう。
「自分でメスを握りたがる」スティーブが、彼女のパワーを奪う事なく彼女を信じて委ねたのも最高すぎて。
ただ今後すべての作品でマルチバースがメインテーマ、「主役」になるのは避けて欲しいかな。世界情勢も変わって「敵」や「悪」が簡単に設定できなくなって(冷戦時代のソ連やテロリスト等)、モラルの観点からもヒーローものが難しくなってるかもだけど。すべてが「ああマルチバースだからね」とならないことは願う。
思った以上にホラー映画感
まず、サム・ライミ監督だからなのかホラー要素が強い。演出やらカメラワークやら、、。ホラー映画を見ない自分としては少しビビってしまう場面もあった。
ただ、映像はかなり綺麗で多次元的バトルは安定して面白いし見応えある。なにより、マルチバースの所は一つ一つ見入ってしまった!!!!
内容に関しては、、、情報過多で言い表せない。
ワンダ強すぎだろ?!とか、アメリカとのマルチバース冒険面白いな〜とか、クリスティーン!!とか、ドクターストレンジのラストバトルの熱さとか、ラストクレジットとか、、、。
なんか、ワンダに対してあんま知らない自分が悔しかった。作品繋がってるのは良さであり、ある意味辛いとこではあるな、、と思う映画でした。
今回は色々な要素詰め込んでいて、見飽きないので良かったです! いつも通りのウィルリターン!
もう追いかけられない
事前に予習しておくべきコンテンツが多すぎて(配信ドラマ群に20世紀フォックス作品もかよ)、追いつかない。大人の事情を全て、マルチバースで何とかしようという作戦も スパイダーマンと2作続くとちょっと食傷気味。しかし、スカーレット・ウィッチが怖すぎる、強すぎる。
凄い世界
映像の技術が上がったので見せたい放題な感じ。確かに凄くて圧倒される。アニメや漫画のレベルの高い実写映画のよう。別の宇宙設定があまり好きじゃないけどよく話を作り上げるなあと感心するまでになる。
スカーレットが強敵になっていて悲しい。救いが欲しかったなあ。でも魔女の姿似合ってた。
女性陣は良かった。女の子もかわいい。レイチェルさんは少し老けたけど綺麗。ストレンジが負けるようなイケメンと結婚してほしかったなあ。
笑いもあり悲しい部分も仲間との熱いシーンもあり楽しめた。今回ホラーっぽさが結構あったのでちょっと怖かった。
ついにあのキャラも登場(no. 1111)
MCUについにX-MENのチャールズ・エグゼビア登場!!
これで、この映画「ドクターストレンジ・マルチバースオブマッドネス」を完全に楽しむために必要な予習(これまでの過去作品)がMCU作品およそ25作品に加えX-MENシリーズまで!
さらに今作始まりのワンダの心情を詳しく知るにはDisney+のドラマ「ワンダ・ビジョン」も見ていないといけないという、なんと壮大なMCU!
また今夏には「ソー」の新作が公開予定!
1年くらいぼーっとしているとすぐに置いていかれそうだ笑
予告編のイメージと違いましたが面白かったです
予告編を見た時、とあるバースの闇落ちしたストレンジが他のバースを次々と侵略してゆくストーリーだと思ったのですが、そういう展開ではなかったです。この作品に限らず、予告編からの想定が本編と一致するものはなかなかないものです。
実際に闇落ちしたのはワンダでしたが、エンドオブゲームでの不遇を見ているとそこまで独りよがりとも思えず、最後の追い込みはちょっとやりすぎじゃないかと感じてしまいました。まぁ、あそこまでしないと止まらなかったと思いますが・・・。
ディズニープラス勧誘映画かな
何人かの方が示唆してたので、ディズニープラス会員になりワンダヴィジョンを鑑賞後、本作を鑑賞しました。ワンダが何故あんなスカーレットウィッチに堕ちてしまったのか、背景がよくわかります。その他のマーベルTVシリーズがあるようなので、さっさと見てディズニープラスはやめようとと思います。
けっこうよかった
前作のことをかなり忘れているのだが、何のことを話しているのかよくわからない場面がある。しかし、後で調べたらドラマシリーズを見ていないと分からないことであった。映画を全部見ているだけでは足りない状況だ。
登場人物が、アホみたいなコスプレで魔法みたいなスーパーパワーを扱っているのがおじさんおばさんばっかりで、このシリーズは大体そうなのだけど、ガキの高齢化を感じる。若い人は見て楽しいのだろうか。全世界的に高齢化社会でこのような感覚が当たり前なのだろうか。
文句を書いているのだけど、見ていてとても楽しかった。画面が美しくてかっこよくて、手間がかかっていてセンスがいい。アクションもリズミカルで見やすくて迫力がある。
特にマルチバースの違うアベンジャーズが出てきたのが面白い。
先日テレビシリーズの『エヴァンゲリオン』を見終えたのだけど、今回の悪者のスカーレット・ウィッチがやろうとしていることが人類補完計画に重なって見える。『エヴァンゲリオン』では本人がみんなに認められたいとか、先立たれた妻とやり直すために人類を滅亡させる必要があるというあまりに腑に落ちないものだのだけど、スカーレット・ウィッチはマルチバースにいる我が子と暮らしたいという慎ましい母心で世界を我欲でゆがめようとする。
マルチバースというとけっこうなんでもありでやりたい放題だ。制約のある世界で物語を作って欲しい。
マルチバースの扉を拓いた先には…
単体作品としてはこれが2作目。MCUの他の作品にちょくちょく登場してるから、全然そんな感じがしない。
約5年半ぶりの単体作だが、前作の続編ではない。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の続き。
自らの力で“マルチバース”を歪めてしまった魔術師ヒーローの“その後”。
元恋人クリスティーンの結婚式に出席していたドクター・ストレンジ。
その最中、突如現れた謎の怪物、謎の少女。
その少女アメリカは、“別宇宙”からやって来たという。これもマルチバースの影響か…?
マルチバースを自由に行き来出来るというアメリカだが、自分の意思では出来ない。
ストレンジはかつて最強宇宙魔人と共に闘い、強力な超能力を持つスカーレット・ウィッチ/ワンダに協力を求めるが…。
公開まで徹底した秘密のベールに包まれていた本作。
それでも少なからず明かされていた上記のあらすじ。
それと、予告編などでの印象からすると…、
マルチバースから現れた未知なる脅威/新たな敵に、ストレンジとワンダが立ち向かう…と思っていた。
予告編などでマルチバースのストレンジが登場し、“ダークサイド”として己と闘うのでは、と。
実際見てみたら、確かにストレンジvsストレンジのマルチバースならではのイマジネーションを魅せてくれるが、今回立ち塞がる最大の脅威/敵には非ず。あくまで話の流れ上の一つの展開。
今回の脅威/敵は何と! まさかのワンダであった…!
ワンダに何があった…?
それに大きく関わるのが、MCU初の配信ドラマシリーズとして昨年反響を呼んだ『ワンダヴィジョン』。
しかしながら私、『ワンダヴィジョン』を見ておらず…。(昨年、ディズニープラスに登録しようと思ったら、その登録の仕方がややこしくて面倒臭く、結局登録出来ず)
未見だが、それでも知っている『ワンダヴィジョン』の設定と本作から推測するに…
そもそも『ワンダヴィジョン』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ワンダと死んだ筈のヴィジョンが結婚し、昔のアメリカのホームドラマのように暮らしている…という奇妙な設定。
しかし実はそれは、ワンダが作り上げた“偽の世界”。多くの人を巻き込み、町を支配し…。
そこに、アガサなる魔女や本作でもキーとなる暗黒の書“ダークホールド”が関与。
その“事件”がきっかけとなり、ワンダは“ダークホールド”にも記されている真の魔女“スカーレット・ウィッチ”として覚醒。(…って、事でいいのかな?)
そして本作では、アメリカの力を狙い、マルチバースに居る子供を手に入れようとする…。
ワンダ、暴走!
驚きなのは、こんなに強かったっけ?…と思うくらい、メチャ強ェ…。で、超怖ェ…。
覚醒した邪心と強大な力によるものだろうが、今なら一人でもサノスに勝てんじゃね…?
『ワンダヴィジョン』と本作が直接的に繋がるというのは、何かで聞いていた。
加えて本作は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』からの続き。
MCUは元々“一見さんお断り”ではあったが、今回は一際そうなっている。
映画作品ならまだしも、配信ドラマも見ておかなければついていけない。見たくても見れないのに、そりゃ無いよ~!
…と嘆いてしまうが、そこは現代屈指のエンターテイメント・ワールドを創り拡げたMCU。完全に意地悪ではない。
本作も『ワンダヴィジョン』を見ておかないと分からない部分はありつつも、本作は本作で充分楽しめる仕上がりであった。
まず、続投予定だったスコット・デリクソンが諸事情で降板し、後任としてメガホンを握ったのは、話題のサム・ライミ!
本作、MCU作品でありつつ、サム・ライミ作品でもある。
デリクソンが続投する予定時から、本作はMCU初のホラー色が濃くなると言われていたが(デリクソンも『エミリー・ローズ』『フッテージ』『NY心霊捜査官』などホラー畑)、元ホラーの鬼才、ライミによってそれはより濃厚に。
ゾンビ・ストレンジ、幽霊屋敷…。これまでにないくらい、ホラー演出がたんまり。
でも一番のホラー描写は、目を赤く光らせ、血塗られた顔で襲撃する魔女ワンダのインパクト!
間違いなくライミは、スーパーヒーロー映画ではなく、ホラー映画の気分で撮っただろう。
だけど本作は、れっきとしたスーパーヒーロー映画。
そう、ライミはスーパーヒーロー映画を手掛けている。『ダークマン』!…もだけど、言わずと知れた自身の代表作にもなった『スパイダーマン』3部作。
あの時魅せてくれた、ダイナミックなアクションと抜群のコミック・センスは本作でも遺憾なく。
ホラー風味×スーパーヒーロー。後任とは言え、本作の監督にライミは適任だったと言えよう。
『ドクター・ストレンジ』の醍醐味の一つと言えば、魔術(CG)を駆使した驚異の映像世界。
ここでもマルチバースならではの、幾つものマルチバースを通り抜けていく際の映像表現、異次元感。顔がガラスのように割れ、さらにはペンキにもなっちゃった。
ストレンジvsストレンジ。魔術で、音符が浮き出、クラシック音楽が鳴り響く“音楽アクション”。
CG魔術×ライミのエンタメ手腕×幽霊屋敷で、白眉の一つであった。
マルチバースを取り入れた事により実現した夢のクロスオーバー。
その最高潮が『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』であった訳だが、秘密のベールに包まれていた本作。
どんなクロスオーバー?…と、期待。
やはり、あった!
別宇宙の“アベンジャーズ”のようなスーパーヒーロー集団、“イルミナティ”。
別宇宙のストレンジも属し、かつての同志モルド(無論、別宇宙の)。
“キャプテン・アメリカ”が恋人ペギーになっていたり、“キャプテン・マーベル”が友人マリアになっていたり。
クロスオーバーは、『ファンタスティック・フォー』のリード、そして極め付けの『X-MEN』からエグゼビア教授ことプロフェッサーX! 勿論演じるは、パトリック・スチュワート。
この別宇宙では、アベンジャーズに『ファンタスティック・フォー』と『X-MEN』が加入。
でも、ちょっと扱いが雑だったね…。声が武器の初めましてのヒーローもそうだけど(コアなMCUファンなら知ってるキャラらしい)、皆あっさりワンダに瞬殺。
ディズニーが20世紀フォックスの一部の権利を買収。こちらの宇宙でも、『ファンタスティック・フォー』や『X-MEN』がアベンジャーズに本格参戦するまで期待しよう。
別の自分やクロスオーバー…マルチバースならではの面白味。ワクワクはしたが、でも正直、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ほどの興奮と感動は無かったかな。
これだけディープな要素満載だとドラマ部分がおざなりになりがちだが、きちんとポイントは掴んでいたと思う。
今回のテーマは、“幸せ”。
ワンダの暴走も自分が存在する現宇宙では手に入れる事が出来なかった“幸せ”を盲目なまでに欲しようとするあまりに…。マルチバースの子供たちに「魔女だ!」と怖がられた時のワンダの表情は、哀しい。
欲望の赴くままに、力ずくで己の幸せや望みは手に入れる事は出来ない。
そして、ストレンジも。
世界を救ったヒーローとして、多くの人に尊敬され、愛されている。
魔術も極め、MCUヒーローの中でも特異な位置にいる。…傍目は。
序盤のクリスティーンの結婚式。
本来なら、彼女の隣にいたのは、自分ではなかったのか…?
違う選択、運命、人生、自分もあったのではなかったのか…?
今自分は、幸せなのか…?
複雑な心境。
が、今自分がここにいるのは、自分の選択。それによって切り拓かれた運命、人生。
苦難もあった。
でもその中には、幸せだってきっとあった筈だ。
自分で選んだ幸せに、感謝と誇りを。
いつもながら美味しい所を持っていくウォン。さすが“至高の魔術師”!
マルチバースの扉を開いた事により、さらに深くなっていくMCU。
未だ変わらぬ人気であると同時に、ついていけなくなっていく人たちも現れそう。
と言うか、フェーズ2、フェーズ3の頃からすでにそう言う人も。
何処まで深く、拡がっていくか、MCU。
この世界に足を踏み入れた者としては、途中置いてきぼりを食らっても、最後の最後まで付き合っていきたい。
毎度恒例のEDオマケ映像。
“天○飯”化したストレンジの前に突如現れたはシャーリズ・セロン!…だけど、あなたは誰??(調べたら、原作コミックではクリスティーンの後にストレンジのパートナーとなる“クレア”という女魔術師ヒーロー)
それから、ストレンジの魔術によって自分を延々殴り続ける男の運命は!?…って、これはどうでもいいか。
最後に、年内公開予定のMCU作品へ。
7月の『ソー:ラブ&サンダー』。これは予告編を見る限り、単純に楽しめそう。
年末の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』。気掛かりなのは、これ。チャドウィック亡き後、どう展開するの~??
予習とか気にせず祭りに乗るべし!!
初日にIMAX 3Dで鑑賞!
今回はシビルウォーのように、実質アベンジャーズ5的な内容になるのかと思っていた。
予告解禁から”あの人”が登場するのでは!?と大騒ぎになっており、しかもマルチバースを絡めた物語をどう展開、収束させるのか全く予測できたなかった。
※以下ネタバレ
しかし鑑賞してそんな不安は吹き飛んだ。
▽ストーリー
予想に反して登場人物の出し方はかなり我慢していた。
ストレンジ、ワンダ、チャベスの主要人物に焦点が当たっていて、2時間+αの時間にすっきり収まっている。
今回印象的だったのが、ストレンジが今までの合理性の塊みたいな人物ではなく、とにかく必死にチャベスを助ける事だけに集中していた点。
(ローガンとか正にそうだけど)孤独を抱えたオジサンがボロボロになりながら子供を守ると同時に自分も救われ成長する展開は王道だけどやっぱり胸熱。
対して扱いにビックリしたのが、サプライズキャラ達!
満を持して登場の”イルミナティ”がまさかの秒殺www
今まで仲間が増えるorキーアイテムで敵を倒してきた展開はけっこうあったけど、正直楽して勝っても肩透かしだからこの展開はアリだね。ここもホラー映画っぽくていいよw
だから黒ストレンジに入って戦うシーンと、ワンダを子供の目前に飛ばした後の展開は多少予想出来ちゃったとしてもヨシって思える。
▽映像
何気に全然知らないバースに突入するのは、映画だと今回初なのか!?
バースが次々に変化するシーンは絵的に面白かったし(ペンキとか)、
地味だけど別バース行に突入したことが”天気を変える”というシンプルな変化で一発で観客に伝わるようになってて上手いなと思った。
あと、後半ワンダが出るシーンのカメラワークがベタベタのホラー映画で草。
▽予習問題について
ワンダビジョンは観てたほうがよいかもしれないが、正直観てなくても十分楽しめるんじゃないかね?
むしろフェーズ3までの他の主要キャラがほとんど出てこないから、とりあえずストレンジ1観てこのタイミングで新規参入するのはかなりアリだと思った。
というわけで結論としては予習気にせずみんな観に行った方がいいよ。
ホラー要素強めの異色作?
前作スパーダーマンでマルチバースの存在がメインストーリーに組み込まれてMARVELの世界もさらに拡大し今後の新展開や新たなキャラクターの登場の可能性を期待させてくれるであろうと待ち望んでいました。しかし、思いのほか期待していた以上の進展には至らずとうい感じの印象。サムライミ監督とういことでホラー要素強めのこれまでのMARVEL作品とは少しテイストが違った印象でこれはこれでこれまでの作品との差別化という意味で面白かったと思う。
ただ、多くの方のおっしゃっているようにワンダの扱いやイルミナティの扱いなどワクワクより少し残念要素が多かったのかなと私自身も感じてしました。ですが、今後の展開において新キャラクターや新能力によって今後の可能性と期待を継続させてくてる作品ではあると思います。
狂気の映像体験
MCU最強の魔術師ドクターストレンジのマルチバースでの活躍を描いた本作。
2時間とは思えないほどの充実感、情報量があり、ドクターストレンジ特有の時空の歪みや幻想的な色合いのような観たことのない映像体験となった。また、IMAX 3Dによる没入感は普段の映画とは大きく異なり、自分が入り込んだかのようだった。
本作の主人公であるドクターストレンジはマルチバースということもあり、闇堕ちバ、ゾンビバージョンのようなさまざまな特徴を持ったキャラクターとして登場する。ドクターストレンジ対ドクターストレンジというドリームマッチもあり、見応え十分だった。
本作のメインヴィランとなってしまったワンダは以前の性格と一転し、目的に対する執念が剥き出しになった真の魔女となっており、その変わりように驚いた。ワンダの辛すぎる境遇を蔑ろにすることができず、どうしてもワンダに感情移入してしまい、なんとかならないのかと考えてしまった。
別ユニバースの子供たちに拒絶され、目に見えて狼狽するワンダには胸が痛くなった。いつか報われてほしい。
本作は緊張と緩和や気持ちの悪い雰囲気を存分に活かし、観客を怖がらせるというサムライミ色が色濃く出た作品で今後のMCUの可能性を大きく広げたと感じた。
ここまで壮大で複雑なキャラクターやストーリーをまとめ上げる監督のキレっぷりに驚いた。
本作のサプライズであるイルミナティのメンバーには素直にびっくりしたが、ワンダのかませ犬感が強く、もう少しイルミナティの活躍が見たかったと感じた。
自身の予想がいかにちっぽけだったかと思わせるほどの圧巻のスケールで期待やハードルを超えるこのドクターストレンジを是非体感してほしい。
IMAX3D版は細かいことを考える暇がない
IMAXの入場者特典のミニポスター(A3サイズ)をプレゼントされ、劇場へ入るとほぼ同時に『トップガン マーヴェリック』の本編特別映像5分間のフルサイズのIMAX上映が始まって度肝をぬかれました。さらに本編前に『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』と『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のIMAX3D版の予告編があって興奮は最高潮に。そこで冒頭の宇宙を舞台としたアクションがフルサイズの3DIMAXで始まったのでアッという間に映画の中に没入しました。
頼りにしていた関連の3種類のプログラムが公開日に売り切れとかで作品の事前情報は限られたものになってしまいました。ドクターストレンジの前作や今回の重要な役ワンダが主役のDisney+のオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』もよく知らないし、どうなることかと思いましたが、細かい設定やキャラクターを知っていればより楽しめるのでしょうが、知らなくても全く訳が分からないということはありませんでした。そのようなことを考える暇がないほど驚異的な映像の連続で最後まで飽きさせません。
別の宇宙を生きる「マルチバース」とは何か。ワンダの家族構成だけを理解しておけば十分楽しめると思います。サム・ライミ監督らしくホラー映画の要素が満載なのも面白く観ました。ある対決場面でクラシック音楽の音符同士が闘うという音楽と連動した趣向に唸りました。最終的には愛について考えさせる映画でした。
例によってエンドロールのメインの後におまけ映像、長いエンドロールの最後にもオチがあるので最後まで席を立たないことをおすすめします。
marvel玄人向け
一見さんお断りどころじゃなかった。ワンダ…涙
マーベル映画とワンダヴィジョンみてるようじゃないとついていけないと思う。
ワンダが魔女と母親に引き裂かれて、しあわせを手にできるのは母親のワンダだけ。魔女のワンダに救いはなかった。代わりに愛すんじゃダメなんだ。
ワンダが救われると良かったのになあ。アメリカチャベスに思い入れがないので、ワンダがしあわせになれるなら犠牲になってもいいじゃんって思った。どうせいっぱい死んでるし…。
ストーリーも複雑だし、情報量が多い!プロフェッサーX!カーターがキャプテンアメリカ?ゾンビ?ホラー?
音符で戦うところ面白かった。
3DIMAXで見たけど3DだとIMAX感がない。
音楽がダニーエルフマンだった。
marvelは時代へのシンクロと批評性がよかったのに、最近そこはすっぽり抜けちゃったかな?ストレンジの生き直しがキャンセルカルチャーへのアンサーにはなってそうだったけど。
女性ふたりが「両親」だった。初!ラテン系も初かな?それにしてもアメリカチャベスってすごい名前。反米のチャベス!(関係ないんだろうけど)
ホラー感たっぷりマルチバース
Disney+のドラマ、『ワンダヴィジョン』を観ていないとワンダの状況がわからないのは不親切ですね。観ていなくても想像でそれとなく補える範囲内かなとは思いますが…。
しかしマルチバースの概念が出てきて、今後更にキャラの境遇やストーリーが複雑化していきそうですし、その場で観ながら追っていくのは大変だろうと思います。関連のありそうな作品は予習しておくのが吉ですね。
『ホワット・イフ…?』も観ておくと小ネタが拾えます。作品自体もめちゃ面白かったので、今までのMCUを追ってきた方には是非観ていただきたいです…!
さて本題の本作についてですが、展開が早く情報も多く、かつ重めのストーリーなので入り込みすぎて疲れちゃいました。
サムライミ監督とのことで、ホラー的演出が随所に見られました。穴から手が出てくるところなんて身体ビクゥッてなりましたよ。
カメラワークや効果音の使い方も今までのシリーズとは違う、独特な印象を受けました。
『ドクター・ストレンジ』は映像が面白いですよね。魔術とマルチバースの表現の仕方が素晴らしかったです。もちろんアクションも見ていてワクワクする出来栄え。
イルミナティ…私がほぼ履修してない作品からの登場ではありましたが、MCU外のキャラが出るってのは凄いことなわけで。正直なところ、もっと活躍する姿を見たかったですが…。今後にも期待しちゃいますね!
616世界でのモルドがどうなっているのか気になりました。1作目のラストからして、今回出てくるものと思ってたのでちょっと残念でした。
他人に相談せずに1人で勝手に行動しちゃって問題起こすスティーヴン、結構好きです。他人を信用しないところが元々あるんですかね。
本作ではクリスティーンに悪霊から守ってもらうよう助けを求め、アメリカチャベスを信じたからいい結果に繋がったんだなと感じました。
音符を使ったバトルは唐突にも感じましたが、お洒落でしたね。その後のゾンビストレンジの使い方もとても好きでした。その姿のまま決着着いちゃうところも。
今まで犠牲となる者を見送ってきたスティーヴンだからこそ、アメリカチャベスの力を信じる選択をしたことに胸が熱くなりました。
しっかしもう、本作に限ったことじゃないですが、ワンダがひたすらに可哀想で…感情移入しちゃいました。終盤は本当に痛々しいほどで、観ていて苦しかったです。どうにか助けてあげて欲しい。
ウォンとの凸凹コンビはもちろん、クリスティーン、アメリカチャベスとスティーヴンの関係の描き方も良かったです。
終盤のセリフがどれも良いのよ…沁みました。
マルチバース展開には期待も不安もありますが、これからもMCUを追いかけていきたいと思える作品でした!
これから夢をみた時は、マルチバースでの出来事だ!と思って楽しもうと思います笑
次はソーの出番ですね。また2ヶ月後、楽しみが尽きません!
サム・ライミらしい映画
音楽とか見せ方は、監督らしさが凄く出てます。
スパイダーマンの時から悪癖かもしれないけど、中盤が1番面白くて、終盤ぶん投げなのはどうにかして欲しかった。
映画は面白かったです。
でもマルチバースって言う理由で、あれだけ暴れるならもう少し遊んで欲しかった。
全175件中、101~120件目を表示